- Q. 志望動機
- A.
東芝テック株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2022卒東芝テック株式会社のレポート
公開日:2021年7月5日
選考概要
- 年度
-
- 2022年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 財務職
投稿者
選考フロー
選考情報
- OB・OG訪問
- 実施していない
- リクルーター
- なし
選考時の新型コロナ感染症対策
選考は最初から最後までオンラインでした。
企業研究
逆オファーサイトでのオファーを頂く形からエントリーを始める形となり、オファーを頂いた際には職種別懇談会の方にお誘い頂いたため、会社のある程度の情報及び自分の志望する職種に関する質問はそこである程度入手することができた。その他仕入れた情報としてリテール事業やプリンティング事業の市場での成果と共に、スタートアップ企業への投資もコロナ禍の中においても、積極的に行っていることから新しい技術の開発にも力を入れているという点に魅かれたというような内容は受けが良いように感じた。自分は文系ということもあり、ゼミでの研究テーマに関する質問が面接でされることはほとんどなかったのだが、ここでは面接内で質問されたため(2次面接)、テーマについてある程度噛み砕いた説明はできるようにしておいた方がよいと感じた。
志望動機
生活に根差した製品によって、日常生活での利便性を向上させ、社会に貢献したいという思いを軸として就職活動をしている中で、IoTやビッグデータの技術の発展によって人々の生活をより快適にすることができる点や、社会の求めているサービスを提供することができる点に惹かれて、電機業界を志望するようになりました。
その中でも御社は既に市場で大きな成果を残されているリテール事業やプリンティング事業においてもスマートレシートやLOOPSといった製品のように、新たに付加価値を付加することに注力していたり、あるいは現在のコロナ禍の中においてもスタートアップ企業への投資や、新規事業の創出にも力を入れていらっしゃるということで既存の技術力に満足することなく、技術革新を進めている過程において、VUCAと呼ばれる見通しの見えない環境においても市場を牽引されていく御社の活躍に一社員として携わりたいと考えたため志望しました。
座談会・懇親会
- 形式
- 学生5 面接官4
- 実施場所
- オンライン
- 実施時期
- 2021年03月 上旬
座談会・懇親会の内容
職種別懇談会として特定の職種に携わる社員のみが参加する懇談会の形。逆オファーサイトでのオファーから参加したため、マイページからの登録及び参加ができるか(逆オファーの学生と同じ懇談会になるか)は不明。内容としては会社説明と、質問(担当業務やスケジュール、この会社を選んだ理由、入社前後のギャップ等々)
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2021年04月 上旬
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
所属するゼミがあれば、研究テーマ、卒論テーマを記入してください(30字以内)。
あなたが、これまでに一番力を入れてきたことを教えてください(200字以内)。
あなたが当社を志望した理由を教えてください(200字以内)。
あなたが当社でどのように活躍したいか教えてください(200字以内)。
ESの提出方法
採用サイトのマイページから提出
ESの形式
Webで入力
ESを書くときに注意したこと
他の会社ではなく、御社がいいという思いが伝わるような書き方をするように心がけた。
ES対策で行ったこと
特定の業界志望というよりは特定の職種志望で就職活動をしていたので、ESの大まかな部分はたいてい同じままで、志望する企業に合わせて就職活動の軸やら志望動機やらを変えて提出するとともに、ブラッシュアップもした。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
就活会議、unistyle
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2021年04月 上旬
- 実施場所
- 自宅
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
WEBテスト対策で行ったこと
webの問題を解いた程度。書籍は無くてもなんとかなる。
WEBテストの内容・科目
玉手箱:言語、非言語、性格
WEBテストの各科目の問題数と制限時間
25分、35分、20分
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
1次面接 通過
- 実施時期
- 2021年04月 下旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生3 面接官1
- 面接時間
- 50分
- 面接官の肩書
- 人事
- 逆質問
- なし
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
会場到着から選考終了までの流れ
Teamsにて参加。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
深堀がなく、事前に用意していた質問に答えるというような形であったため、その質問に対し、過不足なく答えることを意識した。(長いとグループ面接なので、他の人のことを考えていないという印象、短いとインパクト不足につながると考えたため。)
面接の雰囲気
