【データからの視点を超えて】【19卒】ロッテの冬インターン体験記（文系/総合職　営業）No.4051（上智大学/男性）（2018/11/21公開）

留学からの帰国直後だったため就活の準備がほとんどできておらず、自分の視野を広げるためにインターンに参加しようと決意しました。また自分の友人の一人が既にロッテで働いていたということも参加しようと思ったきっかけの一つです。

このインターンの選考が自分にとって初めての面接だったので、自己紹介とインターンに参加しようと思ったきっかけについては簡潔に説明できるように準備していきました。また入室の仕方やお辞儀の角度など、基本的な礼儀作法についても勉強してから面接に臨みました。

ある土地のスーパーマケットでの営業をする際に、顧客データを用いながら最適と思われる商品の配置を考える。

1日目にやったこと

まずはじめにお菓子業界の現状とその中でのロッテの立ち位置などについて２時間程度の説明を受けました。昼休憩を挟んだ後にグループディスカッション及びプレゼンテーションを行いました。プレゼンテーションの振り返りの後に座談会と本社見学を行いインターンシップは終了しました。

人事部課長及び営業５〜１０年目の社員

なし

データから得た情報だけから解決策を導き出すのではなく、自分が実際に顧客だったときにどうあって欲しいのかについても考えるべきだと言われたこと。今回のグループワークでは客観的な視点だけを取り入れてしまい、主観的な意見を取り入れることができなかった。正しくデータを読み取りそれを利用することも重要であったが、自分たちの意見や考えもしっかりと取り入れるべきだと考え直しました。

インターンシップ当日のグループワークは、ただ単にアイデアを出せば良いというものではなく、様々な種類のデータから重要なものをピックアップして結論に結びつけるというものであった。そのため同じチームのメンバーと上手く連携しながら、効率良く正確にデータを読み取る必要があった。制限時間も１時間と短かったのでそこが非常に大変だった。

自分にとって本格的にグループワークを行うインターンシップは今回が初めてであった。また人気企業ということもあり学生の質も非常に高いと感じた。このような高いレベルの学生たちとともにグループワークを行い意見を共有できたということは、自分にとってとても良い刺激になった。そういった点では今回のインターンップに参加できてよかったと感じている。

自分は今回のインターンシップに興味本位で参加したので、業界に関する知識がほとんどなかった。それに対して、他の学生たちは事前に下調べを行っているという印象を受けた。自分も業界に対する下調べをしていれば、グループワークでもより深い議論ができたのではないかと思った。

今回のインターンシップでは、業界に対する説明やグループワークの後に社員たちとの座談会が設けられていた。また１人の社員だけでなく全部で５人の社員たちから日々の働き方についてなど質問する機会が与えられた。そのため自分が入社後どのように働くのかは比較的想像しやすかった。

インターンシップでのグループワークで上手く活躍できなかったため。今回のインターンシップで活躍したからといってそれが直接内定につながるとは思わないが、ロッテに合わない学生はインターンの時点でチェックされていると感じた。事実グループ一つにつき社員が１人ついており、社員は学生の発言や態度を細かくメモしていた。

今回のインターンシップを通して、ロッテの営業職での働き方を具体的にイメージすることができたと感じた。基本的には、コンビニやスーパーなどを数店舗担当して、そこに対して自社商品を置いてもらえるよう努力するという働き方である。自分はコンビニやスーパーなどの狭い範囲ではなく、大きな規模の仕事に携わりたいと感じたので志望度が下がった。

学生のうちの１人が人事部の社員に、本選考では学生のどのような点を見ているのかという質問をしていた。その際人事部の社員は、奇抜なアイデアを出す人物というよりは、周りの人と円滑にコミュニケーションを図ることができるかどうかを重視すると答えていた。そしてその際、今回のインターンシップでもそういった学生がいるかどうかを確認していたと言っていたので、人事部の社員の目にとまった学生は本選考でも有利になると感じた。

このインターンシップに参加する直前に就職活動を開始したということもあり、具体的な志望企業・志望業界はなかった。そんな中でも漠然と、みんなが知っておりかつ給料や福利厚生が充実している企業や業界に勤めたいとは考えていた。そのためロッテや出光興産、三菱UFJ銀行、アビームコンサルティングなど幅広く業界や企業を見ていた。

今回のインターンシップを経験することで自分が、大きい規模の仕事に携わりたいと考えていると気づくことができた。そこからは幅広い業界に携わることができるコンサルティングや銀行などの金融業界に対して強い興味を持つようになっていった。またロッテの海外進出の話を聞いて、海外で活躍できる企業で働きたいと思うようにもなった。