【22卒】スズキの冬インターン体験記（文系/総合職）No.17872（東北大学/男性）（2021/9/27公開）

全体的に謙虚な方が多かったです。知識があっても他の学生の意見を聞くことを意識している人が多かった印象です。

「自動車業界の役割、存在意義」という社会的テーマはただ単に業界研究や企業研究をしているだけでは考えが及ばない領域なので、今回のインターンシップで自分の就職活動の原点に立ち返るような気持ちで考えを深めることができたのは良い経験だったと思います。

自動車、二輪車がメインではありますがそれ以外の事業について、そしてインド中心に海外展開の情報をもっと仕入れておけばよかったと思いました。

実際の業務内容について、社員座談会で営業の方のお話を聞くことはできたものの、実際に業務を体験したり、詳しい業務内容について時間をとって質問することができなかったため、具体的な業務が想像できず、それに伴って自分がこの企業で働いている姿を想像できなかったからです。

知識は他の人と比べて足りていませんでしたが十分補完できる範囲であり、同業他社との差別化ではかなり優位にあったと思ったからです。最終的に内定に必要となるのは「なぜ他社でなく当社か」と「とるべきポテンシャルがあるか」だと考えているため、その点でアドバンテージがあるなら内定が出る可能性が高いのではないかと思いました。

志望度に関しましては、そこまで大きな変化はなく微減といったところでした。というのも興味本位で参加してみたはいいものの、営業で採用される可能性が高いにもかかわらず自分は自動車本体よりもその機能に興味を持っており、ディーラーへの売り込みに自信がなかったからです。

1日だけの内容であったこと、選考に影響を与えるような力が試されるグループワークではなかったこと、後日届いた文系職種に関する会社説明会の注意書きにも選考と関係がない旨が記載されていたことが有利にならないと思った理由です。

インターンシップ参加後にメールが届き、挨拶と文系職種に関する会社説明会の案内が来ました。懇親会等のお話はありませんでした。

時期的にもう第一志望の業界は建設・不動産に絞っていました。しかし就活アドバイザーの方にIT業界を勧められ、IT業界が取り扱っている商品や今後どのように変化していくかを調べたところ、SIerやその下請けのようないわゆるIT業界だけでなく自動車業界も自分の興味に当てはまると思い、目を通してみようと思うようになりました。

自動車というものをただの乗り物として見ていましたが、今回のインターンシップで「役割や存在意義」について考えたことにより移動の概念としてとらえる見方をできるようになりました。また、営業の方の業務についてディーラーだけでなく業販店に対する卸についても知ることができ、それが逆に志望度の低下に影響しました。