【味わい深い食品体験】【21卒】日本食研ホールディングスの冬インターン体験記（文系/営業編1day）No.8945（東北大学/男性）（2020/6/11公開）

食品業界に興味があり、その仕事の雰囲気等を現場で感じてみたかったから。また、開催場所が地元の県であったため、参加しやすさもあった。本選考が本格化する前の駆け込みとして、一日で業界研究を行いたかったことも大きい。

会社のことをホームページで調べた。経営理念やとトップメッセージから、どんな会社でどんな考えを共有しているのかを学んだ。

企業製品の実際の調理、試食

1日目にやったこと

会社の概要説明、支店内の案内、商品で実際に調理をしてそれを昼食とした。その後、営業としてどうお客様と接するべきかをプリントを使い学んだ。何度か、グループで話し合う機会があった。

なし

営業で飛び込んだ飲食店に味の話を持ち掛け、自社の商品の味に変えようとする商売根性にはとても驚いた。営業が、店の味や状況に提案という名の批判を主観的な面から行うのはどうかと思った。

参加学生はそこまで社交的でない人が多く、話し合いがあまり盛んにできなかったことはマイナスであった。また、実際に調理をする時間がやはり長く、普段どのような仕事をしているかという像は正直そこまではっきり見えなかった。そこをより深く知りたかった。

参加する学生やそこで働いている社員の方と直で関わり、自分には合っていないことが分かったことはとても良かった。人ののんびりとした雰囲気や、営業として試作を作って外回りをずっと行うという働き方は自分には適当であるとは思えなかった。営業としてのこの仕事はとても意外だった。

あまり気合を入れ過ぎないこと。そういう人が集まっているから。営業のやり方としては強引なものがあると頭に入れておくこと。

とにかく自分には合っていなかった。人も雰囲気も仕事そのものも。食品メーカーとしてバイヤー等と話を進めるのかと思ったら、個人経営の飲食店等を車で巡っていくということで私のやりたいことではなかった。人や雰囲気も自分には全くと言っていい程合っていなかった。

自分が求められている人物像ではないと思った。人や雰囲気が合わないということは、自分とは違うような人が求められている職場であると考えられる。また、このインターンシップにより志望度が明確に下がったため、内定をいただけるような熱意がなくなってしまったから。

行く理由が何もなくなったから。人も雰囲気も仕事も職場も何もかも自分の求めるものではなく、企業も私のような人物は求めていないと思った。もっとアットホームな雰囲気でゆったりと、営業する時はいろいろな店を駆け回る、そんな人物を求めていると感じたが自分は違った。

インターンシップ参加後に連絡等は一切なく、本選考には何も関係がないと思われる。ただ、仕事や働いている人を知ることができる点は、本選考に活きてくる部分ではあると思う。

テレビやラジオ等のマスコミ関係やweb広告や代理店などの広告業界、マーケティングリサーチ系、食品メーカー、エンタメ系などかなり幅広く見ていた。ただ、社会とのコミュニケーションというキーワードを軸に選択していたため、共通点がないわけではない。インターンシップでこれらの業界の知識を深め、絞っていこうと考えていた。

食品メーカーと一口に言っても、様々な形態、消費者を対象としているためそこからしっかりと自分に合った場所を選択する必要を感じた。また、営業という仕事は時に強引であったり、独善的な姿勢になる必要がある、そういう方法でやっている会社があるということを身を持っていることができ、その部分も見極める必要があると思った。