【未知の世界への挑戦】【20卒】大和証券の冬インターン体験記（文系/Winter Intern College（資産コンサルタントコース））No.6508（名古屋大学/男性）（2019/6/25公開）

就活サイトからのオファーが頻繁に来ていたため、参加することにした。私はメーカー志望で証券業界には興味は無かったのだが、食わず嫌いは良くないと考えたため本選考まで時間のあるうちに一応参加してみることにした。

特にしていない。証券への知識はインターン参加において必要ない。参加前にwebセミナーがあり、そこで基本的な知識を吸収できる。

証券が「買い」であることをプレゼンせよ

1日目にやったこと

金融の知識のインプットを行った後に業務理解グループワークを行う。グループワークは資産を推定するといった内容で計算が求められる。2日目と3日目もなのだが、昼食は社員の方と一緒に弁当を食べることが出来る。

2日目にやったこと

朝は日経新聞の読み合わせから始まる。その後投資に関する知識をインプットする。昼食後はそれぞれのグループに銘柄が割り振られ、グループごとにその証券が「買い」であることを提案するために準備を行う。

3日目にやったこと

日経新聞の読み合わせの後に準備を再開する。昼食後、発表を行う。発表は5分程度で質疑応答が若干ある。終了後は社員の方との座談会や会場を移動して懇親会が行われて解散する。

実際に仕事において投資の意思決定を行う社員

なし

いくつか銘柄に関する魅力を教えて貰ったけど、結局一番「買い」であるポイントはどこか？という質疑応答があった。これは遠回しに「結局何が言いたいのかよく分からなかった」ことであるため、もっと要点を絞るべきだと反省した。

ワークを進める時間が2日目の午後から3日目の午前中までであるため、時間がなかなかシビアである。パワーポイントの資料も同時並行で製作しなければならないためタイムマネジメントは重要になってくる。また、1日目と2日目には講義の時間があるため、集中力が必要。

日経新聞を読む習慣が付いた。ただ読むだけでなく、読むポイントも教えてくださったのは非常によかった。また、会社を数字で分析する力が身についた。今回のインターンでインプットされる内容や会社を調べる際のプロセスは就活の企業分析にそのまま活かすことが出来ると思う。

私は問題なかったが、経済用語が数多く出てくるため自信の無い学生は参加前に事前に学んでおくと良いかもしれない。

証券営業というと、正直なところ良いイメージを抱いておらず、とにかく勢いで買わせるのが営業だと思っていたが、お客様目線に立たなければいけないと感じた。また、ライフワークバランスは力を入れており、大和証券なら証券業界もありかもしれないと感じた。

運営が2名ほどであるのに対して、学生は90人近くいたためインターンの活躍が本選考に関係があるとは思えなかった。また、このインターンシップは別日程でも開催されており、他のコースも存在している。そう考えると、インターンの優遇は特になさそうであると感じた。

本選考でエントリーするまでには至らなかったのだが、志望度は上がった。証券業界はブラックで体育会系なイメージが強かったのだが、お客様のことを考える営業マンが一番活躍していることや、女性の多さやワークライフバランスへの注力を見て、少し考えが変わった。

インターンシップに参加している学生は数多くいるため、差別化を図ることは出来ないと思う。選考を突破してインターンに参加することが出来ても慢心しない方が良いと思う。

集団で何かをやり遂げた経験や世界での存在感の大きさから、私はメーカーを志望していたのだが、他の業界をはじめから切ってしまってよいものかと疑問視していた。そのためそれを払拭するために、時間のあるうちにインターンシップに申し込んだ程度であるため、金融業界を志望しているという訳ではなかった。他の学生も金融で絞っている学生はほぼいなかった。

大和証券という会社には興味を持ったが、他のインターンを通して私にはメーカーが一番あっていると感じ、メーカーに絞ることにした。大和証券だけを受けることも考えたが、他者の選考状況を聞かれた際に困るためＥＳも提出しなかった。証券業界はどうしても個人主義になってしまうため、私はチームで１つとなって取り組む仕事がしたかった。