【金融業界の探究者】【20卒】三井住友信託銀行の冬インターン体験記（文系/総合職）No.6955（京都大学/男性）（2019/7/19公開）

金融業界に興味があったので、その中の信託銀行の理解を深めたいと思ったことが一番の動機。銀行と信託銀行の違い、また信託銀行ならではの強みといったものを勉強したいと思って応募した。信託銀行への理解だけでなく、三井住友銀行への理解も深めることができればいいと思うっていた。

ESを書くために少しだけ信託銀行について調べたが特にこれをしたというものはない。ESの内容もガクチカだったので他のESを使いまわして使用した。

会社概要説明、総合コンサルティングワーク、ホールセールワーク

1日目にやったこと

午前中にリテール業務の説明と、リテール営業ワークをした。個人向けの提案をするというもの。午後はホールセール業務説明とホールセールワーク。ある会社を想定し、ソリューション提供の提案をするというもの。

営業の社員の方

なし

ワークの解説の時間があったこと。どのように考えるべきなのか、ということをレジュメを作成して解説してくださったことが印象的だった。プロの考え方のプロセスや方法をワークのすぐ後に聞くことができて、非常に勉強になった。

3daysでする内容のワークを1dayは２時間で行うので時間が圧倒的に足りなかった。内容も難しく一人では理解することが困難だったので班のメンバーと確認しながらの作業だった。しかしながら完成度はともかく時間がないことはわかっていたので密度の濃い議論ができたと思う。

信託銀行の業務内容の理解が圧倒的に深まった。信託銀行はコンサルに近い仕事で、幅広い事業領域を持っていること、銀行と信託銀行ではお金の稼ぎ方が違うといった初歩的な知識や、実際の業務を体験することができたことで実践的な経験を身につけられた。金融業界の中での違いを体感できたことが一番良かった。

基礎的な考え方のフレームワークといったものを知っておけば良かったと感じる。グループワークの時間は短いので、その短い時間の中でより濃い議論ができると思う。

大きな会社の事業内容を知れただけではなく、実際にどのような業務をしているのかということにインターンの中で時間をかけて体験することができた。どのような依頼を受け、どのよううな仕事をしているのかということを肌で感じることができたので、自分が実際に働くイメージを掴みやすかった。

インターン参加者には限定の座談会が案内され、リクルーターも比較的つきやすくなると感じた。またそのようなイベントに参加して志望度を示すといいことがあると人事の方もおっしゃっていたので、参加することによりかなり有利に働くと思う。金融業界を受ける人は他の金融機関も併願しているのでその中で志望度を示せればかなり良いと思う。

志望度が上がった理由は、信託銀行は金融機関の中で最も幅広い経験ができると感じたから。人生のキャリアの中で幅広い経験をすることで活かせると思った。また三井住友信託銀行は他の信託銀行と違いグループのトップ企業が三井住友信託銀行のため、比較的自由に信託銀行独自のソリューション提供が可能だと感じた。

インターンの最後に、参加者限定の座談会が案内された。そしてその際、人事の方がイベントに参加すればいいことがあるよ、と明言されていたので志望度を示す機会であり必ず有利に働くと思う。

個人の力で勝負できる業界かつ組織力の高い日系の大企業が良かったので、志望業界は総合商社と金融業界だった。金融業界と言っても証券会社や普通銀行は仕事内容等の理由から志望企業の候補から外しており、三井住友信託銀行のインターン参加前は損保の東京海上日動だけ本選考を受験しようと決めていた。理由は人の良さが圧倒的だったからである。

本選考で受ける企業をできるだけ絞りたいと思っていたので、正直な所信託銀行を受験するという選択肢をなくしたい気持ちを持ってインターンに参加した。しかし実際に参加した後、その業務の幅広さや、将来のキャリア選択が広がるといった点で三井住友信託銀行に魅力を感じた。結果的に自分が本選考で受験したい企業の候補の一つとなった。