【21卒】パーソルキャリアの夏インターン体験記（文系/採用コンサルタント）No.8479（東北大学/男性）（2020/2/10公開）

人をただ単に紹介するだけではなく、クライアントの問題をヒアリングから深堀するようなことはこのインターンシップに参加しなければ知ることはできなかった。また、VUCAという現代の状態、考え方についても今のところ教えてくれたのはパーソルキャリアだけである。

パーソルキャリアがそもそもどんなところに力を入れて仕事をする企業なのかを調べておいた方が良い。また、ヒアリングにおける質問をどうするかは考える価値がある。

自分が想像しているよりも、パーソルキャリアにおける採用コンサルタントの仕事は幅広くクライアントのためならば、単に人を紹介する以上の作業を当然のようにする必要があり、イメージとは遠く離れていた。また、ワークをやってみて楽しく感じなかったためでもある。

多数のインターンシップ、採用イベントをやっているようでありとにかく人を欲しているようだった。また、ある程度のグループディスカッションの経験を積むことができれば、そこまで難しいワークをやっているわけではないので、求めている人物像には近づきやすいと感じた。

インターンシップの中に特別志望度を上げるような要素はなかった。良くも悪くも普通に企業について知り、普通にグループワークをしたといった感じであった。パーソルキャリア独自の雰囲気や魅力を伝える事も、伝える気持ち事態も正直感じられなかったといえる。

早い者勝ちで応募すれば誰でも参加できるインターンシップであり、特にESや選考もないためグループワークの練習に倣う以外は特別有利になる要素は全く存在していなかったと考えられる。

1班に1人メンターはついていたが、特にフィードバックやフォローはなかった。ワークの企業的模範解答を紹介するのみであった。

人材業界や人事の仕事に強い関心があり、そういった仕事をしたいと考えていた。その中でも、なるべく有名であったり大きな企業が良いと考えていた。そのため、ベンチャーといった規模感の企業は全く見ていなかった。一度金融系のインターンシップの選考に参加したが、数字といった無機質なものと向かい合うのは向いていないと感じ、人と向き合いたいと思っていた。

実際に人材系の企業の説明を聞いたり、そういったワークを行ってみると自分が想像していたよりも全然楽しさややりがいを感じなかった。何より、向いているような手ごたえもなかった。思ったよりも触れる人は限られていて、書面でしか就職、転職希望者を見ることができなかった。そこで、自分はもっと実際に人と深く関わることや楽しさがより価値として認められる場所に行ってみたいと感じた。