グループ面接であり、面接官が特定の質問を学生に投げかけていくが、学生の解答に対する追及(答えた内容についての深堀)はなく、また事前に話した内容を聞く質問が後でなされたりして回答しづらかった印象。また回答する順番も固定だったため、どのタイミングでの回答になるかは運次第。逆質問の時間はなかった。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
就活会議、unistyle
1次面接で聞かれた質問と回答
学生時代に力を入れたこと
簿記1級の取得をしたことです。
簿記1級はそれまでの級での予め問題ごとの配点の決まっている絶対評価と比べて、合格者の割合を一定に保つべく、受験者の問題の出来に合わせて点数の配分をしていくという傾斜配点による採点が行われました。そのため確実に点数を取るべき問題としての基礎的な論点と、点数となり得るか怪しい応用的な論点の勉強時間の配分を考えなければならず、また論点が4科目に分類されており、それら科目毎においても足切り制度として4割以上の点数を得なければ、全体として合格点に到達していた場合にも不合格となるということで、問題の難易度・科目毎に勉強時間の配分を行わなければならないということでどの問題にどの程度の勉強時間を割くかを常に考え勉強をしました。
また一度問題を解いただけでは身にならないために何度も繰り返し問題を解くということで、自分が不得意としている論点や、理解があまり進んでいない論点に対しても逃げることなく立ち向かい、更に長年携わっていることから問題傾向を把握している講師の方々や、実際に簿記1級を既に合格している先輩方に対し、積極的にわからない問題について尋ね、更に相手の話をただ聞くだけに留まらず自らの知識とするために理解・納得できるまで質問をしていました。
周囲からの自己に対する評価
「自分自身、知的好奇心に対して素直に生きることを心掛けているとともに、周囲からもそのような印象を持たれているように感じます。自ら関心を持った内容について調べたり、学んだり、体験したことが、思わぬ形で将来の関心事とリンクすることがあり、そうした意味で知的好奇心を常に刺激し続けられるような環境に身を置くことで、視野が広がるように感じるからです」といった回答をした記憶。
周囲の人からの印象という質問であったが、自分自身の認識との間に齟齬はないかという意味の質問のようにも感じたため、自分がどのように活動しているかという行動の指針を示すとともに、周囲からもそのようにみられていることを示すことで、齟齬が無いことのアピールをした。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2021年05月 中旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 不明
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
会場到着から選考終了までの流れ
Teamsにて参加。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
オンラインでの面接という形を活かし、事前に逆質問を紙に書いておき、逆質問の時間になったら相手にメモの許可を取ったうえで、堂々と質問を読み上げ、回答を記載する形をとっていた。事前に準備ができる点や回答を書き込む積極性のアピールになる点はメリットであるが、ただ書くことに集中するだけでなく、相槌なり、目を見るなりの反応は必要かと。
面接の雰囲気
ゆるくも堅苦しくもないような雰囲気。ただ自分の質問に対する回答に対しての応答というか相槌自体は少ないように感じたため、人によっては圧迫感を感じるかも。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
就活会議、unistyle
2次面接で聞かれた質問と回答
自己PRをしてください。
私のPRポイントとしては、環境の変化に柔軟に対応できる点であると考えています。そう考える理由としては財務職として勤務する際に、これまで簿記1級で培ってきた知識だけでなく、実務を通じてより詳細に知識を身につける必要があることや、業務の中においても、ステークホルダーへの情報開示の観点から投資判断に資する情報を提供するため度重なる会計基準の変更が行われたり、あるいは国際会計基準への収斂ということで、一度学んで終了ではなく、日々知識をアップデートする必要があるため、そうした点においても自ら積極的に学びを深めていこうという姿勢が重要であり、その姿勢は環境の変化への柔軟な対応あってこそであると考えているからです。
ゼミでの研究内容について
多数の国にまたがる紛争事件が発生した際には、その事件の解決にあたり、どの国の法や国際法を使用するかという問題が発生し、そうした問題を取り扱う法分野として所属しているゼミで取り扱っている内容が国際私法や国際民事訴訟法にあたり、私は日本の南極海での調査捕鯨行為が、その実態として商業目的に行っているとしてオーストラリアに訴えられた事例を基に考えました。
文系であり、これまでの面接においてゼミの内容について詳しく尋ねられることはなかったため、概略を話すような形となってしまった。話している途中で少し落ち着きが出て、付け加えて内容についての説明もしたものの、反応自体は薄かったため、研究内容というよりは自主的にどのような内容に興味・関心をもって調べたかということが重要視されたのではないかと感じる。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2021年05月 下旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 希望する職種の役員等
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
会場到着から選考終了までの流れ
