18卒 本選考ES
営業部門 MR職(医薬情報担当者)
18卒 | 横浜市立大学大学院 | 男性
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Q.
現在の日本の医療における問題点を挙げ、それに対しアステラスは製薬企業としてどんなことができるでしょうか?あなたの意見・考えをまとめてください
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A.
私が考える現代医療における最も大きな問題点としては高齢化に伴う社会保障費の増大により世界に誇る高水準の医療の日本の隅々まで行き届かせることができるかということにあるということです。2015年のデータでは社会保障費全体で110兆円であり、およそ10年後には1.5倍になるという試算がなされています。しかしながらそれを支える年齢層の人口減少により財源確保が難しく今後の大きな課題とされています。 そこで私は貴社がこのような問題にどのように貢献していくかについては次のように考えています。まず初めに大きな枠として多くの選択肢かつ高水準の医療を提供することで効率的で無駄のない治療法の提供をすることです。研究部門としては新たな新薬の開発により多くの選択肢を患者様に提供することができると考えます。そして開発された新薬を上市させるまでの迅速化を開発部門で進める必要があると思います。 しかしながら、私が最も重要と考えていることがMR職の方の働きです。薬の情報を医師に提供する力がなければ薬が波及することなく、患者様にR&Dの薬にかける熱意や選択肢を増やすことができず、医療に貢献したとは言えません。MR職の方が自らがただの営業職ではなく、医療の一端を大きく担っているという強い意識を感じて従事することが必要になっていると思います。 また、近年注目されているチーム医療の考え方に製薬企業もその一員として積極的に関与し患者様一人一人にあったお薬の提案を通じてその一端を担う必要があると考えます。現場だけでなく、お薬を提供する立場からしか見えないことが必ずあると思います。 このように多くの選択肢かつ高水準の医療を提供することで効率的で無駄のない治療法の提供をすることにより、社会保障の問題をジェネリック薬品とは別の切り口で解決に迫ることができると考えます。 続きを読む