- Q. 志望動機
- A.
株式会社竹中工務店の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2020卒株式会社竹中工務店のレポート
公開日:2019年4月8日
選考概要
- 年度
-
- 2020年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 設備(設計・施工・プラントエンジニア)
投稿者
選考フロー
企業研究
・建築系の雑誌(新建築、近代建築。建築画報、建築雑誌など)で紹介されている竹中の案件を見ておくといいと思います。私は新建築を中心に直近3年間くらいは見ました。公立図書館や大学の図書館に意外と置いてあるので、買う必要はありません。
・「人と自然をつなぐ」に様々な事例紹介と、企業の考えがいろいろ載っているのでお勧めです。http://www.takenaka.co.jp/newslog/2018/08/02/index.html
・竹中はサイト上に「竹中のデザイン」として事例が詳しく紹介してあります。これも見ておくといいと思います。http://www.takenaka.co.jp/design/takenaka_design_works/042/index.html
志望動機
私の志望動機は、貴社の設計施工一貫体制と環境建築への意識の高さです。私は夏のインターンシップに参加させていただいた際に、設計者と施工者が互いの考えを尊重しつつも、対等に議論している姿を見て、良いものを作ろうとする意識の強さを感じました。環境建築に関しては、貴社は1970年代から「設計に緑を」というスローガンを掲げ、近年も「人と自然をつなぐ」をテーマに様々な環境建築を世に遺しています。特に貴社が手掛けたアベノハルカスに感銘を受けました。感銘を受けたのは、超高層ビルであるにも関わらず全層に渡ってエコボイドがある点と、複合用途を活かしたエリア熱回収、百貨店を冷房する際に発生する排熱をホテルの給湯に当てることで省エネを図っている点です。また、設計施工一貫の観点からも、設計者と施工者が設計の初期段階から協力することで、半年足らずという非常に短い期間で基本計画を策定できたのだと思います。私は人間関係を構築する行動力があり、カンボジアでの研究に際しても、現地の友人を作ることで、研究テーマを着想するに至りました。入社後は設計、施工、そして技研の方々と積極的に関わり、様々な考え方を掛け合わせることで、最良の作品を作り、社会に貢献したいと思います。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2019年02月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 即日
ESの内容・テーマ
・研究テーマ・内容(あなたの専門性が分かる内容)
・希望職種を選んだ理由
・あなたが当社のHPやセミナー,社員の話等を通じて,共感したことを理由とともに具体的に記述してください
・当社の求める人物像のキーワードとして「先まで考える主体性」が挙げられます
あなたが今までに「主体性を持って成し遂げたこと」を具体的に記述してください.
(建築の仕事はリレーのようなもの.自分に課せられた役割だけをこなすのではなく,次の人がどうすれば効率かつ効果的に作業できるかまで考えてバトンを渡す姿勢が大切です)
・上記以外であなたが考える自分の強みについて,その背景を踏まえて具体例を挙げて記述して下さい
ES対策で行ったこと
3人のOBの方にお会いして、ESの添削をしていただいた。また、OB訪問をした同期の友人から、訪問時に話した内容に関して聞いた。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2019年02月
- 形式
- 学生1 面接官5
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 東京本店の設備と人事の方
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
「エントリーシートを読んで、よくうちのことを勉強してくれたんだと分かりました」と言われました。また夏の2週間のインターンシップに参加したことも評価につながったと思います。人事の方に、後日インターンの感想(前設問に記載)の評判が良かったと聞きました。BBQ大会の件を話したときは面接官の皆さんが笑っていました
面接の雰囲気
長机に面接官が5人並んで座っていて、ある程度離れたところに私が座る椅子があった。こちらの緊張を和らげようとする配慮は特にないが、圧迫というわけでもない。普通だった。
1次面接で聞かれた質問と回答
学生時代のアルバイトで意識したことと、それが入社後にどのように活かされるか。
・私は家庭教師をしていて、中学生と高校生を指導していました。私はアルバイトを通じて、相手に合わせた説明力が養えたと考えています。私は普段、コミュニケーションを通じて生徒の理解度を図り、それに応じた指導をするように心がけていました。具体的には、理解度が浅い場合は暗記を中心に指導をし、理解度が深い場合はなぜそうなのかといった原理や背景まで教えるようにしていました。こういった相手に合わせた説明をする力は、入社後クライアントや他部署の方と打ち合わせをする際に、専門性の高さに応じた適切な詳しさで説明をすることに役立つと考えています。
・指導方針を示して、生徒自身が普段どんな勉強をすればいいか分かるようにしました。なぜなら、指導時間というのは週にせいぜい2時間が1,2回であり、大部分は生徒の自主学習だからです。
当社のインターンシップに参加して何を感じましたか。
