【論理力×思い、最高の提案】【21卒】三井住友銀行の夏インターン体験記（文系/総合職）No.7177（北海道大学/男性）（2019/9/24公開）

有名な企業で尚且つあまり選考難易度も高いわけではないということで参加した。メガバンク三社に応募しており、特にこの会社だからということはない。また、ビズリーチの参加してよかったインターンシップの企業一位であったためである。

ＥＳは正直、質の低いものを提出していたが、面接で使われるということを聞いていたので、自分の話したい内容をテーマとした。面接では、他の業界のインターン、具体的には、コンサルも見ていたので、そことの比較などは力を入れて用意した。

〇〇に本行として提案をせよ

前半にやったこと

初日に一時間のみ、説明会と同様レベルの座学が行われた。与えられた会社の現状分析に時間をかけた。そこから課題を見つけ、それに対する提案を考えるというオーソドックスな道筋で取り組んでいった。

後半にやったこと

中盤の上司への報告で、今までの案を根底から覆されたため、時間のない中新たな案に取り組んだ。残りの時間と相談し、形として提供するために、ある程度の理屈を詰め、スライドを作成、発表練習とつなげた。

人事部/営業部

懇親会

評価項目の一つに「思い」というものがあり、各班優秀な中、最後に明暗を分けるのはある程度の論理力ともなった、相手への訴えかける思いであるというのが印象的であった。

最終日の発表に向けて何度も案が白紙になり、インターン中もこの進行度で果たして、最終プレゼンにおいて評価される形になるのかという懸念が常にまとわりついていた。また、業務理解という観点では、正直、ワークに関して学生の裁量が大きすぎるため、あまり進まなかった。

四日間本気で何かを考えるということ、それを誰かと一緒にやるということはなかなか経験できることではなかった。また、その観点で言えば、コンサルのジョブ選考とは異なり、各々が早期選考に乗るということが第一の原動力ではなく、チームとして素晴らしい結果を残すという点にフォーカスしていたため、弱みを出すこともでき、自己分析が深まった。

有価証券報告書のみが与えられたが、財務の観点から分析できればよかったと思う。しかし、私の班は有価証券報告書を使わなかったため、結局必要なのは、どのワークにも通ずる、自分のチームの中での得意な役回りを認識しておくことであると思う。

社員と接する人数は少なかったが、少なくとも、インターン中に関わった社員がこの企業の代表と考えるなら、自分に近いものを感じたので、働いている自分が想像できた。しかし、今回のインターンシップは法人営業のモノであったため、メガバンクの性質上部門毎の雰囲気の違いは大いにあると考えられるため、法人営業の部門に限っての話である。

メガバンク自体、採用人数が多いため、あまり内定難易度は高くないと考えられている中、インターンでは、業務理解よりは自分の能力が可視化される。そういうワークを設定している以上、インターンでは能力を図られており、その点でメンターに評価されたため。

メガバンク三社のインターンに参加したが、インターンシップの手厚さでは、この会社がダントツであったため。業務理解に弱みは見られるが、その分本当に学生に成長してもらい、満足して帰ってもらうことが一番の希望と語られており、純粋にその姿勢に魅力を感じた。

おそらく、インターンシップに参加するために選考の時点で、参加する学生はある程度意識が高く、その中でも自分が落ちることはないと能力的な部分で確信を持てたため。また、それにもましてインターン参加で結果を残し、メンターを最大限活用して一対一で業務理解を進められるため。

コンサルタントを志望しており、戦略コンサルの有名どころを受験していた。具体的には、経営共創基盤やBCGなどを受けていた。やはり戦略コンサルは社員の高いレベルが保証されており、また年収が高く、転職バリューがあるなどに魅力を感じており、そういった点で採用人数の多いメガバンクには実のところ、魅力を感じていなかった。

戦略コンサルタントよりは明らかにメガバンクの体育会系の雰囲気が自分には当てはまっていると確信した。また、年収と社員のレベルに関しては、この会社の中でできるできないがはっきり分かれているのだろうなと感じた。実際、インターンに参加している社員は総じて、魅力的であり、優秀であった。入社という時点での評価としては入社したから優秀とは必ずしも言えないので、この会社に入る同期のなかで、自分が勝ち抜ける自信があるのなら、入社するのに素晴らしい会社であると結論づいた。