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- A.
農中情報システム株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2021卒農中情報システム株式会社のレポート
公開日:2020年7月15日
選考概要
- 年度
-
- 2021年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 技術職(SE)
投稿者
選考フロー
企業研究
SIerの企業を目指すにあたって、大きく三種類に分割されるのでどれに当てはまるかははっきりさせておくべき。農中情報システム(以下NIC)は、ユーザ系の企業であるから親会社が事業方針を決定している。その計画がうまく遂行できるようなシステムを担当するのがユーザ系企業の役割となっている。NICが担当する(親会社な)のは、農林中央金庫とJAバンクであり、これらは農林水産業に金融の面から深くかかわっているので、それに関わりたいという理由付けはきちんと考えておいた方がよい。なぜならば、単にSEになりたいというだけでは数ある金融機関の中でNICを選んだ理由には説得力を持たせるのが難しいから。また、面接を受けるにあたって、どのような経緯でNICを志望したかという形で上記に絡めて話せたのがよかった点ではないかと思う。具体的な資料に関しては、金融系のみが集まるマイナビやリクナビ主催のイベントで金融機関の区分けを学んだり、「SIer_分類」と検索するだけでも業界の体系を知ることはできるのでオススメ。これらを理解した上で座談会や1dayインターンシップで、どの立ち位置なのか社員さんに話を聞くとはっきりするし、だからこその長所短所も見えてくると思う。私は、ユーザ系企業の分類項目は次のようにした。①内販中心か外販中心か②上流工程(構想、話し合い)中心か下流工程(技術力)中心か③パートナー企業との関わり(自社の社員数に対するパートナー企業の割合など) 注釈をいれると、上記分類はウォーターフォールモデルでの仕事の流れなので、これに該当する企業は多くNICもこれだが、異なる企業もあるので調べておくといい。以上の企業研究をNICの面接に向けてしていました。
志望動機
私が貴社でSEを志望するのには、自らの仕事の専門性によって人々の経済活動を支えたいという軸があるためです。
現在、ITを使った新しいサービス・技術が多く生まれ、日々進化している中で主体的に関わることができ、なおかつ文系でもその専門性を高められることに魅力を感じたため、SEという職を志望しました。
また、その中でも貴社を志望したのには大きく二つ理由があります。
一つは金融システムを取り扱っていることです。日々の生活だけでなく企業の経済活動にも金融はなくてはならない存在です。加えて、速さと正確性を要する金融業務において、システムの担う役割は大きいと考えたためです。また、機関投資家である農林中央金庫のシステムを扱うため、幅広い業務に携われるという点でもやりがいを感じたためです。
二つ目は、農林水産業との関わりが深い点です。現在、農林水産業は、従事者の高齢化等で人口が減少している中で維持・発展する必要があります。貴社のユーザーである農林中央金庫とJAバンクは、これに大きく関わっており、そのシステムを担うということは、農林水産の経済活動に貢献できると考えたためです。
以上が志望理由となっています。
グループディスカッション 通過
- 実施時期
- 2020年03月
- 形式
- 学生4 面接官不明
- 時間
- 30分
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
テーマ
また日本に来たいと思ってもらえるような旅行プランを考えよ
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
結論や返答がそれぞれの考えをくみ取ったものになっているか、他者に仕事を配分できているかなど、協調性を評価されたのだとおもう。フィードバックは内容に関してマイナス評価をもらったので、意見そのものより立ち位置や振る舞いを評価されたと思う。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2020年05月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 50分
- 面接官の肩書
- 10年目以上の現場統括リーダー
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
それぞれの時点でどうしてそのような行動をするに至ったのか、関わったものすべてに関して聞かれたが、理由を整理して説明できている点が評価されたのだと思う。
面接の雰囲気
第一印象から優しそうな人で、物腰も柔らかかった。アイスブレイクとしての日常会話の延長線上に志望動機を聞かれたりした。とても話しやす雰囲気かつ時間も小一時間ほどあったので、考えを丁寧に伝えることができた。逆に言えば、会話に近い面接なので不自然な間を空けることなくテンポよく返答することが大事だと思う。
1次面接で聞かれた質問と回答
どのような経緯でNICに興味を持った、志望したのか
私は当初、大学での専攻に最も近い金融業界を入り口として銀行を中心に志望していました。しかし、キャッシュレス化や、トレードのシステムをはじめとしたITが金融業務の根幹に深く関わっていることを知ったとき、これらに大きく興味を持ちました。それからは、金融とITの両方に専門性を問われる職種として金融系SEという職を志望するようになりました。元々金融系を志していたため農林中央金庫も視野に入れていたので、その関連会社として御社を志望するきっかけとなりました。また、他金融機関とは異なり、大規模な機関投資家であること、また、公共性の高い機関である点において携わる仕事にやりがいを感じたため御社を志望するに至りました。
学生時代に力を入れたこと
塾講師として、塾の立ち上げ時から軌道に乗るまで関わった事です。一番の課題は生徒数の少なさでした。最初に取り組んだことはチラシの配布です。生徒数は増加したものの30人弱で横ばいでした。大きな問題点として、同じ最寄りに複数の塾があったため、保護者の選択が既存の塾を選択してしまうことでした。そこで私は方法を変え、生徒に宣伝してもらう事にしました。私の在籍する塾内では人手不足だったため、別校舎の講師達に協力してもらい、受験生をターゲットに無料の模試を開催しました。受験生をターゲットとしたのは、高校の見学シーズンということもあり、入試を意識した中学生ならばアプローチがしやすいと考えたためです。結果、友人と一緒なら行きたいという層が、また他の友人を呼ぶ連鎖が起き、現在常時130人ほどが在籍するようになりました。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2020年06月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 事業部の統括リーダー
