2023卒の先輩がソニー技術系設計開発職の本選考で受けた1次面接の詳細です。自己PRや志望動機をはじめとする1次面接で聞かれた質問と実際の回答や、実施時期、面接時間、面接の雰囲気、評価されたと感じたポイントなどを公開しています。ぜひ、先輩の回答を選考対策に役立ててください。
※ 本ページに表示されるタイトルおよびHTML上のメタ情報には、生成AIが作成した文章が含まれます。
※ 参考になったボタンは、1度押すと変更できません。
2023卒ソニー株式会社のレポート
公開日:2022年4月20日
選考概要
- 年度
-
- 2023年度
- 結果
-
- 最終面接
- 職種名
-
- 技術系設計開発職
投稿者
選考フロー
選考情報
- OB・OG訪問
- 実施した
- リクルーター
- なし
選考時の新型コロナ感染症対策
選考・説明会は全てオンラインで実施した
1次面接 通過
- 実施時期
- 2022年03月 下旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 50分
- 面接官の肩書
- 技術系社員、おそらく課長クラス
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
会場到着から選考終了までの流れ
5分前に入室待機して時間になったら開始
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
ソニーに入社したい理由ではなく、ソニーで何がしたいか、ソニーのどの部分が、自分の夢を叶えるために必要なのか、ということをアピールすることが大切であると感じた。
面接の雰囲気
雰囲気は穏やかで、面接官の知的好奇心のままに、私の研究内容について興味津々で質問してくださった。緊張はあまりせず、普段の自分を見せることができた。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
1次面接で聞かれた質問と回答
将来のキャリアパスについてどう考えていますか。企画等も興味がありますか。
将来的には、企画の方にも挑戦したいと考えています。
まずファーストキャリアとしては技術者として一人前になり、技術的な視点を身につけたうえで、ステップアップする過程で、新製品の企画にも挑戦したいと考えています。
まず、エンジニアとして設計をメインに取り組み、その技術を身に着けたうえで、お客様とのサポートや共創するパートナーとして現地に赴きたいです。技術系の視点を持った企画者も重要だと考えているので。
深堀された。
Q 英語力はどうですか。英語が苦手だといったことはありますでしょうか。
A 全く問題ないです。幼いころから継続して英語力は研鑽してきました。留学経験も複数回あり、むしろ海外でも働きたいと考えています。
あなたの研究内容について、資料を用いて説明してください。
角膜内皮再生医療の実用化に向けた細胞移植用注射針の検討という研究を行っています。
背景、課題、目的、方法、結果、展望の順に、説明致します。
まず背景と致しまして、我々の研究対象である眼疾患は、加齢等により眼の中の細胞を失うことで発症し、図に示すように、角膜が白く濁り、視力が低下し失明に至る疾患です。
唯一の治療法として角膜移植が実施されていますが、ドナー不足のため、その代替手段の開発が求められています。
そこで、我々は以前新規治療法として、角膜では無く細胞そのものを患者の眼に移植することで、図に示すように、角膜が透明化し視力が回復する細胞移植法を開発しました。
既に臨床研究も実施し、安全で有効な治療法であることが示されています。
我々の最終目標は、この細胞移植法の実用化です。その流れについて図に示します。
まずドナー角膜から細胞を単離します。細胞を拡大培養することで数を増やし、細胞を出荷します。
最終的に、医療機関にて医師が注射器を用いて患者の眼の中に細胞を移植します。しかし、実用化するにあたり課題があります。
それは、細胞を眼内に移植する際に傷口から移植した細胞が漏れ出すことで、医師が行う移植手術の手技が煩雑化してしまうことです。
その原因は細胞移植用の注射針が太いことにあると着目しました。
患者の負担が小さく、かつ簡便な移植法の実現のため、細く、従来通りの細胞数を移植できる新規注射針の選定を目的としました。
その方法としては、図に示すように、細胞を培養して調製し、注射針を通して回収した細胞生存率を比較し、針に通した後の細胞を培養し、細胞形態を観察し、細胞密度を測定します。
この研究においての工夫点は、注射針の選定を行う前段階として、注射針の評価を行うための新規実験系を確立したことです。
その中で、細胞濃度のばらつきが20%あり、実験が成立しないという課題がありました。
私が行った取り組みとして、まず、細胞数を測定する際の希釈倍率を変更することで、遠心洗浄工程を削減でき、細胞の損失を減らしました。
また、実験中の注意点を実験ノートに記し、次回の実験計画時に改善点を意識して実験に取り組むことで粘り強く実験手技を磨きました。
これらの取り組みの結果から、ばらつきが5%以内となり実験系を確立することができ、注射針の評価を可能にしました。
続いて、確立した実験系を用いて4種類の注射針を評価しました。右に、針を通して回収した後に培養した細胞の観察結果について示します。
全ての針において、正常な六角形の細胞形態を示しました。画像の中に示す数字は細胞密度を示します。また、ここで細胞密度は、細胞の写真の中にある細胞数を手動で1つ1つ計測しています。結論と致しまして、細胞移植用注射針を評価するための新規実験系を確立し、
新規注射針を選定することで、細胞移植手術の簡便化と、細胞漏出を軽減しました。
今後の展望を示します。1つ目に、培養後の細胞形態や密度を定量的に評価できる手法が確立されていないことが課題です。そこで、現在、細胞画像から、深層学習を用いた、測定者の手技に因らない細胞密度測定方法の確立を目指しております。2つ目に、動物実験回数の削減を目指しております。現在、動物モデルを用いて細胞移植の治療効果を評価していますが、細胞漏出や接着の評価が困難である点が課題です。そのため、細胞接着等を再現し、評価するシミュレーションモデルの作製に取り組んでおります。
ソニー株式会社の他の1次面接詳細を見る
- 2026卒 ソニー株式会社 技術職 / システムインテグレーションコース の1次面接(2025/5/23公開)
- 2025卒 ソニー株式会社 設計エンジニア の1次面接(2024/7/5公開)
- 2024卒 ソニー株式会社 電気システムエンジニア の1次面接(2023/11/2公開)
- 2024卒 ソニー株式会社 ソフトウェアエンジニア の1次面接(2023/10/26公開)
- 2024卒 ソニー株式会社 セールスアンドマーケティング の1次面接(2023/9/4公開)
- 2024卒 ソニー株式会社 技術職 の1次面接(2023/8/16公開)
- 2024卒 ソニー株式会社 総合職/調達 の1次面接(2023/7/26公開)
- 2023卒 ソニー株式会社 プロダクトアンドサービスプランニング の1次面接(2023/5/30公開)
- 2023卒 ソニー株式会社 ソフトウェア設計【コンスーマーカメラ・スマートフォンカメラ・放送/業務用映像機器・メディカル】 の1次面接(2022/6/24公開)
- 2023卒 ソニー株式会社 技術職 の1次面接(2022/5/23公開)
商社・卸 (専門商社(電子・電気機器・OA機器))の他の1次面接詳細を見る
ソニーの 会社情報
| 会社名 | ソニー株式会社 |
|---|---|
| フリガナ | ソニー |
| 設立日 | 2021年4月 |
| 資本金 | 30億円 |
| 従業員数 | 8,000人 |
| 売上高 | 1兆3186億3500万円 |
| 決算月 | 3月 |
| 代表者 | 槙公雄 |
| 本社所在地 | 〒108-0075 東京都港区港南1丁目7番1号 |
| 電話番号 | 050-3809-4646 |
| URL | https://www.sony.co.jp/ |
| 採用URL | https://www.sony.com/ja/SonyInfo/Jobs/newgrads/ |