貴社の掲げる作品主義、「最良の作品を世に遺し、社会に貢献する」姿勢を感じました。インターンシップの最中に、設計者と施工者が対等に議論している姿を見て、両者が互いを尊重しつつも、いいものを作ろうとしている想いの強さを感じました。また、その想いがサブコンや職人の方々にも共有されていると感じました。なぜなら、普段の仕事の最中に御社の方がサブコンや職人の方々ととても楽しそうに話をされていたからです。また、丁度私がインターンシップに参加している最中に施工現場内で開かれたBBQ大会には、御社とサブコンおよび職人の方々の関係者が全員参加していて、現場としての一体感を感じました。入社後は、設計・施工で議論を重ねることで、最良の作品を世に遺していきたいと考えています。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2019年03月
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 本社の方
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
質問に対して、はきはきと自信を持って答えることができたことが評価されたと感じました。特に、研究内容の冒頭の発表に対する質疑に対して、上手く回答ができたと思います。
面接の雰囲気
面接官が3人であり、前回に比べて少なく、少し拍子抜けした。面接官の顔は柔らかく、あまり緊張せずに面接を受けることができた。
最終面接で聞かれた質問と回答
当社を志望した決め手はなんですか
夏に参加させていただいた貴社のインターンシップです。私は設計と施工のインターンシップをそれぞれ1週間行いました。設計のインターンシップではRhinoceros,GrassHopper, FlowDesginerを扱う機会がありました。そして、貴社がデジタルデザインに力を入れていることが分かりました。私は卒業論文や修士の授業でこれらのソフトを使用したことをきっかけに、環境シミュレーションに関心を持っていたので、そこが魅力でした。施工のインターンシップでは、貴社の現場の良さを感じました。なぜなら、貴社はサブコンや職人さんたちから好かれていて、施工に関わる全ての人が思いを一つにして業務に取り組んでいると感じたからです。
ARUPのインターンに参加されていますが、当社のインターンとどのような違いを感じましたか
ベンチャー企業と大企業の違いを感じました、ARUP JAPANの社員数は100人強であり、規模感とインターン生中の裁量の多さから、ベンチャー企業特有の社風を感じました。裁量が多く、自由に活動ができたのは良かった一方で、やはり社員数が少ないため、先輩からのサポートが薄いように感じました。また、インターン生に本当にこんな大事な業務をやらせていいのか、という管理体制の甘さを感じました。貴社のインターンは、直接業務を行う機会は少なかったものの、学ぶことが多く、充実していました。分からないことがあれば担当の社員の方にすぐに聞ける環境があったこと、そしてそれが私だけでなく周囲の若手社員の方にも当てはまっていたことから、サポートの充実を感じました。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
特に何も言われなかった。すぐに就活をやめるようにとも、気が済むまで就活を続けていいとも言われなかった。ただ、おめでとうございます、といわれた。
内定に必要なことは何だと思うか
業務の具体的なイメージがつくので、やはりインターンシップに参加するのはオススメです。ESが1月から2月にかけてあるので、ESに間に合うようにOB訪問をできるといいです。私は3人の方に会いに行きました。企業研究は、会社のサイトや建築の雑誌(新建築など)を見た方がいいです。個別具体的な案件に関して、OBの方に聞いてもご存じないことが殆どだからです。気に入った建築物が近場にあれば見に行くといいです。面接で聞かれるかもしれないので、対策になります。私は水天宮を見に行きました。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
私の場合はインターンに参加したこと、企業研究をしていることが相手に伝わったこと、面接ではきはきと自信を持って受け答えができたことが、内定獲得の理由だと考えています。ESの募集が3回あり、私は最後の回でESを出しました。時期がずいぶん違ったので、出遅れた感がありましたが、その分、自己分析、設計事務所を含めた業界研究、企業研究が十分にできた状態で面接を受けることができました。
内定したからこそ分かる選考の注意点
竹中工務店は学校推薦やコネが効きません。インターンシップに参加しても、個別に社員から連絡が来たり、メンターがついたりしません。ただその分、しっかりESを見てくれます。ESはA3紙1枚で情報量が多く、作成に苦労しますが、力を入れて作成することをオススメします。
内定後、社員や人事からのフォロー
2~3カ月に一回、入社に向けてのオリエンテーションがあるようです。
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竹中工務店の 会社情報
会社名 | 株式会社竹中工務店 |
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フリガナ | タケナカコウムテン |
資本金 | 500億円 |
従業員数 | 7,786人 |
売上高 | 1兆6124億2300万円 |
決算月 | 12月 |
代表者 | 佐々木正人 |
本社所在地 | 〒541-0053 大阪府大阪市中央区本町4丁目1番13号 |
平均年齢 | 44.6歳 |
平均給与 | 1012万8000円 |
電話番号 | 06-6252-1201 |
URL | https://www.takenaka.co.jp/ |
採用URL | https://www.takenaka.co.jp/recruit/fresh/top/#1 |