【融資の決断、挑戦の先へ】【23卒】日本政策金融公庫の夏インターン体験記（文系/1Day Summer Workshop）No.18791（明治大学/女性）（2021/11/8公開）

金融系に元々興味を持っていたからここを知ることになった。政府系であり、待遇もやりがいも兼ね備えていそうだと思った。インターンに参加することで企業理解にも繋がると考え、参加を決意した。オンラインであることも参加しやすく良かった。

ワンキャリア・ユニスタイル・就活会議・外資就活ドットコムなどのサイトで過去のESを見て書き方を見よう見まねで覚えた。

ESだけの選考だったので特にどこが重視されたかは分からない。

国民・中小・農林事業の体験

初めに座学、後にブレイクアウトルームに分かれてワーク

融資の際に考えること

国民・中小・農林の仕事体験

1日目にやったこと

国民・中小・農林事業についての座学を聞いた。その後ブレイクアウトルームに分かれてワークをした。ワークも流れにそって一人の人の創業から事業拡大までのストーリー性のあるものだった。

人事部社員

なし

ワークにはブレイクアウトルームで同室になった人しかいなかったため、そこに社員さんが関わるということはほとんどなかった。発表をし終わった後にはフィードバックをしてくれた。

融資判断といくら融資をするのかを決めることが大変だった。お金という大事なものを扱うわけなので、適当な理由では済まされないのに、額は普通の学生では縁の遠い額を考えなくてはならなかったので、イメージが付きにくかった。時間も資料を読み込むのに取られてしまい、カツカツになることがあった。

同じルーム内の学生とは関わりがあったが、それ以外の学生との交流はなかった。

融資の際にお客様が記入される事業計画シートを見ることができたのはインターンに参加したからこそ得られた経験だと思う。それらの情報を元に、具体的に何にいくら使うからこれだけ貸してほしい、という要望にどう応えるのか日々努力をしているのだと思った。

B/SシートとP/Lシート、自己資本比率やローンの計算の仕方を勉強しておけば説明について行けたと思う。そこが難しかった。

うっすらではあるが、働き方が想像できたと思う。融資までの流れを体験できたのは大きかった。しかし、本来であれば融資までにもっと長い時間と関係者へのヒアリングが必要とされるため、ほんのダイジェスト版にすぎないということを肝に銘じないと就職した際に苦労しそうでもある。

正直一日だけの体験だったので、これだけで内定が出るか、でないかの判断は難しい。しかし、ここは政府系金融機関としてとても高い人気を誇っているため、志望度は高いがハードルも高いように感じた。今回のインターンで財務知識を問われたので元々その対策ができる人物が内定をもらえるように思った。

頑張っている人のことを直接支えられるということはとても魅力的に思えたし、やりがいもより高まると思った。インフラ業なども人々の生活を間接的に、縁の下から支えてくれているが、融資のような作業はお客様と密に関係構築をして支えられるので楽しそうだと思った。

参加することで日本公庫への理解が深まるという点で本選考に有利になると思う。しかし、本当に有利になるのは複数日程で行われる冬のインターンのほうではないかと思われる。

漠然と安定といえば金融やインフラだと思っていたのでそのあたりの業界を志望していた。実際、どれだけの安定加減なのかは分からないが、座談会で話してくれた社員さんは子供を持つことができる収入であると仰っていたので、就職すれば貧困層にはならないだろうなと安心することができた。政府系か民間かも考えて政府系のほうが良いと考えていた。

政府系なのでほかに比べ入社ハードルが極めて高いと思っていたが、実際にもそうだと感じた。学生時代にサークルや学生団体、体育会などでリーダーを務めているようなアグレッシブな人が活躍しているように思った。その点で特にイメージの変化はない。待遇に関しても全国転勤という点が気になるが、問題ないレベルのように思った。