【未知なる自動車の世界へ】【19卒】いすゞ自動車の冬インターン体験記（文系/事務職）No.2499（一橋大学/男性）（2018/4/12公開）

自動車業界のインターンシップに参加してみたいと思ったため。東京で開催していたのもポイントです。また商用車メーカーの事業がどのようなものか知りたいという思いもありました。参加を決意したのは工場見学ができるというのが決め手でした。

特に対策したことはありませんが、応募にはOpenESの提出とテストセンターの受験が必要でした。テストセンターのボーダーはそんなに高くないと思われます。テストセンターの練習という目的でも応募してみてもいいかもしれません。

自動車業界、いすゞ自動車について学ぶ。

1日目にやったこと

最初にアイスブレイクとして、色でグループ内のメンバーを表現するといった内容のワークがありました。その後は、自動車業界についての講義の後にいすゞ自動車に対して理解を深めるための講義がありました。

2日目にやったこと

2日目は藤沢工場集合でした。午前中に工場の見学をしました。午後は3日目にまたがるグループワークの前半部分となりました。グループワークのお題は「インドにいすゞ自動車の市場を開拓せよ」という内容でした。

3日目にやったこと

前日のグループワークの続きを行いました。発表はパワーポイントにまとめる形式でした。午後から1グループ5分のプレゼンを行いました。プレゼン後営業本部長からの質問があり、その後学生からの質問を受け付ける形でした。最後に営業本部長からのフィードバックをもらいました。

アセアン地域の営業本部長

いすゞ自動車のミニカー

特に個別にフィードバックされたことはないのですが、全体を通してのフィードバックの際に競合に対する意識が少ないという指摘をいただきました。確かに新規市場に参入する際は競合に対してどのような対処をしていくかということは非常に大切なのでそこが抜け落ちていたと痛感しました。

時間にゆとりのある設定だったので特に大変だったことはないのですが、持ち帰りでのワークが禁止だったため、与えられた時間内でどのように終わらせるかを考えるのが大変でした。また、無駄に思えるような振り返りを記入する時間であったり、それを発表する時間があったので、時間の使い方が非効率だと感じている人もいました。

いすゞ自動車は普段なじみのない商用車メーカーなので、実際に工場見学や社員の方々の話を聞くことで事業に対する理解が深まったのは良かったと思います。また工場見学はインターンシップ等に参加しないとなかなか見学する機会がないので自動車業界にかかわらず、メーカー志望の方は参加してみるといいと思います。

特にないとは思いますが、自動車業界について少しは学んでいった方がいいとは思います。（競合、市場規模、時事問題等）

やはりすべてのワークが大きなホールで開催されたため、日々の仕事をイメージするのはむずかしかったように感じました。また、インターンシップの進行も非常に予定調和的な感じであり、仕事というよりは学校の授業を受けているような感じに近かったような気がします。

参加学生を見る限りそこまで極端に自動車業界に詳しい学生だったり、極端にレベルの高い学生がいるとは思わなかったため、自分が本選考に臨んだとしても十分にチャンスはあると思いました。またインターンシップでいすゞ自動車や商用車の事業に対しては詳しくなっているため、参加していない学生とは差別化できると考えるため。

個人的な理由になってしまいますが、インターンシップの進め方に無駄が多く、実際に仕事をするうえでも非効率的な仕事が多いのではないかと感じたため、志望度は下がりました。しかし、古き良き日本企業を志望していて、海外で活躍したい方には良いフィールドなのではないかと感じます。

特に何も特別な案内はありませんので直接有利になることはないと思われます。しかしインターのシップに参加したことは、間接的に面接でのネタや志望理由を固める際に役立つと思います。

参加前は自動車業界、化学メーカー、機械メーカーなどメーカー系から、IT業界、資産運用業界等幅広くみていました。選んだ軸としては、自分が興味ある業界、また成長の余地のある業界であることでした。IT業界で選考を何社か受けており、ベンチャー企業の風通しの良さや、空気感が気に入っていたので、そちらに進むのかなという気はしていました。

個人的に自動車が好きなので自動車に携わる仕事がしたいと思う気持ちは増しました。一方で、日系のいわゆる大手企業はスピード感があまり感じられなく、自分には向いていないのではないかと感じました。そのため志望起業としては変化の大きい業界に属していて、ベンチャーのようなスピード感を持った企業に行きたいという気持ちが増しました。