18卒 インターンES
総合職
18卒 | 東京工業大学大学院 | 男性
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Q.
大学での研究テーマ名
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A.
液体膜によるエタノール蒸気透過、PV分離 続きを読む
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Q.
研究テーマの説明を記載(400字以内)
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A.
液体膜を用いた水とエタノールの分離について研究を行っている。一般的に、これらの分離には物質の沸点の違いを利用した蒸留と呼ばれる手法が用いられている。しかし、蒸留は熱を加えて液体を蒸発させるためエネルギー消費が多い。またエタノールが一定以上の割合になると、それ以上は蒸留では分離が出来なくなる。それに対して液体膜を用いた膜分離では、液体膜に溶ける比率で分離が決まる。そして、膜に溶けたエタノールを真空引きすることで分離を行うことができる。だから熱を必要とせず、比較的省エネルギーで分離操作を行うことができる。そのような観点から、液体膜は蒸留に比べて優れた分離手法だと言える。問題点としては、液体膜の作成法が最適化されておらず、また実用上の耐久性も十分でない。そこで現在は膜モジュールと呼ばれる、一連の実験装置を組み立てている。その後に膜の材質や作成法を検討して実験を行い、その結果を解析する予定である。 続きを読む
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Q.
企業、テーマを選択した理由は?どんな知識・スキルが役立つと思うか(400字以内)
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A.
貴社を選択した理由は、変化を恐れない社風があると考えているからだ。もともと写真フイルムの会社だったにもかかわらず、現在では素材、化粧、医薬などのさまざまな分野に進出している。その点で、変化の激しい世の中でも存在感を示しているのではないかと考え、志望した。そして、テーマを選択した理由は、学部・修士での勉強や研究が最も生かせるからだ。学部では応用化学に所属して、分析化学関連の研究を行っていた。そこでは、濡れ性についての評価を行っていた。具体的には、温度応答性またはpH応答性素材の接触角の依存性についての研究に携わっていたため、テーマを生かせると考えている。また、大学院では製造に必要な学問である化学工学を学びたいと考えて、満遍なく化学工学を勉強して大学院に進学した。だから、化学工学に関係した仕事に取り組みたいと考えていた。 そのような観点から、私の知識やスキルが役立つと思い、このテーマを志願した。 続きを読む