【製品と未来を創る】【23卒】日本製鉄の夏インターン体験記（文系/理系向けプログラム インターンシップ）No.29076（非公開/女性）（2022/7/25公開）

自分の就職活動の軸が生活の根底を支える製品を作っているメーカーだったため、日本製鉄の事業内容は軸に合っていると感じたため。日本製鉄は粗鋼生産量において日本国内最大手で、規模の大きさ、事業の幅広さに興味を持った。

ユニスタイルやワンキャリアなど、就活サイトで実際に通過した先輩方のエントリーシートを参考に、自分の言葉で語ることを意識した。

選考はエントリーシートとWEBテストのみだったので、ガクチカや自己PRの内容は重視されていると思う。

工場投資事業の立案に関するグループワーク

マイページに資料が送られてくるので、その資料を参考に投資立案を行う。

それぞれ異なる地域の選択肢の中から、どの基準で、どの国への投資を決定するかという市場調査の考え方や投資先を決定する過程を学ぶことができた。また、日本製鉄は多くの優れた製品を製造しており、それらの製品の特長や製造に係るコストや期間といった製品知識も得ることが出来た。

工場投資事業の立案

1日目にやったこと

まず最初に日本製鉄の事業内容を伺った。その後、５、６人で１組のグループに分かれ、グループワークを行う。グループワークは、最初に１人ずつ見れる資料を決めて各々で情報を整理し、その内容をグループ内で発表して議論を深めていくといった進め方だった。

2日目にやったこと

２日目は前日のグループワークの続きを行った。最後に発表があったので、その発表の練習や質問されても良いように細かいところを詰めて議論していった。発表の後には解説を行っていただいた。

人事

優劣は付かなかった

グループワークは、自分のグループは社員の方に基本ずっと見られていたと思う。本当は社員の方は決まった時間毎にグループを回って質問に答えるようになっていたのだが、自分のグループは１グループだったのでずっと社員の方が待機している状態だった。

日本製鉄のグループワークは資料が多かったので、皆で同じ作業を行う時間が無く、グループのメンバーが同時進行で各々決められた範囲の資料を纏めて考察を発表する、といった形式が多かった。そのため、各々の能力が如実に分かる。皆さん優秀な方だったため、自分も発表する時は緊張した。

インターンシップが９月だったため、既にグループワーク慣れしているような学生も何人か居た。

インターンシップの最後には社員の方との座談会が開催され、人事や営業だけではなく経理の方など様々な職種の方から話を伺うことができ、日本製鉄の魅力を多様な方面から知ることが出来た。また、投資ワークを行ったことで日本製鉄の事業の規模感を実感することができた。

日本製鉄の製品は一般消費者向けでなく、名前も聞いたことがないような製品も多かったので、きちんと社員の方がワークの前に質問して下さるので事前知識は必要なかった。ただ、海外の鉄鋼に関する政策や政府の規制といったリアルタイムの情報を持っている人は議論で役に立つことが出来る。

投資立案のワークが面白かったというのもあるが、自分は座談会が有意義な時間になったと思う。様々な立場の様々な場所で仕事している社員の方のお話を伺うことができ、仕事内容だけではなく実際の働き方や職場の雰囲気も少し感じ取ることができ、自分に合っていると感じた。

学歴も中身も優秀な学生が多いと感じた。インターンシップに参加して、何故自分は選考を通過できたのだろうと思っていた。また、インターンシップは約70人と人数が多く、夏にも冬にも複数回開催されているので、かなりの人気企業で本選考も難易度が高いと思う。

社員の方の印象は、落ち着いた真面目な方が多いが、胸の奥に熱い思いを秘めている印象だった。日本製鉄はやはりインフラにも携わる企業のため、人の役に立ちたいという思いを持っている方が多いと思う。ただ、素敵な雰囲気の企業だったが、転勤が多そうなことと勤務地が日本全国な所が少し気になった。

自分はグループワークの様子をしっかり見られていたと感じたので、優秀な学生には特別な案内があったかもしれない。また、なかったとしてもインターンシップに参加することによって日本製鉄の魅力を自分の言葉で語れるようになれるので、志望動機語る時には有利だと思う。

インターンシップに参加する前は、敢えて業界を絞っていなかった。ただ、自分の中ではモノづくりを通じて生活の根底を支える仕事、日本だけではなく世界にも価値を届けられる仕事に興味をもっていたこともあり、メーカー、その中でもBtoBの機械メーカーや素材メーカーに魅力を感じていた。また、他の業界では上記の軸を満たす建設業界の説明会にも参加していた。

自分はインターンシップに参加する前はお堅いイメージが強かったが、実際にはもちろん真面目で誠実ではあるけれども、社員同士で仲がよさそうだったり和気藹々としているような印象に変わった。また、鉄鋼業界で最大手というだけあって、やはり世の中に与えることができる影響の大きさ、仕事の規模感といったところに大きな魅力を感じ、志望度は上がった。