18卒 本選考ES
研究職
18卒 | 九州大学大学院 | 男性
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Q.
■研究概要
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A.
私は燃料電池の低価格化と発電効率向上を目指し、電荷移動錯体(CT)を電解質膜に形成させることで、従来の電解質膜設計とは全く異なる新たな電解質膜の作製を行っています。CT錯体を膜に形成させる意義は、1)CT錯体を物理的な架橋点として作用させること、2)CT錯体を利用した超分子構造の構築により膜内の構造を分子レベルでコントロールできることが挙げられます。本研究に、 主鎖型と側鎖型のプロトン伝導性高分子による二種類の電荷移動錯体ブレンド膜(CT 膜)を作製しました。主鎖型CT膜は強度を従来の約4.3倍向上させることに成功し、ガス透過性を抑制する事ができました。側鎖型CT膜には高分子のスルホン酸が自動的に集積し分子レベルのプロトン経路を形成し、より低抵抗を示すことが可能になります。これらの研究に基づき、今後はコストがコントロールすることで低抵抗かつ十分な機械強度を持つ高分子電解質膜の開発を行っております。 続きを読む
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Q.
スキル(合成、解析、分析、語学、PC)
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A.
私は研究課題に応じて、様々なポリマーを設計、合成しました。例えば、ポリスルホン、ポリイミドの重縮合、エポキシ樹脂の開環重合, ポリスチレンのラジカル重合を経験したことが有ります。またモノマーの合成やポリマーの機能化のため、ウイリアムソン縮合, 光延反応、様々な酸化反応、ノルマルブチルリチウムのような有機金属試薬などの有機合成も経験しました。XRD,UV,FTIR,NMR,SEM,TEM,Tg/DSCなどの解析法と機械的強度、含水率、電気化学のプロトン伝導度などの分析法、燃料電池セルを組み立て、発電実験のスキルも身につけました。 続きを読む
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Q.
学生時代に力を入れて取り組んだ学業(研究室・ゼミテーマは除く)
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A.
私は高校生時代から、製品を支える物質に関わる化学に関心があり、大学入学センターの化学試験に深セン市の8位を取りました。大学院の時代にも学会によく参加し、ポスター賞を3回受賞しました。また、チャレンジ精神で、Perstorp Co. Ltd. Open Innovation Competition (Sweden)や山口大学面白いプロジェクトなどに参加し、受賞しました。 続きを読む
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Q.
学生時代に学業以外に取り組んだこと(インターシップ、ボランティア、部・サークル活動、アルバイト、その他)
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A.
私は学生時代に山口大学の留学生学友会の会長を担当し、1年間に自ら提案した2つイベントも含んで14回のイベントを取りまとめました。その経験から、交流と協働の重要さを分かり、実践してきています。また、サイクリング同好会に参加し、九州一回りのサイクリングイベントなども参加し、リラックスと体力づくりもしています。さらに、日本の文化を深く理解するため、回転すし店にアルバイトをして寿司の作製を学んだり、干潟クリーンなどボランティア活動に積極的に参加したり、してきました。 続きを読む
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Q.
志望動機
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A.
私が貴社を志望する理由は3つあります。1つ目は、私は世の中に魅力的な製品を作りたいと考えて、貴社の有機ELディスプレイ用青色発光材料、リチウムイオン電池材料などの機能性材料で様々な社会で役立つ製品を生み出せると考えました。私が機能性材料に関心があり、今後御社の柱へと成長する事業に私自身が関与できればいいと考えています。2つ目は、貴社に技術総合職で研究から製造、技術運営まで幅広く経験でき、貴社の成長に伴い自分の成長もなれると考えています。3つ目は、貴社が環境問題への意識の高さや責任感が強いことを感じました。このような会社の優秀な方々の中でもまれながら、私の夢である世の中に魅力的な製品を作ることが実現できると思います。このような理由で、貴社を応募いたします。 続きを読む
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Q.
自己PR(長所、趣味、特技など)
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A.
私は大変好奇心が強く、新しいことに取り組むことにやりがいを感じます。最終的に困難を乗り越え自分のアイデアが実現できた時の満足感が私の情熱の源です。この満足感を目指し行動するので、失敗を恐れず粘り強く挑戦し続けることができます。また、私は留学生学友会会長として様々な企画を運営してきました。この経験を通して国際交流を円滑に進めるためには、多様な価値観を理解し多くの人と協調して物事にあたることがとても重要である事を強く理解しました。 私の趣味は読書と旅行などが挙げられます。読書は中学生時代から持続してきており、自分の精神世界をタフに訓練しました。また、旅行が好きで、5つ国に行ったことがあり、特に日本国内旅行が多いです。富士山登り、ダイビングなどのチャレンジすることにも楽しんでいます。 続きを読む
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Q.
JNCで関わりたい、やってみたいテーマや職種
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A.
私は有機ELディスプレイ用青色発光材料、リチウムイオン電池材料などの機能性材料に関心が持っています。今までの研究経験から、官能基や構造を変えたりすることで、物性が大きく変化し、目標の機能へ近づけることができることの面白さを感じます。こういった機能の変化を通じで、今後も続けていきたいと考えています。将来自分の研究に携わった材料を世界中の人の目に触れさせたいと考えます。 私は革新的な技術で、世界のどの企業よりも早く成長分野でリードできるようなグローバルな視点で研究プロジェクトを運営できる企業研究者になりたいと考えています。この目標を達するため、研究職からスタートして実際に研究プロジェクトを動かし、さらに製造部門やマーケット部門の職から市場動向、将来性のある研究分野を敏感に察知し、取り組むことができる能力を獲得したいです。最後に、プロジェクトのリーダーに担当できるようになりたいです。 続きを読む
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Q.
その他特特記事項
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A.
飛び級:小学校5年生を飛び級し、小学校6年生に編入 卒業論文優秀賞:“Best Thesis Award” as bachelor, Beijing University of chemical and technology, 続きを読む