teamsにて参加。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
最終面接ということで、能力のアピールというよりは熱意のアピールという方向に重きを置いて回答するようにした。
面接の雰囲気
意図的になのか常態なのかはわからないが、緊張をほぐす役割の人と、ある程度質問を追求する人という形で分かれていたように感じる。
面接後のフィードバック
内々定の電話を頂いた際に、一次面接から最終面接までの総括としてどのような点が評価されたかの情報をもらえた。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
就活会議、unistyle
最終面接で聞かれた質問と回答
長所と短所について教えてください
私の長所は一度決めた目標に対して一生懸命に努力することであり、短所は一つのことに集中すると他が見えなくなってしまうことであると話し、その回答のみで終了したが、なぜそのように考えるかといったような深堀はされなかった。最終面接以前にチームでの経験について尋ねられたことがあったため、改めて強調する必要がないとの判断でそのように答えたが、内々定のお電話を頂いた際にもらったフィードバックの中に短所への理解と、その短所を補うもしくは改善する手立てを示していたことが評価された旨を教えていただいたため、この回答後の逆質問の時間に補うような形で質問することができた点が評価されたのではないかと感じた。
今後の受験者で同様の質問がされた際にはどのように短所を改善しようとしているかについても触れながら話した方がよいと感じたのと、万が一上手く話すことができなかった際には前述の逆質問に絡めたり、面接の最後に「何か最後に話しておきたいことはあるか」といった時間を頂いたため、そこでの挽回を図ることが重要ではないかと感じた。
希望する職でどのように活躍したいか。
簿記1級を取得する過程で培った知識は有していますが、あくまで教科書ベースでの知識に留まるため、実際に実務経験のある社員の方や、公認会計士などに比べると劣る部分はまだまだたくさんあると考えているため、実務経験を通じたより実践的な知識を身に着けるとともに、今後の会計基準の変化等にも知識のアップデートを図ることで、まずは財務職としての基礎固めをしたいと考えています。
明確にどのように業務に携わりたいというビジョン自体が定まっていたわけではないので、どのような分野に携わる社員となっても活躍できるように基礎固めをしたいという思いを伝えるとともに、逆質問と併せて積極的に知識を取り入れたいという思いを前面に出すような回答をした。
内定者のアドバイス
- 内定時期
- 2021年05月 下旬
内定を承諾または辞退した決め手
内定を承諾した企業と業界の分野は似ていたが(特定の職種志望で就職活動していたため意図したものではない)技術の活用範囲の広さを鑑みて、他者の内定を承諾することにしたため、辞退。
内定後の課題・研修・交流会等
不明
内定者について
内定者の人数
不明
内定者の所属大学
不明
内定者の属性
不明
内定後の企業のスタンス
他に内々定をもらっている企業や、最終面接を控えている企業について尋ねられ、正直に答えたところ、そちらでの結果が出るまで返事をお待ちしていますと快い回答を頂いた。内々定承諾期間自体はおおよそ2週間程度だが、状況を説明すればある程度延長することは可能であるとの説明も受けた。
内定に必要なことは何だと思うか
最終面接後の電話でのフィードバックにて、どのような点が評価されたかを指摘していただく際に、コミュニケーション能力や、質問に対する的を得た回答ができている(頭の回転の速さ)、面接に臨む態度として非常に落ち着いていた点などを評価していただいたとのお話を頂いたので、結果を残さなければいけないという思いで臨むよりは、それまでに準備してきた内容をぶつけ、自らを最大限にアピールすることに徹して、自分を採用しようとしない企業の方が見る目がないくらいの思いで気楽にいくくらいのほうが緊張せずに済むのでよさそう。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
上記記載通りのフィードバックからもわかる通り、明確にどういった性格を有している学生を採用したいという基準が企業には存在するため、そうした基準を突破できるような学生であるかどうかが最終的な判断の分かれ目であると思う。
内定したからこそ分かる選考の注意点
内々定を頂いた企業の数自体は多いほうではないので比較対象自体は少ないのだが、他社の選考状況は面接や、内々定の電話の際にも確認されたため、明確にこの企業を第一志望とするのであれば、「内々定を頂ければ、今後の面接を全て辞退します」くらい強く言い切るくらいの方がよさそうな印象。
内定後、社員や人事からのフォロー
内々定の電話で終わりではなく、その後も就職活動の状況を確認する電話は頂いた。
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会社名 | 東芝テック株式会社 |
---|---|
フリガナ | トウシバテック |
設立日 | 1950年2月 |
資本金 | 399億7000万円 |
従業員数 | 19,169人 |
売上高 | 5481億3500万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 錦織弘信 |
本社所在地 | 〒141-0032 東京都品川区大崎1丁目11番1号 |
平均年齢 | 46.2歳 |
平均給与 | 782万円 |
電話番号 | 03-6830-9100 |
URL | https://www.toshibatec.co.jp/ |
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