22卒 本選考ES
技術系総合職
22卒 | 名古屋大学大学院 | 男性
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Q.
自己PRやセールスポイント等を自由にお書き下さい
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A.
私は「決めた目標に向かって粘り強く努力し続けること」ができます。私は学部時代にバスケットボール部に所属していましたが、1年生時の冬に前十字靭帯断裂という大怪我をしてしまいました。担当医師に、競技復帰には1年以上かかり、元のパフォーマンスを発揮することは難しいと告げられ、現役引退の道も考えました。しかし、「大好きなバスケットボールの現役生活を怪我という理由で終わらせたくない、もう一度チームメイトとバスケットボールをしたい」との想いから、競技復帰を目指してリハビリを行うことを決意しました。しかし、リハビリ中は、日常生活もままならないほどの身体の不自由さによる身体的苦痛と、部活内で技術・身体能力面で周囲と差が開いていく精神的苦痛の他、復帰という最終目標が1年後と遠かったためにモチベーションの維持に大変苦労しました。そこで私は、小さな目標を複数設定していくことでモチベーションを維持し、目標達成できるよう努力しました。具体的には、車椅子の卒業、松葉杖なしで歩くこと、自転車に乗ること、ジョギングすること、ランニングすること、といった目標です。このように段階的に小さな目標を設定することで、身体の自由度が回復していくごとに小さな達成感や充実感を得られるようになり、モチベーションを保つことができました。こうして約1年間リハビリを続け、復帰を果たすことができました。復帰後最初の練習を無事終えたときに感じた大きな達成感や、チームメイトが一緒に喜んでくれたことは忘れられません。この経験を通して、大きな課題を解決しようとする時、モチベーションを維持しながら努力し続けるために「解決すべき小さな課題」を逆算思考で「小さな目標」として設定することの大切さを学びました。企業で仕事をしていく中で、大きな課題にぶつかった際には、以上のように小さな目標を段階に設定することで確実に解決していきたいです。 続きを読む
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Q.
テルモを志望した理由は何ですか
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A.
私には「自分が携わった製品で人々の健康に貢献したい」という想いがあるからです。幼少期の私は身体が弱く、頻繁に体調を崩して病院に通っていました。また、学部1年時にバスケットボール部での活動中に前十字靭帯断裂という大怪我を負い、約1年間のリハビリ生活をおくりました。身体の不自由さにより日常生活もままならない状況の中、身体的にも精神的にも大きな苦痛を味わいました。このような経験から普段の健康な状態がどれほど素晴らしいものなのか、周囲の人よりも強く感じています。そのため、将来は人々の健康に貢献できる会社で働きたいと考えるようになりました。また、幼少期からものづくりに興味があったことから、その手段として医療機器の開発に携わりたいと志すようになりました。私は人生をかけて応えたいと思えるニーズを見つけた時、それを実現できる環境で働いていたいと考えています。この考えのもと、私は貴社の3つの特徴に惹かれました。1つ目は医療機器だけにとどまらずハートシートを代表とする再生医療の技術を用いた製品、あらかじめ薬品を充填した注射器など、幅広い製品を扱っている点です。このことによりチャレンジできる領域も幅広いと考えます。2つ目は貴社が心臓領域の病変アクセスの検査用ガイドワイヤーなど医療機器業界で国内だけでなく、世界的にもシェアトップレベルを実現できる最先端の技術を持っているという点です。この最先端の技術により、ニーズに対する解決能力も他社より高いと考えます。3つ目は「現場から本当に必要なニーズを探索しようという姿勢」です。貴社はこれまでメディカルプラネックスの活動や治療機器で医療現場の本当のニーズに応えていると存じます。以上より、私は貴社でら私の成し遂げたいことが実現できると考えます。私は貴社で働いていく中で様々なニーズに応え続けることで人々の健康に貢献したいと考えており、貴社を志望します。 続きを読む
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Q.
あなたがテルモで挑戦したいこと、実現したいことを具体的にお書き下さい
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A.
