21卒 本選考ES
研究開発
21卒 | 電気通信大学大学院 | 男性
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Q.
志望職種を選んでください.志望動機も教えてください.
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A.
「研究開発」 私は,人の感情を本気で揺さぶり,心をより豊かにできるような体験を作り,それを提供したいと考えています. それができるのがエンタテインメントだと考えています.何故ならこれまで私が心を動かされたのは,いつもエンタテインメントだったからです. 普段の日常では体験できない出来事を体験したり,事件に巻き込まれたり,冒険したり. エンタテインメントが無くても人は生きていけますが,それでもエンタテインメントは人を感動させ,ドキドキさせ,人生に彩りを与えてくれる存在だと私は思っています. 今度は私が,感動やスリルを与える新しい体験を創り出したいと考えています. 現在私が研究しているバーチャルリアリティという技術は,今までにない,世界に入り込むという未曽有の体験をもたらすものです. 大学では,この技術に触覚という要素が加われば,より現実と見分けがつかなくなるような没入感の高い,魅力な体験になると信じて研究を続けてきました. 私はこれからも,人を夢中にさせるような魅力的なエンタテインメントを作り出したいと思っています.御社ならそれが出来ると確信し,志望しました. 続きを読む
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Q.
好きなゲームを教えてください.その理由も教えてください.
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A.
「東京クロノス」 VRアドベンチャーゲームという,今までに類を見ないジャンルのゲームとして興味が湧き,プレイしました.普通のアドベンチャーゲームとは異なり,キャラクターの喋り声がキャラクターのいる方向から聞こえてきたり,キャラクターの視線が一気にこちらに向いてドキッとしたり,キャラクターが自分のすぐ隣で喋っていることが鮮明に分かったりするなど,VRHMDを被って世界に直接入り込むことができるからこそ体験できることがとても新鮮でした.しかし,世界に入り込んではいるものの,自発的な発言・行動はできないため,ゲームに参加しているという感覚は希薄でした.ところが,ゲームの最後の最後にこれまで傍観者として世界に存在していた「自分」という存在をキャラクターが認識してくれて,お礼を言ってくれました.その瞬間,私は真の意味でゲームに参加できた感覚がして,心の底から嬉しかったです. 続きを読む
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Q.
ゼミ・研究室におけるテーマ内容についてご記入ください.
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A.
「機械刺激と電気刺激の組み合わせによる触覚提示の強調」という題で研究を行っています.例えば,ムチで叩かれたなどの強烈な触覚を提示したい時,本当に物理的な刺激(機械刺激)を提示してしまうと怪我に繋がります.また,怪我をさせずに強度の大きい触覚を提示できる電気刺激というものがありますが,これ単体では実物体を触る体験に比べて触覚の自然さが劣り,没入感が失われてしまいます. そこで,怪我をしない程度の強度の機械刺激を肌に提示すると同時に肌に電流を流し,怪我をさせずに強烈な触覚を提示するというものです. 現在のVRコンテンツにおける触覚フィードバック手法は振動によるものがほとんどですが,振動による刺激では難しい,緊張感のあるシチュエーションで没入感を保つための「強度の大きく,かつ自然な」触覚を安全に出すための手法として,将来はVRコンテンツにおける応用を目指しています.刺された・叩かれたなどのスリリングな体験を提供するコンテンツが,極限までリアリティを持つようになり,心の底から緊張感を持った体験をユーザに与えられるようになると考えています. 続きを読む