【成長とサポートのプロフェッショナル】【19卒】ＳＭＢＣ信託銀行の総合職の本選考体験記 No.6239（慶應義塾大学/男性）（2019/4/9公開）

自分の長所/自分の短所/大学時代に力を入れたこと/志望理由/会社で自分の強みをどのように活かして仕事をしていきたいか

就活サイトで去年本選考を受けていた先輩方のESをヒントにして書いていた。また、サークルの先輩などに添削もしてもらった。とにかく分かりやすく書くように気をつけた。

一次面接だったので、志望理由がはっきりしていることや、質問事項に対して簡潔に答えられているかが見られていたと思う。また、最後に逆質問をしなくてはならないが、ホームページを事前に呼んでいたため、質の高い逆質問をすることができたのは評価が高かったように思う。

面接は圧迫では無く、特に張り詰めたような雰囲気では無かった。面接官は若い女性の方で、物腰も柔らかかった。

信託業界は結構見ているんですか。

はい第一志望です。企業選びの軸として、「自己成長」と「お客様の役に立つ、お客様と深く付き合う」というものを持っています。信託業界は、まず専門性が非常に高い分野であることや、接するお客様が超富裕であることから、自分自身を最も成長させることができる環境があると感じました。また、お客様の人生、お客様の家族の方にまで深く関わる業務なので、お客様のサポートを全力で行うことができると考えています。大学時代に三年間行っていたコールセンターのアルバイトにおいても、同じように「お客様のサポートをあらゆる手段を用いてサポートすること」に非常にやりがいを感じていたため、同じように信託業務においてもやりがいを感じることができると考えています。

SMBC信託銀行では何をしたいか。

まず入社してから、リテールの業務をしっかりこなしていきたいと考えています。お客様を目の前にして、相手のニーズを最大限引き出す力や知識的なことを、10年くらいかけて固めていきたいと思っています。だいたい10年後には法人向けコンサルティングなど、扱う規模の大きい仕事ができればと考えています。自分自身が成長するためには、やはり責任の大きい仕事を一度は経験することが必要だと考えるからです。ただ、リテール分野で基礎を学んでいる中で、価値観の変化などもあると思うので、10年後などに関しては今の段階では正直迷っている部分もあります。不動産業務なども、自分自身の専門性を高めるという意味で非常に魅力的だと感じています。

一次面接とは異なり、二次面接は自分自身の性格についても深掘りされることがあったが、今まで生きてきたなかで、死ぬほど必死に物事に取り組んだ経験や、自分で考え続けて結果につなげることができた経験があったのが評価されたと考えている。社会に出てからも、お客様に怒鳴られる、結果が上手くいかない等の挫折は必ずあるので、そういう時にどういう風に対処できるかを見られているような気がした。

一次面接よりも少し厳かな雰囲気であった。私は面接の時間を勘違いしていたこともあって、10分ほど遅刻してしまったが、全く責められるような雰囲気もなく、非常に優しく対応してもらえた。

学生時代に取り組んだこと

所属している○○サークルの責任者として、目的達成力を武器にして全体の強化に取り組みました。幹事学年になるにあたって、サークル全体の戦績を上げたいという強い想いがありましたが、状況を分析したところ練習の質が低く、このままでは目的を達成することができないと考えました。そこで個々人と積極的に連絡を取り合うことによって練習の参加人数を把握し、事前に充実した練習内容を準備できるように工夫しました。さらに同期にも復唱を徹底させ、練習中の無駄な試合間隔を減らすことによって、練習の効率化を目指しました。このようなプロセスを通して、サークル全体のモチベーションを飛躍的に向上させることに成功し、結果チームがサークルとして10年ぶりに○○大会で4位に入るという快挙を達成しました。

長所と短所を分かりやすく教えてください。

長所は「物事に粘り強く取り組み続けることができるところ」です。中高六年間続けていたバレーボール部では、練習後のわずかな空き時間や祝日などの休みを利用することによって人一倍練習をこなし、また自分自身のプレーをビデオカメラを用いて分析し続けることによって、喘息という逆境を乗り越えてレギュラーを獲得することができた経験があります。一方短所は、「切り替えがすぐにできないところ」です。中高６年間かけて全力で取り組んでいた部活の引退試合直後に学校の体育祭があったのですが、なかなか部活が終わった後に体育祭の方に打ち込めず、クラスの主力メンバーとして期待されていたが、チームを勝利に導くことができなかった経験があります。

会社に入ってからやりたいことがしっかりとしていたところが評価されたように感じる。しかし二次面接の際におそらく評価が良いと、本部で働いている社員を紹介してもらうことができ、最終面接で話す内容がきまるような仕組みになっているので、二次面接が意外と重要なのでは無いかと考えている。正直、本部の人と話す機会が無ければ、具体的に会社に入ってから何がしたいかということは考えにくかった。

今までとは明らかに異なり、面接の雰囲気は非常に厳かであった。特にアイスブレイクなどもなく、いきなり面接が始まったため、少し緊張した。面接官は50~60代に見えた。

なぜ金融業界、信託銀行、そして当社を志望しているのか。

金融業界を志望している理由は、大学時代に学んだ知識を社会に出てからも学び続けたいという考えがあるからです。信託銀行業界を志望している理由は、「自分自身が成長し続けることができること」と「目の前のお客様を全力でサポートすることができるやりがいが得られること」の二つからです。なかでも御行を志望している理由は２点あります。一つは今まで面接が進につれてお会いさせていただいた社員の方々の価値観や雰囲気が、自分自身のものと重なるものがあり、これから働いていく環境としてベストだと感じたためです。もう一つは外貨に強みを持つ貴行のもとで働けば、お客様に質の高い提案をすることがかなえられると考えたためです。このような理由から御行を志望しております。

SMBC信託銀行で何がしたいか見えてきたか。

はい。とても見えてきました。10年間はリテールの仕事に取り組んでとにかく基礎的な力を身につけていきたいと考えています。信託業務は知識面だけではなく、「相手のニーズを引き出す力」が非常に重要だと考えているので、こういったものを地道に身につけていきたいと考えています。また、10年後に取り組んでみたい仕事もあります。前回の会社本部、ディシジョンマネージメント○○様とお会いさせていただく機会がありまして、今御行では、ビックデータ・AIを用いて、お客様の次の行動を予測したマーケティングを行っているという話を伺いました。元々理系なのでそうした、データ分析に非常に興味があり、さらに最先端のマーケティングを活用してリテール業務に活かすことができれば、会社に対する貢献度も非常に高い業務だと感じたため、非常に興味があります。