19卒 本選考ES
総合職
19卒 | 京都大学大学院 | 男性
-
Q.
学生時代に最も頑張ったことを教えてください。(ご自身が分かる写真を貼り付けてください)
-
A.
私は大学院のオープンキャンパスで、国籍や価値観の違う研究室のメンバーの意見を取りまとめながら、「防災ゲーム」を主催し成功させた経験がある。 防災ゲームとは、ハザードマップ上で危険度の異なる区域から持ち家を選び、補強工事や保険加入などの備えにより、災害から資産を守るターン制のマネーゲームである。目標は、幅広い年齢層の参加者にゲームを楽しみながら防災意識を高めていただくことだった。その過程で二つの課題に直面した。一つは、研究室の六割を占める留学生との仕事の分担である。日本語で行われる防災ゲームの運営にすべての留学生が携わる工夫が必要だった。私は留学生に英語で説明してルールを共有し、ゲームのサポート役や備品の整理役、飲み物や景品の提供役など日本語の理解に応じた役割を用意した。これより、参加者が様々な国の留学生と身近に触れ合える運営を実現した。もう一つは、新しいルールの取り決めである。開発者の准教授はゲームの途中で持ち家を変える引っ越しのルールを導入したが、参加者の家が入れ替わって複雑になった。私は、参加者が災害から資産を守り切れずに破産したとき、持ち家からアパートに移り住んでゲームを続行できる提案をした。これより、引っ越しの案を反映しつつ、どの参加者も脱落せずに最後までゲームを楽しめる仕組みを実現した。 研究室のメンバーが一丸となって防災ゲームの運営に取り組んだ結果、来訪者は4時間で140人にのぼり、防災の勉強になったというコメントを数多くいただいた。また、運営側からも楽しめたという声を聞け、研究室の団結力を高めることができた。私は、「様々な対馬の人と議論を重ねながら企画を実行できる」という強みを、貴社の鉄道事業において多くの当事者と協議する際に活かしたい。 続きを読む