22卒 本選考ES
技術系総合職
22卒 | 大阪大学大学院 | 男性
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Q.
研究テーマの概要(300文字以内)
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A.
ノロウィルスワクチンの生産者と医療従事者、双方の負担を減らすことを目的に研究を行なっています。ヒトに感染するノロウィルスは、2種類存在します。しかしそれぞれに対するワクチンは生産や保存条件が異なり扱いが困難であるのが実情です。そこで私は、保存中などにワクチンを構成する各タンパク質が入れ替わるスクランブリングという現象について実証しようと思いました。タンパク質の新粒子が生成されれば、ワクチンとしての有効性を広げることが可能となり、生産者やワクチンを取り扱う医療従事者の負担を減らしていくことを最終目標としています。 続きを読む
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Q.
研究において、オリジナリティを発揮した点を3つ述べよ(40文字ずつ)
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A.
①周りの修士とは違い、自分で研究テーマを作成しました ②熱力学という、生物学とは異なる分野から案を応用しました ③ワクチンの安全性ガイドラインまで目を通し、テーマ設定のために徹底して努力しました 続きを読む
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Q.
学生時代に最も力を入れて取り組んだこと(400文字以内)
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A.
私は修士では「新しいことを考え、実行する力」を身につけるため、研究室では未開拓であるノロウィルスワクチンのテーマ作りに力を尽くしました。しかし4ヶ月間、提案し続けたテーマが認められず、その原因を洗い出しました。そして博士の先輩や助教授に研究発案のコツを伺った結果、「ノロウィルスワクチンで取り組まれていない新規性」と「産業応用性」を関連づけられていなかったことに気づきました。そこで私は新規性を研究することで、患者さんや生産者の立場になった場合にどのように役立つのかまで考えるようにしました。さらにワクチンの安全性管理のガイドラインなど、周りの修士が考えないことまで徹底的に調べ抜き、研究テーマ設定に活かすように心がけました。この経験で、私は「世の中のニーズ」を見つけ、それに応えるといった、会社で最も重要なアプローチを心がけるようになりました。 続きを読む
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Q.
東レで成し遂げたいこと(400文字以内)
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A.
修士で培った医薬品の品質改善のアプローチを導入し、より安全な商品の提供に貢献したいと考えています。現在、社会では医療関連のニーズが高まっており、貴社は様々な専門分野の知識をかけ合わせ、幅広い視点を用いて医薬品を開発しています。しかし、ライフサイエンス事業のプレゼンスは他事業と比較して高くなくありません。その理由は医薬品を利用する患者様の安全面を考慮しなければならないことだと考えています。そこで、私は日本では数少ない、医療用医薬品の安定性評価に取り組んでいる研究室で得た経験を基に、医薬品、および医薬品中間体の安全性評価の質の向上に務めたいと考えています。そして、私はこのアプローチを最大限に利用し、既存および新しく開発された医薬品の品質改善に役立てたいと考えています。この取り組みにより、お客様からの信頼性を高め、収益の増加に貢献していきたいと考えています。 続きを読む