18卒 本選考ES
技術職
18卒 | 首都大学東京大学院 | 男性
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Q.
卒業論文の内容を説明してください。(500文字以内)
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A.
私は「サンプリング比最適化可能なJPEGエンコーダの開発」の研究を行っていました。一般的に画像をJPEG圧縮するときは、量子化テーブルを調整するQuality Factor(QF)と、人間の視覚特性を利用して、色差成分を間引くサブサンプリングといった二つのパラメータで圧縮後の画質と圧縮率が決定されます。フリー、または市販されている画像圧縮ソフトを用いて画像をJPEG圧縮した場合、基本的にQFの指定しかすることができません。(多くのフリーソフトでは、ユーザー側にQFの値を1から100まで選択させる形式でした)サブサンプリングを選択できる画像圧縮ソフトもごくわずかに存在していました。しかし、多くのユーザーはQFのみを調整し、サブサンプリングの性質を理解していませんでした。そこで私は、画像によって最適なサブサンプリングを自動でエンコーダを開発しました。実際にバイナリから画素値を読み込み、エントロピー符号化までのプログラムをPythonで実装することで、信号処理に対する意欲が高まりました。 続きを読む
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Q.
志望動機・自己PRをご記入ください。(1000文字以内)
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A.
私が御社を志望する理由は、日本を代表するソニーブランドのLSI開発に携われる仕事に携わりたいからです。私は大学時代にアメリカとイギリスに語学留学をしました。現地の方々とは必ずPS4のような貴社の製品の話題で盛り上がりました。そのときから日本人としての誇りをもち、製品開発に携わる仕事がしたいと考えるようになりました。貴社での業務は他社と比べて、ソニーグループ全ての製品を心臓部にあたる半導体で支えることができます。一つの商品のみではなく全ての商品に関わることができることに大変魅力を感じました。CMOSセンサーの開発には画像・信号処理の技術が良く使われていると会社説明会で伺いました。今後の主力製品となるアラウンドビューカメラやメディカルカメラの高精細化が進んだ場合、低演算量の信号処理が必要不可欠です。大学で学んだ電気技術、大学院で学んだ情報技術を生かして、LSIやイメージセンサの開発に貢献したいです。 続きを読む