【新しい空気を創造】【16卒】ダイキン工業の面接の質問がわかる本選考体験記 No.600（九州大学/）（2017/6/13公開）

ESに書いている志望動機や研究内容よりも、趣味や特技といったその人の人となりが分かるような質問に重きを置いているように感じました。自分のありのままを出したことが評価につながったと感じでいます。ただし、その中でも仕事に対する熱意などはしっかり見られているなと思いました。

面接官の方がとても話しやすい雰囲気でした。研究の話以外にも、趣味の話を興味深く聞いてくれました。終始和やかな雰囲気でした。

研究内容を簡単に教えてください

私は皮膚温度感受性についての研究を行っています。近年の室内空気環境はエアコンによって快適に保たれていますが、冷房の効いたオフィスでは寒さに弱い女性の間で冷房病などの健康障害が問題となっています。女性ホルモンが自律神経系や体温調節に関わっていることから、皮膚温度感受性に何らかの影響があると考え、これに着目しました。この研究は男女共に快適な室内環境を提案することに繋がると考えています。わかりやすく簡潔に話しました。

自己PRをしてください。

高校時代フルートに魅せられた私は、吹奏楽部に入部しました。初心者だったため、初めの1か月は音も出せず、技術的にも周りに全くついていけなかったのですが、持ち前の粘り強さで早朝練習やレッスンに通いました。その結果、最後のコンクールでソロを任されるまでに成長し、技術力だけでなく精神力をより高めることができました。大学院でも、休みの日や研究で疲れた時にはフルートを吹いており、それが自分のエネルギーとなっています。

技術職としては、研究に対する熱意と探究心を見られていたように思います。それだけではなく、仕事に対する熱意や粘り強さ、根性といったものも重要とされていたように感じます。

終始和やかな雰囲気でした。面接官の方は、緊張をほぐすような質問や雑談をしてくれたのでとてもリラックスして面接に臨むことができた。

どんな仕事がしたいか。

研究開発がしたいです。特に、高齢者施設の空調に興味があります。その他に、動物や植物を対象とした空調研究も進んでいるのでこれにも興味があり、やってみたいと思っています。注意した点は、どんなことがやりたいのか具体的に話すことです。また、自分の言いたいことが相手にしっかり伝わるようにはきはきと話しました。

私たちに質問はありますか。

一つの部屋を区画ごとに違う室温にできる技術があると聞いたのですが、詳しく教えてください。私は技術職を希望していたので、まず技術的な質問をしっかりしようと心がけていました。質問の答えがかえってきた後も、その答えに対するさらなる質問を重ねて何度か行いました。質問をその場で考えることで、技術的な探究心が面接官に伝わったと思いました。

自分の熱意とやる気を見せることが一番だと思います。面接ではありのままの自分を見せた方が受かると思いました。

みんな個性的な人が多いと感じました。自分の好きなことを自信を持って話せる人たちが多かったように思います。また、明るい人ばかりでした。

最終面接は自分の主張を独りよがりでするだけでなく、面接官の顔を見ながら話した方がいいと思います。また、笑顔とはきはきした受け答えが一番大事だと思いました。