【自己主導力×鋭い質問】【23卒】ソニーの技術職の1次面接詳細 体験記No.26401（非公開/男性）（2022/5/23公開）

なし

研究に対して、自分で考えて進めているかを重視していると思う。研究内容を説明したあと、それに対する質問が30分程度続いた。専門ではないが鋭い質問が飛んでくる。それに対し極力専門用語を使わずに説明した。
マッチング面談であったため、やりたいことを話すが、それも含めしっかり論理を組み立てて話した。

話しやすい雰囲気をつくっていただいた。技術系の方なので、論理的かどうかを見ていたと思うが、口調は優しかった。

なし

就活会議
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研究で困った点とそれに対してどう取り組んだか

私は実験の再現性を取ることに苦労しました。私の研究では、電極系を構築し、高電圧を印加する実験を行いますが、放電が発生した直後に絶縁破壊が発生することが頻発しました。狙っている結果は、絶縁破壊直前の状態であるため、破壊は発生しやすいですが、それにより、実験の試行回数が増えないために、再現性を取りづらい状態にありました。そこで、電圧の印加時間を放電が発生し始めてから絶縁破壊が起こるまでの時間よりも短く設定し、それを繰り返し印加することとしました。そうすることで、絶縁破壊は発生せず、放電は発生させることができるので、狙った結果の状態に近づけることができ、実験の試行回数も保持したまま実験が進められました。

研究と志望動機に対する深堀ばかりだったので、逆質問について書きます。 どういう価格、性能の製品を中心に開発していくのか？

考え方はいくつもある。高付加価値の商品を作るのも一つある。ハイエンドモデルには最新の技術が使われており、新技術を開発していくためにも重要である。そういったモデルはプロレベルの人は常に求めているのでその開発はずっと進んでいく。その技術をエントリーモデルやそれに近いモデルにも使われるように、コストダウンなど様々な方面から、技術の検討をさらに進める。まずは、高いものを作って、安く提供できるように改良するという考えはよくある。他にも、現在の流行に合わせた商品を開発し、新たな客層を開拓していくことも事業を大きくするためには必要。また、自社の事業は幅広い商品を扱っており、その技術を使って、商品のできることの幅を広げていくことも常に視野に入れて開発している。