
24卒 本選考ES
技術系総合職
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Q.
研究概要
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A.
エネルギー問題解決策の1つに、熱エネルギーと電気エネルギーを相互に変換できる熱電変換材料があります。私は現在、熱電変換材料の中でも、特にゼーベック効果を利用した発電の熱電素子として、優れた特性を多く有する単層カーボンナノチューブ(SWNT)を応用する研究を行っています。本研究では、熱電特性の向上を目指してSWNT紡績糸に対して真空下での通電加熱と化学ドーピングを行いました。結果として、SWNT紡績糸の通電加熱によるゼーベック係数の向上、化学ドーピングによるn型半導体化を行い、これらの変化に伴うSWNT紡績糸の構造変化を解析しました。さらにSWNT薄膜を作成し、SWNT紡績糸と比較することで形状による変化も検討しています。 続きを読む
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Q.
研究テーマでオリジナリティを発揮した点、画期的な点など特に主張したい点を3つ
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A.
①通電加熱によって、SWNT紡績糸のゼーベック係数を約〇〇倍に向上させた。 ②ラマン分光法の構造変化解析からSWNT紡績糸内の〇〇〇を観測した。 ③通電加熱がSWNTの〇〇〇の新たな手法となる可能性を示した。 続きを読む
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Q.
学生時代に最も打ち込んだこと
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A.
私は、大学院生として研究と学会への参加に尽力しました。次世代社会へ向けた機能性材料の開発を目標に、日々試行錯誤を繰り返しながら研究に努めています。さらに、研究と並行して学会へも積極的に参加し、国内外合わせて計6度の発表を行いました。学会への参加は、自分の研究内容を再検討し、新たな課題を発見する機会を与え、他分野の研究者の方との議論や発表を聴講することで、知見を広げ、新たな発想を得ることができています。そして、学会参加から得られた課題や発想は、研究へ落とし込むことで更なる成果の向上に貢献しています。これらの経験から、過去を振り返り、現状を把握することが、問題点の発見と今後の方針決定に重要であることを学びました。また、以前は一人で考え込むことが多かった私にとって、自分の視点だけでなく、他者視点からの意見を取り入れる大切さを知りました。 続きを読む
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Q.
東レというフィールドで成し遂げたいこと
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A.
貴社において炭素複合材料事業に携わり、新たな価値の創造に挑戦し続けたいです。私は、カーボンナノチューブの研究を行い、様々な文献や学会での発表を目する中で、炭素材料の優れた特性と将来性に魅了され、炭素材料こそ今後の社会に大きな変化をもたらす可能性を秘めた素材だと感じました。そのような炭素材料の可能性を引き出し、航空宇宙や産業など幅広い領域で製品を提供することで社会を支える、貴社の炭素複合材料事業に携わりたいと考えました。さらに私は、成果が出なかった方法を糧にして、試行錯誤を繰り返すことで研究成果の向上に努めた結果、新たな手法の可能性を見出せたと確信しています。この経験から、貴社の「深は新なり」というキーワードに強く共感し、このような考えを持つ貴社の一員として、炭素材料の新たな価値の創造に挑戦し、追求することで、社会へ変化を与えられるような材料開発を行いたいです。さらに私は、研究を行う中で、通電加熱が単層カーボンナノチューブの金属-半導体分離の新たな手法となる可能性を見出しました。これは失敗を糧として、試行錯誤を繰り返し研究に真摯に取り組んだ結果だと考えます。 続きを読む