22卒 インターンES
ビジネスコンサルタント職
22卒 | 非公開 | 非公開
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Q.
以下の例示のような社会に大きな影響を与えると考えられるトピックを一つ選択し、1)及び2)について1000字以内で述べてください。(例示以外のトピックを設定しても構いません) 1) 選択したトピックについて、どのような企業(または、政府)がどのような社会的インパクトを与え得るか 【例示】 ・テレワーク ・脱プラスチック・カーボンニュートラル・ギグワーカー・Smart City・Bitcoin・ケアエコノミー・5G・自動運転・スマート 農業・Clubhouse
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A.
選択したトピック:(例示以外のもの)ナッジ理論 私は、社会の課題解決においてナッジという打ち手が人々の行動変容を促進すると考える。ナッジは行動経済学の知見に基づき、人の心のクセを利用して公共の利益を推進する理論である。ナッジは、政府や自治体にとって低炭素化社会のためのエネルギー削減という課題を解決する。エネルギー削減の呼びかけについては、メディアによる広報宣伝や役所といった各現場での人的プロモーションなども解決の施策として挙げられるかもしれないが、これらは費用に対する効果が見込めない。現状、この呼びかけは個々の家庭頼みになってしまい、解決が図られていないのが課題である。ここでは異なる二つのタイプのナッジを用いることで「個々の家庭の電力・ガスの消費量を減らす」というボトルネックを解決することができる。一つ目は、ビラでの「ご存じですか?ご近所さんはすでにエアコンから扇風機に変えています」という内容のスローガンである。これは、周りの意見に同調してしまう「限定利己心」に着目した社会規範性という概念に基づいている。人々は属するコミュニティに帰属意識を持っており、そのコミュニティからはみ出したくないという思いが直接作用し効果を発揮する。二つ目に、電気・ガス料金の請求時に、各家庭の電力・ガス使用量を比較して「あなたのご家庭は2万円も電気・ガス代を高く支払っています」というメッセージを提示する。これは損失回避性に基づいた工夫で、「これだけ損しています」と言われた方がアクションを起こしやすくなるというものである。これはリスクについて過剰に敏感になってしまう「限定自制心」の中の損失回避性という概念に基づくものである。 続きを読む
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Q.
2) その結果、私たちの生活がどのように変化するか
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A.
このような変化をしたことによって我々の生活には以下のような行動変化がもたらされる。様々な家電の電力消費量が気になり、自然とエネルギー・環境問題に関する関心が高まるだろう。ナッジを利用したこの取り組みにおいて重要なのは家庭の消費量を「見える化」し定量的根拠を示したことである。各家庭の行動特性に基づいた情報やメッセージが伝達されることで各家庭は「自分の家庭なりの」節電を意識するようになり、実際に省エネ製品への買い替えなども行われる。専門家や自治体からの省エネについてのメッセージなどにも敏感になり各家庭が行動変容をすることで生活の質を維持したまま社会全体が低炭素化社会への実現に近づくこととなる。 続きを読む
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Q.
インターンに応募する動機を教えてください
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A.
プロジェクトにおいて、戦略立案から実行までの議論のマネジメントに責任を持って取り組むことができる。アサイン時には、施策の創造性も非常に重要だが、時に問題の特定後にも施策の乱立や議論の発散が起こりうるため、相手の個性やそこから生まれる施策を尊重しながら解決策を論理的に導けるかどうかがプロジェクトにおける一番の課題だと考える。私はゼミでの研究における経験を基にこの点で貢献をしたい。ゼミでは毎週6時間、英語論文の輪読やデータ解析を通じて企業のマーケティング活動や消費者行動について学習をし、企業研究のプレゼン発表や毎週のディスカッションを通してアウトプットをしている。ここでリーダーとして企業研究のプレゼンを率いた時、発散した議論を修正し、相手の個性や施策を尊重しながら議論をマネジメントすることの重要さを学んだ。貴社においてもこの学びを基に一貫して問題解決策を導きたいと思う。 続きを読む