19卒 本選考ES
事務系総合職
19卒 | 同志社大学 | 男性
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Q.
自分の専門分野、専攻、或いは研究テーマ(ゼミや論文テーマも可)の概要を簡潔に説明してください。
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A.
私はゼミで選択体系機能言語学を学んでいます。これは、言語が使用される際に起こる表現の選択とその表現の機能的意味を観念構成的・対人的・テクスト形成的意味という3つの意味的観点から分析を行うというものです。ここで言う意味とは、辞書に記載されるような単語の意味という側面だけではなく、単語同士のつながりや文章として見た時のそれぞれの単語が持つ機能という側面も含んでいます。更に、選択体系機能言語学の中に言語使用には文化や発話時の状況といった社会的な背景の影響を受けるという考え方があります。つまり、人間の言語使用というのは目的・目標への到達のためであり、そのために最も適切な表現を選択しているということを示しています。その際には当然ながら、誰にどんなことをどうやって、どういう場面で伝えるのかを考えたうえで発話をする必要があります。このような言語使用に関する仕組みを体系的に学ぶものが、現在専攻している選択体系機能言語学です。 続きを読む
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Q.
この分野やテーマをなぜ選んだか(理由)、今後どのように活かしたいか(将来ビジョン)を具体的に説明してください。
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A.
同じ人間という言葉を操る生き物であるにも関わらず、接点を持っている集団や個人が違うだけで言葉遣いに違いが出ることを疑問に感じて選択しました。大学で関西出てきた際に、物理的にはそれほど離れていないものの、文化や言葉の使い方に大きな差があることが印象的でした。そのようなことから、同じ日本に住み日本語を使う人でもそれぞれが接点を持つコミュニティによって言葉遣いが違うことに興味を持ちました。そして、社会的な背景が言語の使用にどのような影響を与え、実際の言語使用にどのように反映されているのかを分析したいと考え上記の分野を選択しました。現在学んでいることは、社会の状況が変化すれば人間の言語表現、ひいては人間の思考が変化するということを意味していると考えます。このことから、宇宙・航空産業のまだ見ぬ可能性を探り、活かすための潤滑油となり、より豊かな社会の実現に貢献したいです。また、私たちの生活が豊かであると感じるためには、まずは社会のシステムが変化しなければならないと考えています。そこで、今までに学んだことを活かして使命感を持って、周囲の人を巻き込みながらプロジェクトの成功と社会の発展に貢献します。 続きを読む
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Q.
JAXAへ入社を志望する理由をお書きください。
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A.
野球サークルで主将として様々な想いを持つ仲間をまとめ、チーム一丸で目標を達成した経験から、チームで一体となって社会の発展に貢献できる仕事に興味を持ちました。その中でも、貴機構のような、自社の利益ではなく日本ひいては世界全体の利益のためにチーム一丸となって事業を行う社会貢献性の高さに強く魅力を感じました。更に、私の経験からも自分だけに利益が生まれるものよりも、関わる人全体に利益が生まれるような取り組みに強くやりがいを感じ、このことは貴機構でのやりがいにも直結していると考えます。特に、宇宙ビジネスにおける民間企業や学術機関との連携は関係者が多く、特定の集団だけが利益を受けようとすることは事業の成功に悪影響を及ぼしかねないと考えます。そこで、各所で連携を円滑にするために、私が大学時代までに培ってきた周囲を巻き込み目標・目的達成に向け努力できる力を活かしたいです。そして、国内外・官民様々な相手と協力しながら相乗効果を生み出すことで航空・宇宙産業の発展ひいては社会全体の発展に貢献します。 続きを読む
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Q.
将来希望する職務・分野についてお答えください。
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A.
宇宙分野における民間協業と新事業促進の職務を希望します。 続きを読む
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Q.
20年後のJAXAで実現したいことと、そのときの自分の役割についてお書きください。
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A.
貴機構が蓄積してきた技術や研究成果を活用して、宇宙ビジネスをより多岐で身近なものにする中心的な役割を担いたいです。日本では規模の大きな重工業メーカーや電機メーカーと協業で人工衛星やロケットの開発や運用を行うケースが多いと考えています。20年後には、規模の大きな一部の企業だけではなく、先端技術を追求し続けるベンチャー企業や宇宙とは一見関係ない分野の企業を結び付けて、まだ見ぬ宇宙利用の可能性を模索したいです。これは、日本の宇宙業界のリーダーである貴機構でしかやり遂げられないことだと考えます。そしてその中で、どのような企業とどのようなビジネスを行えば社会への利益を最大限引き出せるのかを考える役割を担いたいです。この役割を担うために目標・目的達成のための「リーダーシップ」だけではなく、諦めずにより良いものを生み出そうとする「胆力」を発揮することで貢献します。 続きを読む