22卒 本選考ES
品質管理職
22卒 | 山形大学 | 女性
-
Q.
エスビー食品のどこに魅力をかんじたか。
-
A.
スパイスへの熱い姿勢を持ちながら、30年以上「おいしさ」「品質」、「コスト」を追い求め、新たな価値を生み出し続けているとこ。 続きを読む
-
Q.
研究テーマ
-
A.
「Aspergillus oryzae由来エステラーゼLipO16の機能解析およびAoEst3の発現系構築」 続きを読む
-
Q.
上記の研究内容を勉強しようとおもった理由
-
A.
本テーマで扱うLipO16は麹菌の生産するリパーゼとして報告されており、食品を始めとした様々な産業に利用できる有用酵素となる可能性があります。しかし、その機能性については解明されていない部分が多々あります。そこで、LipO16の機能性解析を行う本研究テーマを選びました。 続きを読む
-
Q.
内容
-
A.
私の所属する研究室では酵素の高度利用を目標として、麹菌由来有用酵素の探索、構造・機能解析およびその利用に関する研究を行っています。その中で私は、麹菌Aspergillus oryzeが持つ、リパーゼであるLipO16を主な対象に研究を進めています。 リパーゼは、カルボン酸エステル結合に作用する加水分解酵素の一部です。トリグリセリドをジグリセリド、モノグリセリド脂肪酸およびグリセロールに加水分解する生理学的役割を持ちます。これらの酵素は、カビや細菌だけでなく動植物全体に広くみられますが、中でも微生物起源のリパーゼは、微生物の培養条件を人為的に操作し、生産性を高めることが、動植物よりも容易であることから様々な産業への応用がなされています。 LipO16は麹菌の産生するリパーゼとして報告されていますが、最適pHや最適温度および熱安定性などの機能性については未知なので機能解析を行っていきます。方法は、PCRで遺伝子LipO16を増幅し、大腸菌を用いてプラスミドを増幅します。その後LipO16プラスミド制限酵素処理を行い、プラスミドを直鎖状にします。直鎖状にしたプラスミドを、エタノール沈殿により濃縮します。濃縮後、酵母にプラスミドを導入し、異種発現させ、培養します。培養液を各種HPLCで生成し、酵母LipO16獲得後、各種機能解析を行います。現在、酵母にプラスミドを導入し、異種発現後、培養した段階まで進んでおり、今後、機能解析として、最適温度、最適pH、熱安定性等を測定する予定です。 続きを読む