21卒 本選考ES
総合職
21卒 | 北海道大学大学院 | 男性
-
Q.
興味を持ったところ(200)
-
A.
私は、貴社の面接で人をよく見てくれるところに一番惹かれました。今まで研究してきた炭素材料に関われる点や、プロセス開発から製造まで一貫して関われる点にも興味を持ちましたが、リクルーターの方から聞いた、貴社特有の面接をぜひ受けてみたいと思い応募いたしました。懇親会での社員の方々の雰囲気も良く、このような人たちの下で働きたいと感じました。そのため、ぜひ働く場所を見学させていただき、選考に進みたいです。 続きを読む
-
Q.
研究概要(400)
-
A.
私は、未利用資源の有効活用に向けた高効率プロセスの開発を行っています。 活性炭の原料として多く用いられるヤシ殻のうち、7割にあたるハスクと呼ばれる部分は残り3割に比べて比表面積が小さいため通常廃棄されます。そこで、未利用資源であるハスクを高表面積化することで、低価格な活性炭の原料としての活用を最終目標にしました。高表面積化の方法としてガス賦活がよく用いられますが、高温下で行う必要があるため、一般的な加熱方式では原料以上にコストがかかるという問題があります。そこで、迅速かつ均一に加熱することが可能なマイクロ波加熱を用いました。空隙率が高く、かさ密度が小さい試料はマイクロ波加熱を効率的に行うことが可能であると報告されており、本研究の特色は、前述の相関から着想を得て、繊維状であるハスクに対してマイクロ波加熱を用いた効率的な高表面積化を検討している点です。 続きを読む
-
Q.
学生時代に力を入れたこと(400)
-
A.
私は学生時代、アルバイトと学業の両立に尽力しました。北海道大学では総合入試と呼ばれる制度を導入していて、1年次の成績で2年以降の学部や学科が、2.3年次の成績で研究室が決まります。私が所属していた応用化学コースは当時工学部の中で1番入るのが難しい学科であったため、高い成績が必要でした。しかし、家庭の経済状況からアルバイトをして生活費を稼ぐ必要があったため、課題や授業の復習を行う時間を考えると、アルバイトと学業の両立は困難でした。そこで、学業に支障が出ないよう深夜にアルバイトをすることで解決できるのではないかと考えました。その結果、睡眠時間は少なくなったものの少しずつ慣れていき、徐々に両立が可能となり、今では第1志望の学科・研究室で研究生活が行えるようになりました。この生活はほかの人には真似できないと自負していて、この経験はこの先の過酷な状況を乗り越える際に生きてくると考えています。 続きを読む
-
Q.
性格・特徴・自覚している理由(400)
-
A.
私は、新しい物事に取り組むことが好きです。それは、未解明な物事を徐々に解明していく謎解きのようなことが昔から好きだからだと思います。それもあって、当研究室で多く用いられているカーボンゲルや共同研究先から勧められたピッチ由来炭素繊維を研究しつつも、あまり研究の進んでいないハスクと呼ばれるバイオマスを主に研究しました。ハスクは未解明な試料なので、1から研究する必要があり、多くの時間がかかりました。しかし、徐々に解明していく楽しみから私にとっては苦ではなく、好奇心をもって取り組むことで、今では学会で発表できるまでのデータを出すことができました。このように、謎解き感覚で楽しみながら新しいことに取り組むことができるため、企業で働く際には活かせるスキルになると考えています。なので、既存事業に固執せず、新規事業にチャレンジしていく企業で、周りと協力して謎解きしながら働きたいです。 続きを読む