世界中の人々に、これがあったからこそ助かった命がある、保たれた健康があると感じてもらえるような製品を開発したいです。具体的な事業としては、特に低侵襲性と操作性にこだわった製品の開発に挑戦したいです。低侵襲性に関しては、私自身、膝前十字靭帯の再建手術後の体への負担がつらく感じた経験があり、低侵襲性がさらに高まれば患者の術後の回復が早くなったり、精神的な負担を軽減させたりすることでQOLの向上に繋がると思います。また、今後の社会では高齢化が進み、高負荷に耐えられない患者の数が増えることで、ますます低侵襲性であることのニーズが高まると考えております。操作性に関しては、前十字靭帯の再建手術を実家からは遠い実績豊富な病院で受けることを勧められた経験からです。勧められた理由は、長時間の手術になるため、医師の集中力や負担の観点から、膝専門の医師が3人以上必要になるからでした。より長時間かかる手術であったり、技量の問題でできる医師の数が限られてくる場合、それが可能な病院に通院するために患者に負担がかかる、場合によっては治療を諦めるケースもあります。私は医療機器の操作性の向上により医療従事者の負担の軽減や必要とされる技量の低下により医療事故の防止にもつながるとともに、施術時間の短縮による必要医師数の減少にも繋がり、誰もが確実に安心して施術を受けられると思います。私の強みである、「粘り強く努力し続けることができる」点を活かして、開発の現場で現状の課題に対して逆算思考で小さな目標を段階的に設定することで、それらを解決しながら「患者のQOLの向上」、「誰もが安心して医療を受けることができる環境」の実現に貢献したいです。 続きを読む
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Q.
研究・学業への取り組み方について、下記選択肢より1つ選び、具体的に教えて下さい ① 新たに備わった考え方 ② 最も重視したこと〇 ③ 最も苦労したこと(解決策含め)
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A.
私は研究活動において、「計画性」を最も重視していました。なぜなら、バスケットボール部での活動、アルバイト、研究活動を両立するため、時間効率を高める必要があったからです。バスケットボール部ではヘッドコーチを務めていたのもあり、練習時間外でも練習メニューの考案、試合の分析など時間を使う作業が多くありました。また、私は細胞をマイクロ流路内に通すことによる圧縮刺激で細胞核にどのような変化が起こるかを観察する研究をしているのですが、一度の実験の準備に、細胞の培養・実験器具の洗浄・滅菌など多くの時間がかかるため、いい加減な準備で実験を行い失敗すると、かなりの痛手になります。実際、研究を始めたばかりのころは、実験をする前に「何を調べるためなのか」「それを本当に調べる必要があるのか」「それを調べるための実験機器や実験条件は適切か」などを深く検討できておらず、1年目で再現実験を終わらせるという目標には届きそうにない進捗でした。私は計画をうまくたてることができない原因は、知識と経験の不足によって検討すべきことを検討しきれていないことだと考えました。私は知識を補うために関連研究の論文を読み、経験を補うために、教授や同系統のテーマの研究をされている先輩から経験による学びを教えていただきました。これらの行動をするようになってからは検討すべきことを深く検討してから計画を立てて実験に臨むことができ、得たいデータを必ず得ることができるようになりました。その結果、序盤の遅れを取り戻し、再現実験を終わらせることができました。貴社で働く際も、課題解決にむけてただがむしゃらに努力するのではなく、自分に足りない知識・経験を勉強や頼れる先輩方の教えで補ったうえで、事前に計画を立てて、効率よく業務をこなしていけると確信しています。 続きを読む
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Q.
学生時代の取り組み方について、下記選択肢より1つ選び、具体的に教えて下さい ④ リーダーシップを発揮〇 ⑤ 高い目標にチャレンジ ⑥ 新しい企画・アイデアを提案 ⑦ モノづくりの経験
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A.
大学院時代にバスケットボール部のヘッドコーチを務め、部員を完全燃焼させました。ヘッドコーチの役目は、主にチームのリーダーとして組織運営や技術指導、試合中の指揮です。私はプレイヤー時代に、当時のコーチ陣と部員との間で意見の対立に対して、お互いが歩み寄ることができず、コーチ陣と部員との間の信頼関係に欠けていると感じていました。私はそれにより指示や指導の意図がうまく伝わらず、チームの一体感に欠け、部員の不完全燃焼に繋がっていたと考えました。私は、部員全員が最大限のパフォーマンスを発揮して公開なくシーズンを終えてほしいとの想いから、その達成を目指しました。施策としては、部員と積極的にコミュニケーションをとって距離を近く保つことで風通しの良い雰囲気を作り、部員が自発的に意見をだせるようにしました。具体的には、まずは私がチームの現状を整理し、長所・短所、自分たちが強化すべき点、そのためにどのような練習をするべきなのかを分析し、部員にプレゼンしました。その後部員全員と話し合いを重ね意見のずれの修正、共通ビジョンの認識を行いました。これによって、徐々に部員が個人として、チームとしてやるべきことを考えて自発的に行動や意見の発信をしてくれるようになり、シーズン終盤には部員全員が当事者意識を持って部活に取り組むようになりました。最後の大会で部員が最大限のパフォーマンスを発揮したことや、シーズン終了後の部員の清々しい表情や「後悔はないです!」「やりきりました!」の言葉から、部員全員を完全燃焼させることができたと感じました。この経験から、組織のメンバーを完全燃焼させるには個人個人が自発的に行動し、ポテンシャルを引き出しやすいような環境作りが大切であることを学びました。 続きを読む