16卒 本選考ES
総合職
16卒 | 早稲田大学 | 女性
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Q.
①学生時代に取り組んだ内容について、どのような「想い」を持って取り組んだか、その想いの実現に向けてどのように行動したかや、取り組みの結果を踏まえて、ご記入ください。(400字以内)
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A.
ゼミ唯一の「3.5」年として、制作活動に欠かせないチームワークの向上のために学年間と仲介役としてゼミに貢献したいという想いを持って取り組んだ。私の所属しているゼミでは、デジタル・メディアに関連した制作物を2学年合同のグループワークで行う。2014年前期、他班で3、4年の連携がうまく取れておらず、3年生が私に相談を持ちかけてきたことがあった。3年次を1年休学していた私は、両学年とも同期のようなもので、上下関係無く相談に乗れるゼミ唯一の存在だ。私はその班の学年間のチームワークを円滑にするために、3年側の意見を4年側に伝えたり、作業配分を3、4年均等になるように促したりしりした。最終的にその班は期日までに作品を完成させることができた。雰囲気の良い班の存在は、他班にも影響を与え、切磋琢磨する雰囲気がゼミに蔓延する。4.5年となった現在は、現役生と卒業生を結びつける企画を検討中だ。 続きを読む
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Q.
②今までに直面した一番大きな困難は何ですか? その困難をどのように乗り越えたかや、その経験を通して何を学んだかを踏まえて、ご記入ください。(400字以内)
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A.
学部3年時の留学先でのディスカッションの授業だ。議題に対して“すぐに”挙手し活発な意見を交わすクラスメイトの傍らで消極的な私は、自分の「意見の“瞬発力”」の欠如を痛感した。日本にいた当時「どちらでも」という言葉を多用していたことが、この瞬発力の欠如の原因である。克服に向けて私は、様々な事象に「YESかNOの意見を持つこと」を徹底した。毎日朝夕アイルランド国営放送のニュースを見て自問自答したり、友達と授業よりも身近な話題で討論したりした。最初は大の苦手だったこの授業を通して学んだことは2つ。1つ目は、発言できるのは英語が流暢な人だからでなく、自分の意見を持っている人だということ。2つ目は、自分の意見を持つためには、どんな事象も自分ごとと捉え、対岸の火事だと思わないことだ。今でも「YES、NO」を持つ練習を続け、「どちらでも」でない自分の意見を持つ楽しさを感じて、ゼミなどでも積極的に発言している。 続きを読む
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Q.
③あなたにとって、仕事とは何ですか? あなた自身が大切にしている価値観などを踏まえて、ご記入ください。(400字以内)
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A.
「人を喜ばせたいという想いを表現する具体的作業」である。働いた経験がアルバイト程度の未熟な私が描く仕事像は、花屋を営む母の働く姿にある。母は花束を頼まれた際、渡す相手の情報を聞き、その人が喜ぶ姿を想像しながら最適なアレンジをする。相手を喜ばせたいという想いを、母自身の感性と技術を用いて、花束という商品にして届けるのだ。想いという実体のない抽象的なものを、商品やサービスという具体的なものに表現していくことが仕事である。人は誰しも「誰かを喜ばせたい」という想いを持っているはずであり、私が仕事をするうえで大切にしたい価値観は「『自分なりの方法』で『人に喜んでもらうこと』」だ。人を喜ばせる方法は母のつくる花束のように彩り豊かで、その彩りを自分で決定する判断力や、ときには我慢も必要とされるだろう。多くの経験を通し自分を磨きながら、世界中の人を喜ばせることができる具体的な表現の場、それが仕事である。 続きを読む