【22卒】信越化学工業の冬インターン体験記（理系/プラントエンジニアリング）No.16795（豊橋技術科学大学大学院/男性）（2021/8/7公開）

グループワークを通して、5人ほどの学生と意見交換を行う機会があった。全員が発言をしており、終始良い雰囲気で行うことができた。

プラントエンジニアリング職についてある程度のイメージは持っていたが、今回の業務体験グループワークを行うことで、入社後の働き方や仕事の進め方、苦労などがよく理解できた。特に、機械系として、装置や設備の設計だけでなく法規対応や他部門との連携が欠かせないことが学べたため、良い経験となった。

プラントエンジニアリング職について大まかに理解しておくと、自身の想像と実際のギャップが小さくなるため、良いのではないかと感じる。

実際の業務に基づいたグループワークを経験したことで、本企業におけるプラントエンジニアリング職の働き方を明確にイメージできたことが大きな理由である。自身の専門性を活かすだけでなく、他部門との協力やその他業務をこなしていくことが重要であることが理解できた。

参加学生の中には、旧帝大や早稲田などの学生も多く、もともと採用数の多くないプラントエンジニアリング職にとって、本選考では非常に倍率が高くなると感じられたためである。また、推薦応募による選考を一般よりも早期に実施するため、推薦応募をしない私にとってはより倍率の高い狭き門であると感じられた。

この企業における、実際のプラントエンジニアリング職の仕事内容を詳しく知ることができたことが主な理由である。また、質疑応答を通じてプラントエンジニアリング職の苦労やそれに伴うやりがいなどを伺く中で、私も企業の一員として多くのことに従事したいと思うことができた。

参加したことによる懇談会や特別ルートなどは特にない印象であるが、インターンシップに参加することで、業務に対する理解が深まるため、結果として本選考に有利になると考えられる。

インターンシップに参加後の技術系社員や人事の方によるフォロー、懇親会などは特になく連絡などもなかった。

既に化学メーカーは志望業界の1つとして考えていた。これは、営業利益率が他業界と比較して比較的高く、安定性があると考えられたからである。そして、そのような化学メーカーの中でも、突出した営業利益率を誇っているのが本企業であるため、その働き方や事業内容などに大変興味を持っていた。インターンシップに参加することでそれらについて理解を深めようと考えた。

インターンシップに参加することで、本企業が少数精鋭であること、それに伴い、業務に対して個人の裁量が大きいという印象を受けた。特に、他の企業のプラントエンジニアリング職と比較した際に、それらはより顕著だと感じられた。仕事の多さやそれによる苦労はあるだろうが、自身の成長ややりがいに直結する仕事に従事できるのだと好印象を受けた。