【リスクとプロモーションの魅力】【23卒】全国共済農業協同組合連合会（JA共済）の冬インターン体験記（文系/映像体験型２Daysインターンシップ）No.29558（非公開/非公開）（2022/7/26公開）

金融業界に位置するにも関わらず、営業がないことと転勤が10年に1度あるかないかということに惹かれ、業務体験をしてみたくインターンシップへの参加を決めた。また、農業従事者に関連しているということで、穏やかな職員の方が多そうだと感じたため。

インターネット上に公開されているエントリーシートを読み込み、選考を通過している人の特徴を掴むようにした。

グループディスカッションにおける「協調性」が重視されていたように感じる。意見が割れた際の立ち回りや、議論を進めるための一声の有無が見られていたのかもしれないと思った。

1日目は仕組み開発部門、2日目は普及推進部門の職員になったつもりでワークに取組んだ。両日とも十分な説明を受けた上でワークに取組んだ。2日目の終盤には職員懇親会があった。

説明を受ける→グループワーク→発表→フィードバック

1日目の仕組開発部門では日常生活の中にはさまざまなリスクが存在する事、2日目の普及推進部門ではどのようなプロモーションが人々の心に響くのかについて学ぶことができた。

1日目は仕組み開発部門、2日目は普及推進部門の職員になったつもりでワークに取組む。

1日目にやったこと

はじめに仕組開発部門の業務についての説明を受ける。その後グループワーク。グループワークの内容としては、保障の対象とするリスクを選定した上で共済の名称、支払い条件、共済金額、共済期間を企画設計するというもの。

2日目にやったこと

はじめに普及推進部門の業務についての説明を受ける。その後グループワーク。グループワークの内容としては、1日目に行ったワークで企画した共済を普及するための推進施策を検討し、企画するというもの。

人事

なし

2日目の終盤に開催された職員懇親会で、長く働いている職員の方から今年度入社する内定者の方まで幅広いジャンルの方からお話を伺うことができた。採用担当の3人の職員の方はグループワークでのフィードバックが非常に丁寧で勉強になることばかりだった。

1日目のワークでは、一般的な共済金額や共済期間がわからずグループでの決定に時間がかかった。2日目のワークでは、限られた時間の中でトークを交えたパワーポイントのスライドを作成するのに苦労した。そのため、グループ内での役割分担がポイントになってくると感じた。

他の学生との関わりは、2日間とも同じグループのメンバーとの交流のみだった。

1日目に関しては、共済におけるリスクには偶然性があり、多数が対象となり、費用が発生することという3点を学ぶことができた。それと同時に、日常には様々なところにリスクが潜んでいるということを実感した。2日目に関しては、共済を普及させるためにはライフイベントを意識したりJA共済ならではの強みを活かしたりしていく必要があることを学んだ。

共済の知識がほとんどなかったため、共済の一般常識について事前にインターネット等で調べておくと良かったのではないかと思う。

この企業で働いている自分を想像できた理由は2つある。1つ目に、職員の方々の雰囲気の良さだ。非常に穏やかで働きやすい環境であるように感じることができた。2つ目に、自身が大学で学んでいた社会保障法の分野が活かすことができると感じたからだ。日常に潜むリスクについてグループのメンバーよりも多くピックアップすることができた。

金融業界メインで本選考を受ける予定だったため、面接で頻繁に問われる「なぜ金融志望なのか？」「他の金融機関との違いは？」という質問に対する対策が良くできていたから。JA共済連を受けるにあたって深堀対策をするのは「なぜJA共済連を志望しているのか？」ということで済むと考えた。

インターンシップの参加によって志望度が上がった理由の１つは、自身の就職活動の軸に一致していると感じることができたからだ。就職活動の軸として「困っている人を支える仕事」というものを掲げていた。共済はまさに「もしもの時に対する備え」であることを学ぶことができたため、軸に一致していると考えた。

インターンシップ参加者のみの座談会の招待が来たり、早期選考の案内が来たりしたため本選考で多少は有利になるのではないか。ただし、インターンシップの選考時にGDを実施したのにもかかわらず本選考でもGDを実施するため、選考がスキップできるような優遇は期待できない。

インターンシップに参加する前は、無形商材を取り扱う業界に興味を持っていた。具体的には、インフラ業界や金融業界だ。
金融業界を志望していた理由は2つある。1つ目に、自分の存在そのものが価値になると考えるからだ。2つ目に、他者への価値還元の手段が「お金」であるからだ。
自身の親族が全員金融機関に勤めていることから、昔から身近な業界だったという影響も少なからずあると思う。

全国共済農業協同組合連合会のインターンシップへの参加によって「真面目でお堅いイメージ」が「真面目でありながらも優しく穏やかな職員の方が多いイメージ」になった。失礼な話ではあるが、農協と言うと少し地味目な印象を持っていた。しかし、このインターンシップに参加していい意味でそのイメージを覆されたように感じている。