【未知の技術への挑戦】【22卒】豊田自動織機の冬インターン体験記（文系/事務系総合職）No.12779（筑波大学/男性）（2021/2/4公開）

逆求人サイトからオファーが来たため興味が湧きました。トヨタ系列の大手企業だと知っていたのとBtoBの機械関連の事業について理解がなかったので勉強を兼ねて参加を行いました。また、参加に関してはESのみの選考で、面接対策ゼロで気軽に参加できる参加障壁の低さも魅力でした。

インターンの選考はESのみなのですが、少しボリュームがあります。自己PR、志望動機、学生時代に力を入れたことが問われます。一番難しいのは志望動機だと思うので、なぜ豊田自動織機を選んだのか、何を学びたいのかという話を原体験に紐づけて書けるといいと思います。

応募 → エントリーシート

現状の物流事業が抱えている課題発見と施策の提案

1日目にやったこと

企業及び事業に関する説明、福利厚生や製品の詳細など1時間ほど詳しく説明をいただきました。その後にブレイクアウトルームに別れてインターンシップのワークを行い発表します。最後に座談会という形で学生から社員に質問をする時間を頂きました。

若手人事

なし

豊田自動織機の製品・サービスを部分的に活用し、発表を行ったところ社員からのフィードバックが他のグループよりも高く感じました。また、物流の課題という抽象的なテーマから問題を特定して体系的にソリューションを提案できた点は高く評価されたと思います。

テーマが物流が抱える課題を改善するというものだったのですが、ほとんどの人が物流や機械に関する知識がないので議論が上手く進みませんでした。また、豊田自動織機の製品・サービスはBtoBなので学生に馴染みがなく、会社の持つリソースを活用した提案が難しく感じました。

インターンシップに参加することで企業理解が大きく進みました。豊田自動織機の活用例、勤務地に関する情報、福利厚生など知る事ができます。特に機械業界という馴染みがない分野だったので座談会や企業説明を通じて、どんなビジネスを行う業界なのか、事務系がどのような役割を求められているのかがわかりました。

インターンシップでワークをする際に豊田自動織機の製品・サービスについて事前知識があるとスムーズに進むと思います。また、社員と直接話せる機会があるので質問をいくつか用意しておくといいと思います。

あまり想像はできませんでした。豊田自動織機と取引する関係者は多く1日のワークのみで働くイメージは理解できません。また、ワークの内容もグループディスカッションのような内容だったため業務理解が進むとは思えませんでした。しかし、社内文化についての紹介や事業内容の説明を受けられるため企業について知る事は出来ると思います。

インターン自体は内定に繋がりませんが、本選考では内定が出ると感じました。企業理解が進むので志望動機を固められ、座談会を通じて事務系総合職の仕事の楽しさや難しさなど話して頂いたので自信を持って面接に臨めます。また、インターンシップに参加する学生のレベルは特段高いと感じなかったためです。

志望度は少し下がりました。ほとんどの事務系総合職は営業に配属されるのですが、営業を5年間行っている方の話を座談会で聞いていると業務内容に面白さを感じなかったためです。また、配属先が地方なので都会に住みたいと考える私とは相性が悪いと感じました。

参加者が多いうえに選考はエントリーシートのみなので参加すること自体が有利になるとは感じません。また、何度も大人数の学生をインターンシップに受け入れているので採用人数を鑑みるとインターンシップの参加は内定を左右するとは思えませんでした。

技術系のインターンシップではフォローは来たと聞きましたが、事務系ではフォローはありません。あくまでも企業理解をするために参加すると割り切った方がいいと思います。

インターンシップ参加前は幅広い業界と関わりたいと考えており、銀行業界・コンサル業界を中心に見ていました。私は特定の業界に身を埋めたいと思わず、就職後も転職という選択ができる業界を選んでいました。銀行は金融知識と法人営業の経験が中途採用でも評価され、コンサル業界は幅広い業界の経営に携わる点から転職市場では価値が高いと聞いたからです。

インターンシップ参加後はメーカーへの志望動機はあまり高まりませんでした。その理由として、特定の商材に縛られるため転職において他業界に行くのが難しく、日系大手の年功序列という慣習が未だに根強いと感じ、就職した後に経験が積めると感じなかったためです。そこでメーカー営業の中でも特定の商材に縛られない業界を見るようになりました。