18卒 本選考ES
技術系
18卒 | 慶應義塾大学大学院 | 男性
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Q.
研究テーマについて
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A.
私は、医科大学と共に、手の親指のリハビリを支援するタブレット端末向けアプリを研究開発しています。 親指はものを掴んだり、引っ張ったりと重要な役割を持つ指です。しかし、手根管症候群と呼ばれる病気にかかると親指が痺れ、思うように動かなくなります。回復には継続的なリハビリが必要ですが、お年寄りに発病者が多いことや単調なリハビリが続くため、リハビリはつらく、退屈なものになると医科大学の先生から伺います。また、病院によって手根管症候群の症状診断基準が異なるため、それを統一するものが現在はありません。 そこで私はタブレット端末を用いて手根管症候群を診断し、継続的なリハビリを支援するゲーム感覚のリハビリアプリの開発に取り組んでいます。また、医師が遠隔で患者の回復状況を確認できるように、患者の親指の動きをタブレット端末で計測し、それをデジタルハンドモデルで復元することを考えています。 続きを読む
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Q.
大学時代、最も力を入れたこと
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A.
私は、私を含む日本人2人とフランス人留学生2人の4人でARを用いたスマホアプリの構想から実装、発表まで取り組みました。 私はアプリ開発の経験があったためチームの中で中核的な役割を担っていました。アプリ製作に取りかかり始めた頃は、お互いに言葉の壁を感じておりコミュニケーションに消極的でした。しかし、アプリ製作は約2ヶ月と短期間であったため、私はこのままではいけないと思い、LINEを使用して文字ベースで会話を試みたり、紙にアプリの構想図を描いて情報を共有しました。 その結果、アプリの構想はどんどん膨らみ、それぞれの役割も決まりました。また、これまでは私から留学生に連絡をとってきましたが、次第に留学生側から連絡をくれるようになり、満足のいくアプリを作り上げることができました。私は、英語を完璧に話せなくともアプリを完成させられたように、不安を恐れず積極的に挑戦すれば為せば成ることを学びました。 続きを読む
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Q.
あなたがこれまでに学んできたことやスキルを入社後どのように活かしたいと考えているか教えてください
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A.
私は医科大学の先生方と共同で研究を行っており、私はアプリの実装をしたりと、その研究の中核を担っています。 共同研究は自分のペースで進められるものではなく、共同研究先の先生方と協調して進めなくてはなりません。そのため、いつ実験を始めるかなど、長期的なスケジュールの管理・遵守は非常に重要です。また、お互いに異なった専門知識を持ち寄って研究を進める上で密接な情報共有は欠かせないことを学びました。実際に先生方から研究対象の病気について詳しい説明を受けたり、アプリに必要な機能や収集すべき患者のリハビリデータについてディスカッションしたことは非常に有意義でたのしい時間でした。 入社後は、異なる専門分野の方々と一緒に働くことになると思うので、研究を通して学んだスケジュール管理・遵守の重要性や密接な情報共有、また、私の専攻する情報工学を活かして円滑な業務を導きたいと考えています。 続きを読む