【22卒】ソフトバンクの総合職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.11589（同志社大学/男性）（2021/3/23公開）

Q1.ソフトバンクバリューの5つの項目の中で、 あなたの強みと合致する項目を教えてください(複数選択可)。 また、その強みを発揮して成し遂げたエピソードを教えてください。 （字数：200字～）
※ソフトバンクバリュー：No.1、挑戦、逆算、スピード、執念

Q2.30年後、世界の人々にもっとも必要とされるテクノロジーやサービスは何でしょう。
その実現のためにソフトバンクでどのような挑戦をしたいですか。（字数：200字～）

Q.1に関しては夏頃からもともと書いていた自己PRを改善して行った。
Q.2に関しては、他の人のESを参考にしたり、書籍を読んだりしてITに対する関心をもつようにしていた。

一般的なWEBテスティング対策の参考書を何周かしていました。そこまでボーダーは高くないそうです。

言語・非言語、一般的なWEBテスト

コミュニケーションを取れる人間かどうか評価されていたと思う。
面接の雰囲気は非常に和やかで、ほとんどが雑談だった。
そのため、聞かれたことに対して用意していた答えをだらだら述べるのではなく、しっかりと会話になるように意識していた。

とても和やかな雰囲気だった。
面接官の方も常時笑顔で、自分の話に頷いて聞いてくれていた。
ほとんどが雑談だった。
雑談を通してコミュニケーション力や一緒に働きたいと思えるかどうかを見ていると思います。

学生時代に力を入れたこと

私は大学3年時の9月から11月にかけて地方創生の産学連携プログラムに挑戦し、リーダーとしてチームを最優秀賞獲得に導いた。
私は最優秀賞を獲得するという目標から逆算して、以下2つの施策を取った。
1つ目は家族層をターゲットに絞り、解決策を提案したことだ。
代表的な観光地が天橋立である宮津市は、海水浴シーズンとその他の季節での来訪数の差が激しいという問題があり、さらに分析をするとその傾向は家族層において最も顕著に現れることを発見した。
そこで、閑散期に家族層の観光客を増加させるツアーの提案を行った。
2つ目は班のミーティングで自らが率先して会話を広げ、会議を活性化させたことだ。
このプログラムは2ヶ月と限られていたため、一刻も早く議論を進める必要があった。
そこで、私が積極的に要点を整理し、議論の方向性を明示することで早期から建設的な議論が進んだ。結果、班として論理的かつ独創的な提案が可能となった。
最終的には6社の企業の採用責任者の方から最高評価をいただき、最優秀賞を取ることができた。

自分自身の強みは何ですか

私の強みは目標から逆算して行動し、結果に結びつけることができる部分にあると考えています。
この強みは私が塾講師をしていた時に発揮されました。
塾講師を始めた当初、私は担当生徒が2名しかいなかった。しかし、自分自身の大学受験での経験や知識をもっと多くの受験生に伝えたいと考え、まずは担当生徒数の増加を目標に掲げた。
担当生徒数の増加のためには生徒からの信頼を獲得することが必要だが、授業内という限られた時間でしか接触しない生徒も多くいた。
そこで、授業外の部分でも施策を行うことで生徒から信頼を獲得することができると考え、以下の2つの施策を行った。
（1）自習時間の多い高3生徒を対象に参考書の使用法など参考書学習のカウンセリング
（2）参考書の補助教材を作成
授業外の時間でも自分の受験生に対する情熱や思いを伝えることで信頼を獲得していき、生徒からは効率良く自習できるようになった、と感謝の言葉も言ってもらえた。
最終的には担当する生徒が当初の6倍の12名となり、塾内における担当生徒数がNo.1となった。

学生時代に力を入れたことや自己PRからソフトバンクバリューに合致している人間かどうかはかなり見られていたと思います。
志望動機もソフトバンクに対してだけでなく、部署に対して、そしてその部署でやりたいことまで落とし込んで話す必要があると思います。
また逆質問の時間が20分近くあり、その逆質問を通してもソフトバンクに対しての志望度が見られていたと思います。
注意したのは、ただ用意していた質問を淡々と聞いていくのではなく、会話の自然な流れで質問することです。

非常に和やかな雰囲気だった。最終面接ということで緊張していたが、最初にアイスブレイクの質問などあり、リラックスして面接に臨めた。

自分自身の弱みと克服方法

自分自身の弱みは伝える力だと考えています。
学生時代の活動の中で、自分の考えていることや熱意を伝えようとするとどうしても話す量が多くなってしまい、話終わった後にみんなの顔を見ると理解できていない様子のことが度々あった。
この弱みはゼミ活動の中で克服しようと日々努めています。
ゼミ活動の中で発表を行う機会があるのですが、その中で今までは発表の時に内容を全てドキュメントにしてそれを読み上げる形で行なっていました。
しかし、そのままでは自分自身の伝える力は養われないと考え、私は発表する内容の要点だけをまとめて、それを頭の中で整理しながら発表を行うことで自分自身の伝える力を向上させようと現在でも努力を続けています。

20分近く逆質問の時間があった

・〇〇さんの担当する事業領域はどういった内容なんでしょうか？
・御社はスマート＆ファンという社内スローガンを掲げていますが、日々の業務の中で楽しさを感じる部分であったり、やりがいを感じるのはどんな時ですか？
・御社は他の企業に比べてスピード感など大きく異なっているとお聞きしますが、ソフトバンクで働く上で意識していることなどありますか？
・入社後は法人営業を志望しているのですが、成果を上げるために20代前半で意識した方が良いことや取り組むべきことを教えてください。
・逆に仕事が慣れてきた頃にはどのようなことを意識しながら働かれていましたか？
・デジタルワーカー4000プロジェクトを掲げているが、実際に社内でも環境の変化は感じますか？

逆質問の時間が20分近くあったので、たくさんの逆質問を聞くことができました。

自分は内定をもらって、就職活動をすぐに終えることを伝えましたが、おそらく納得いくまで就活を続けさせてくれる会社だと思います。

まずは面接の数が多くないからこそ、面接対策をしっかり行なった方が良いと思います。
学生時代の活動はアルバイトでも何でも良いと思うので、それを面接でしっかり話せるように訓練しましょう。
自分は友達やOB訪問アプリで知り合った社会人の人などたくさんの人に模擬面接をしてもらい、聞いていてわかりにくいところは無いか、志望動機にずれはないかなど、たくさんのフィードバックをもらい本番までに改善していきました。
また、志望動機は自分のモチベーションも踏まえて話した方が良いです。
ITに興味があるだけでは仕事を続けられるかどうかは判断できません。
「自分はこういう理由からITに興味があって、こういうモチベーションの源泉があるのでこの業界、そして御社を志望します」のような形で志望動機を伝えると良いのかなと思います。

志望度とソフトバンクバリューに合致しているかどうか。
志望度の高さを伝えるには、やはりOB訪問が重要になってくると思います。
企業分析をするにしても、インターネット上の情報だけでは限界があるので、実際に働いているOBの方に直接話を聞き、業務の理解を深めることで、入社してやりたいことやキャリアプランを深く話せると思います。
また、ソフトバンクバリューに合致したエピソードを学生時代に力を入れたことや自己PRで伝えることが重要です。

ソフトバンクはサマーインターンからや早期選考ルートなどあり、選考が早いので、なるべく早めに選考に参加した方が良い。やはり、後になってくるとその分枠も狭まってくると思います。
ソフトバンクを志望している人は、まずサマーインターンに参加することを目指し、その後も早期選考ルートからでも内定が取れるように早い段階から準備することをお勧めします。