【顧客本位の挑戦】【18卒】アマゾンジャパンの夏インターン体験記（文系/総合職）No.955（一橋大学/男性）（2018/1/30公開）

グローバルに見ても非常にインパクトのある事業を展開しているアマゾンであるため、その中身や、日本法人としての動きを実際に目で見たいと感じたため。また、アマゾンのコアにある強い思想を、実際の業務を通じて知りたかったため。

アマゾンのコアバリューを確認しつつ、コーポレイトサイトにて基本的な情報を網羅した。その上で自己分析を進めた。

AmazonStudentの利用拡大企画提案

1日目にやったこと

アマゾンそのものや、AmazonStudentに関する思想や戦略、現状などについてレクチャー形式てインプット。その後、午後からチームごとにディスカッションをスタートした。

2日目にやったこと

継続してディスカッションを進めるプログラム。途中に現場の社員によるフィードバックが入り、そこでディスカッションをする機会が生まれた。その後社員の前でプレゼンをし、評価がおりる。

student事業統括、人事

景品

徹底的に「それは本当に顧客のためになるのか」という観点を問い続けられたのが印象的であった。新しい企画に斬新さがあっても、それが本当に顧客のインサイトを前提にされているかという視点は非常に大きな学びであった。

非常に自己主張の強いメンバーが集まったため、チームでのディスカッションの中でなんども意見が対立して収拾がつかなくなるタイミングがあった。リーダー的なポジションで動いていたがゆえ、非常に苦労する部分であった。また、Amazonの基本理念が非常に重視されており、それを反映させたプラン策定が非常に勉強になった。

Amazonという世界的に見ても巨大な企業の中でも、日本法人としての立ち位置、日本市場のオリジナリティ、グローバルと日本市場との戦略の比較など、グローバルカンパニーならではの面白みを学べたことは大きかった。また、ECという急速に変化する市場のキャッチアップができたこともよかった。

アマゾン、楽天、リクルート、ヤフーなどのEC大手の動きをキャッチアップした上で、それぞれの差別化を理解すること。

現場社員とのディスカッションの機会が非常に多く、彼らの大切にする価値観や実際に持っているスキル、キャリアに関するビジョンなどを明確に理解することができた。また、若手として事業を牽引するメンバーの姿も身近で見ることができ、非常に勉強になった。

あくまで選考ステップが免除されるのみで、それ以上の優遇はあまり考えられない。リクルーターも個人単位でついてサポートする体制ではないため、人事との綿密なコミュニケーションもあまり期待できないと感じている。それ以降は全て自分自身の実力と、面接の成績だと思う。

サマーシーズンのインターンシップを通してアマゾンのグローバル及び日本マーケットにおける規模感やそれゆえのインパクトを実感することができた反面、そこでの個人の裁量がどの程度か、任せられる仕事はどの程度かという問いについてはやや疑問を持ったことが理由である。

事実として本選考ステップの一部が自動的に免除となるシステムがあるため、実際に有利になると考えられる。しかしそれ以降のステップにおいてはインターンシップ参加有無問わずフラットに進む。

最先端のテクノロジーに触れられること、また、社会貢献性の高いサービスを展開していること、そして20代における成長環境があることなどを軸に検討していた。インターネットサービスの領域に絞りつつ、広告代理店やコンサルティングファームもインターンを通して検討はしていたが、結果的にインターネット系のメガベンチャーに絞っていった。

大きな影響はなかったと考えているが、インターネットにおけるコマースの変化に関して非常に多くの学びがあったため、市場の理解という点では貴重な機会であったと思う。また、グローバルカンパニーの代表格であることもあり、世界的に受け入れられるサービスがどのようなものか、そしてどこに向かうべきかについてディスカッションを通して考えられたのはよかった。