【スポーツ用品の未来】【22卒】アシックスの夏インターン体験記（理系/オンライン1Dayお仕事体験）No.12011（東北大学大学院/男性）（2020/12/8公開）

運動部に所属していて、将来スポーツ用品を作ることに携わってみたかった。アシックスかミズノのインターンのどちらか行きたいと考えていて、アシックスの方が早めにエントリーを開始していた。そのため、アシックスのインターンに参加した。

ESでは自分の部活動でのことを中心に書いた。インターン参加者の大学名を見ていると旧帝大がほとんどだったので、ある程度の学歴も必要であると思われる。

企業の紹介、社員の一日について、社員への質問会

1日目にやったこと

企業の紹介がまず最初の1時間ほどあり、社員の一日についてのお話も1時間ほどあった。社員への質問会は30分ほどさせていただき、皆さんの質問で30分はフルに使われた。

なし

今回のオンラインインターンシップでは社員の人とコミュニケーションをとることはほぼなかった。最後の30分ほどで質問をチャットに書き込み、それに答えてもらうという形だった。その質問からでしか社員のフィードバックは得ることができないように感じた。

特に大変なことはなかったように思える。基本的には人の話を聞くだけだったし、ひたすら説明を受けているという感じだった。ESもおそらくある程度の学歴がある人がまともなことを書いてさえいれば通るのではないかと考えられる。スポーツメーカーなので運動部の人はESを書きやすいはずだ。

社員の方のお話を聞いていて感じたのは、技術職の方は思っていたよりも根っこの部分の研究というのをやっているということだ。そのため、自分のやっている研究が商品にどのように生かされるのかを感じにくいということが分かった。それが分かったため、スポーツメーカーはあまり自分は向いてないということが分かった。

アシックスではどのような商品をメインに売り出そうとしているかを調べておけば、社員の人の説明が分かりやすいかもしれない。

自分が思い描いていたスポーツメーカーの研究職と、実際のところでは結構違いが大きいということが分かった。自分の希望が通らないことはよくあることだとは思うが、もしそうなったときの自分を想像することが全くできなかった。もっと幅広く仕事内容を見るべきだった。

この企業で自分がやりたいと思っていたことはほんの一部であり、その以外のことをやれと言われた場合にそれをやる情熱が自分にはないと考えてしまった。この状態で面接を受けても受かるはずがないと思った。内定が出るような人は、やりたいことがもっと大きい人間だと思う。

この企業のインターンシップの参加によって志望度が下がった理由は、単純に自分がやりたいと思っていたことと全くマッチしていなかったことである。あとは、仕事の内容を見ていても面白そうだと思えず、もしこの会社に入れても面白く感じられないと思ったから。

今回のオンラインインターンシップは1Dayで、ただの企業の説明会のようなものだったので特段有利に働くようには思えなかった。しかし、この後の冬のインターンにも続けて参加しているような人だと、この学生は志望度が高いと思われて、有利に働くことはあるかもしれない。

私はインターンシップに参加前にはざっくりと、ミズノやアシックスなどのスポーツメーカーか、川崎重工や三菱重工の重工系、jx金属などの非鉄金属系のいずれかの業界に行きたいと考えていた。あとは、その中で社風が自分の性格に合っているものや、給料が高いところ、勤務地などの様々な条件を加味して、これから決めていこうと考えていた。

今回、アシックスのオンラインインターンシップに参加してみて、自分はスポーツメーカーの研究職は全く合っていないということが分かった。そのため、今後の就職活動では、全くその業界を考えずに、非鉄業界や重工系の企業に絞って進めて行く方針ができた。そういった意味では、このアシックスのオンラインインターンシップに参加してよかったと思う。