21卒 本選考ES
技術職
21卒 | 千葉大学大学院 | 女性
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Q.
志望動機
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A.
私は「化学の力で人の役に立つ商品を創りたい」という思いから、化学メーカーに興味があります。貴社は化学製品を通じて川上から川下まで網羅しており、社会に広く貢献できると考えました。特に以下の2点に魅力を感じています。1つ目は「グローバルな事業展開」です。貴社は国内外問わずシェアを拡大しており、世界に通用するその確かな技術力を学び成長したいと考えました。2つ目は「スピード感のある製品開発」です。例えば、貴社は自社圃場を利用し農薬開発を行っています。自分が関わった製品の効果が目に見えやすく、迅速な開発ができる環境に魅力を感じました。以上の2点から、貴社で研究開発者として働きたいと考え志望致しました。 続きを読む
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Q.
研究活動を進めるまたは学業に打ち込むうえで意識していることと、その理由
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A.
私が研究活動で意識していることは、「柔軟な視点を持つこと」です。私の専攻している有機合成の分野では、目的物質を合成する方法が一つとは限らないためです。ある方法が失敗しても、まだ別の方法があります。成功しても、より良い方法があるかもしれません。このように正解が一つではないことが有機合成の魅力です。私は柔軟な思考を忘れず、時には細部にこだわり、時には全体を俯瞰することで問題点を考えながら、粘り強く研究に取り組んでいます。また、「研究成果の将来性」も意識しています。研究結果が世の役に立つことを想像し、モチベーションに繋げるためです。これにより、私は必ず成果を挙げるという強い思いを胸に実験しています。 続きを読む
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Q.
研究・学業以外で力を入れたこと
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A.
修士1年の冬に挑戦した1か月のドイツ留学です。私は留学の目的として「語学力の向上」、「世界の研究者との交流」、「異文化の体感」の3つを軸とし、自分で計画を立て、留学に臨みました。現地では、共同研究先のディスカッションへの参加や自分の研究室にはない最新機器を用いた実験に挑戦しました。同じ分野で活躍する研究者との交流は、私にとって良い刺激でした。また、毎日のように研究室のメンバーと昼には学食、夜にはバーに行き、積極的なコミュニケーションと現地の食事を楽しみました。この経験を通して、ドイツと日本の違いや自身の日本への認識不足を実感しました。私は今後も様々なことに挑戦し、視野を広げたいと考えています。 続きを読む
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Q.
大学生活の中で嬉しかったこと
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A.
大学生活の中で一番嬉しかったことは、4年間勤務したドーナツ屋のアルバイトでチーム一丸となって売上増加を達成し、顧客総合満足度全国2位を頂いたことです。私は時間帯責任者として店舗の売上増加施策を考え実行しました。まず店舗の売上が落ちている原因を分析したところ、「スタッフの士気が低いこと」、「客数の割に客単価が低いこと」の2つが大きな問題点として挙げられました。1つ目に対しては月に一度全員を集めてミーティングする機会を設け、積極的なコミュニケーションを通して個人目標の設定や集団目標の共有など目的意識を持たせました。また、1日の予算を1時間ごとに割り振った表を作成し、交代で記入することで、常に予算達成率を意識させるようにしました。2つ目に対しては、魅力的な商品PRを目標に売上の高い店舗に出向き、接客や店内環境を調査しました。それを基に独自のPOPや接客を考え続けました。結果として、半年後には店舗の予算達成日を2倍に増やし、顧客総合満足度全国2位を頂くことができました。チームで目標を達成した時の達成感は忘れられません。この経験から、物事に多角的に取り組む力やチームワーク力の大切さを学びました。 続きを読む
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Q.
これまで経験した挫折・失敗とその克服
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A.
私の挫折した経験は、「大学での研究活動」です。私にとってそれまでの人生における「壁」は、受験や定期試験、資格取得などでした。これらは全てある程度対策法が決まっており、やればやっただけ結果に繋がるものでした。しかし、研究活動はまるで違いました。先輩の卒業により本格的に研究を始めた四年次から自分一人で実験する必要があり、正攻法がない課題に初めて直面した私は途方に暮れました。さらに、同期は順調に成果を挙げており、焦りと不安に駆られました。私はまず、経験不足を補うためにも知識が必要と考え、インプットとアウトプットを意識し勉強しました。具体的には教科書や文献、先輩の実験ノート等を読み漁り知識を吸収し、それを基に自分なりに仮説を立て、周囲と積極的に相談しながら研究に取り組みました。卒論発表では一つでも多くの成果を出そうと前日まで粘りました。諦めずに実験した結果、教授に「ここまで進むと思わなかった」と褒めて頂け、発表することができました。この経験から、決して諦めずに試行錯誤を続ける大切さを学び、現在では、「柔軟な視点」と「粘り強さ」を持って楽しみながら研究に取り組めるようになりました。 続きを読む
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Q.
アピールポイント(強み)
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A.
私の強みは、「粘り強さ」と「チャレンジ精神」です。「物事に対し決して諦めない信念」と、「未知の事柄に挑戦するワクワクした気持ち」を原動力に、学生時代は研究・アルバイト・留学などに取り組んできました。貴社でもこの強みを活かし、周囲と切磋琢磨しながら、積極的に知識を深めていきたいです。将来は世界中で使ってもらえる製品を開発し、その道のプロフェッショナルと言われるような研究者になることが目標です。 続きを読む
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Q.
最近印象に残ったニュース2つとその感想
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A.
1つ目は、「中国でインフルエンザ治療薬アビガンの新型コロナウイルスに対する治療効果が認められた」というニュースです。新型コロナウイルスは世界中で猛威を振るっており、今最も注目して報道を見ています。「アビガン」は富士フイルム富山化学が創出した薬です。日本の製薬会社が開発した抗ウイルス薬が、特効薬の未だ存在しない新型コロナウイルスに効果を示したことは嬉しく、明るい気持ちになりました。日本でも現在治験が行われているので、結果が気になっています。2つ目は、「電子レンジ対応の紙カップが開発された」というニュースです。大日本印刷株式会社が電子レンジで調理でき、そのまま食器として使用し廃棄できる紙カップを開発しました。コンビニ弁当の容器などをこの紙カップに切り替えることで、プラスチック使用量を減らすことができます。私もこのように、性能を維持向上しつつも地球環境に優しい製品開発を行いたいと感じました。 続きを読む