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
一次面接から一貫した回答や、自己分析を通して述べる性格と面接官の方がエントリーシートを見て感じた性格と合致していることも評価されたのではないかと考えています。
面接の雰囲気
最終面接ということもあり、少し硬い雰囲気だった。二人の面接官がいたが、一方が質問しているときに、もう一方がメモを取るといった形で進めた。圧迫面接ではなかった。途中でこちら側のパソコンにトラブルが起きたがスムーズに対応してもらえた。
最終面接で聞かれた質問と回答
自身が感じる長所と短所を述べてください
私は、真面目な性格が長所であると周囲に評価されますが、同時に要領が悪いとも友人に指摘されています。例えば、大学で試験勉強を友人としている際にそれが顕著に現れました。友人は事前に教授に言われた試験範囲に関して重点的に扱い、取捨選択をした勉強方法をしていました。それに対して私は、出題されるされない関係なく、一からその科目について学びなおして理解を深めている勉強法をしていました。結果として、試験結果は友人と同様であったため、点につながらない勉強に時間を費やしている点において良くも悪くも真面目だと言われます。なので、私は仕事において次々にさばくというよりかは、じっくり考えることが必要な専門的業務が自分に合っているのではないかと考えています。
自己PRをお願いします。
私は、勉強熱心な点が強みであると考えています。大学一年生のとき、ほとんどの授業で会計に関する話が多く取り上げられていましたが、ついていけないことも度々ありました。私は、専門的な授業が増えた時にも理解して講義にのぞめるようにしたいと考えました。そこで、会計の基礎を学ぶため、日商簿記検定2級を取得しました。これは後の授業で大いに役立ち、専門性が増すにつれて成績を向上させることができました。貴社においても、業務知識を進んで学び、自らの知識でユーザーに広く提案出来るSEとして活躍したいと考えています。また、ITは日々進化し、新しい技術を取り入れることは必須で、学び続けることが重要です。その点において私の強みである勉強熱心であることが生きるのではないかと考えています。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
第一志望と伝えていたが、承諾するまでに時間をくださった。また、こちらの事情で内定を取り消すことは無いともおしゃって頂けた。
内定に必要なことは何だと思うか
採用大学をみると、国公立大学をはじめとして比較的高いレベルの人が多いが、軸がしっかりとしていれば学歴関係なく採用してもらえるので頑張ってほしい。しかし、採用大学のレベルがそこそこ高いということは、最初の足切りであるSPIの通貨の点数も高いと考えられるので、対策はしっかりしておくべき。また、SIer企業としての立ち位置と、親会社である農林中央金庫の立ち位置の両方の切り口から企業研究をしておいた方が、スムーズに受け答えができる。また、自身の性格に関する質問が多かったため、自己分析は重要。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
内定が出る人は、企業研究と自己分析を両立させた人だと思う。学生時代の経験について面接で必ず問われるが、私より経験豊富な友人が内定を得られていないことから考えると、やはり内容の派手さは関係ないと思った。大なり小なり、どうして次の行動をしようと思ったのか、そのプロセスを整理して説明できるかが分岐点だと思う。私は、面接の前日にESを基に、もう一度何が話したいのか整理する時間を必ず設けた。言いたいことはあるけどどう伝えたらいいかわからなくて黙りこくるのはもったいないので、様々な切り口から回答も考えていた。また、うまくいかなかった面接のあとは、何が答えられなかったのか、何が研究不足なのか振り返って次に生かすことも大事。
内定したからこそ分かる選考の注意点
一見、よく見る質問ばかりであまり難しそうにみえないのが注意点。たっぷりと面接時間が設けてあるので、かなり深堀される。どうして?なぜ?など、圧迫面接ではないが追及される。今一度、思い出される経験は、言語化しておくべき。
内定後、社員や人事からのフォロー
面接時間が1時間近くあるが、逆質問に多くの時間を割いてくれた。説明会に行けなかったため、選考段階で多くの疑問を解消させてくれた。
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 福利厚生・手当・働きやすさ
- 会社の規模
- 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる
- オフィス・オフィスの位置・働く場所
入社を迷った企業
株式会社SBI新生銀行
迷った会社と比較して農中情報システム株式会社に入社を決めた理由
私が新生銀行よりも農中情報システムを選んだ理由は、公共性の高さである。金融機関として利益を追求するのはもっともなことだが、同時に社会問題に少しでも関わりたいと考えた。自らが関わる仕事内容に大差がない場合(自分も同業他社のみ選考に参加したので)、携わった仕事が最終的に誰のために何を実現するのかまで考えた方がいい。そこまで見たうえでやりがいのある仕事を選択したほうがミスマッチは少ないと思う。初任給は下がるが、事業内容に共感したので農中情報システムをを選んだ。
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農中情報システムの 会社情報
会社名 | 農中情報システム株式会社 |
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フリガナ | ノウチュウジョウホウシステム |
設立日 | 1981年5月 |
資本金 | 1億円 |
従業員数 | 701人 |
売上高 | 176億700万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 吉田光 |
本社所在地 | 〒135-0061 東京都江東区豊洲3丁目2番3号 |
電話番号 | 03-4524-6100 |
URL | https://www.nochu-info.co.jp/ |
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