【未来の鋼材を創造】【23卒】日本製鉄の冬インターン体験記（理系/技術系2dayインターンシップ）No.32425（九州大学大学院/男性）（2023/2/17公開）

もともと機械系のバックボーンを活かした仕事に興味があり、重工業や車会社など、特に業界を絞らずにインターンへの参加を検討していた。そのような中、大学の先輩たちに過去のインターンの話などを伺い、また合同説明会で魅力を感じたこともあり、日本製鉄のインターンに興味を持った。

事前に製鉄業の現状を業界地図等で調べておいた。特に、日本製鉄とJFEスチールの規模痩せ担当領域の違いなどには目を通しておいた。また、日本製鉄が力を入れつつある水素関連の技術についても企業ホームページなどで確認しておき、企業についての最低限の知識は参加前に把握した状態でESを書いた。

同業他社のインターンに申し込んでいないので比較することはできないが、日本製鉄に対する興味をしっかりアピールできれば良いのではないかと思う。

日本製鉄の新規製品考案型グループワーク

１グループ10名程度に分かれ、自動車用の優れた鋼材を考案するグループワークだった。各自の専門知識やインターネットなどを活用し、また、日本製鉄の製品や強みなどを自分たちで調べ、どのような鋼材を開発することができるかを数時間の間に考案し、結論をまとめる内容だった。

日本製鉄のエンジニアとしての機械系の素養の活用の仕方

自動車用の鋼材の考案

1日目にやったこと

１グループ10名程度に分かれ、自動車用の優れた鋼材の考案に向けて議論した。特に手順の説明などはなく、基本的に自分たちだけで話し合いを進めた。Googleスライドで情報共有を行なった。最後に簡単な発表時間があった。

2日目にやったこと

2日目は座談会がメインと聞かされていたが、実質的な集団面接になっていた。５、６名ほどがオンラインで面接官のエンジニアから面接を受けた。面接官を含め、全員カメラはオフの状態で参加した。

なし

1日目は人事＋技術系社員への質疑応答の時間が設けられていた。2日目は実質的な面接であり、本格的な社員座談会の時間は設けられていなかったが、技術系の社員さんが面接を担当しており、簡単な質問対応の時間は設けられていた。合同説明会で聞いた以上に印象に残る話は特になかった。

話し合いの時間は多く設けられていたが、事前に与えられる情報などは特になく、基本的に自分たちの専門知識のみでアイデアを出す必要があった。それに加え１グループあたりの人数が１０名程度と多く、またオンラインでの開催だったこともあり、全員が参加して建設的な議論を進めていくのがかなり難しいと感じた。

１グループあたりの人数が１０人程度とかなり多く、オンラインで1人しか発言できなかったkともあり、議論に参加しているのは4、5名程度だった。

鉄鋼会社でエンジニアが求められる能力や海外での働き方などについて詳しく学ぶことができたのが良かったと思う。社員さんとの質疑応答の時間に、具体的な海外での働き方や機械系の仕事についてお話を聞くことができ、鉄鋼系エンジニアの働き方のイメージをある程度掴むことができた。

グループワークで建設的な議論ができなかったので、鉄鋼について自分なりにもう少し調べておけばよかったと思う。

インターンシップを通し、日本製鉄は新しい事業領域にどんどん進出していくことよりも、今あるインフラを確実に守っていくことに注力しているという印象を受けた。自分としては積極的に新領域に進出していくような雰囲気の中で働きたく、当企業の働き方とのギャップを感じた。

インターンシップのプログラムを受ける中で、自分の選考してきた機械工学や研究などの強みを生かせる企業だと感じたから。また、インターンシップの参加学生たちの中に日本製鉄への志望度の高そうな人がほとんどおらず、選考に進む人自体があまりいないのではないかと感じたから。

日本製鉄では機械系の強みは活かせそうなものの、新しい事業領域への進出や新製品の開発に力を入れるのが難しそうだと感じたから。やはり鉄鋼は今も産業の要であるため、今あるインフラを確実に守っていくことに重きを置いているという印象を受けた。自分としては積極的に新領域に進出していくような雰囲気の中で働きたいという思いがあったので、当企業への志望度は上がらなかった。

インターンシップへの参加による早期ルートがあったことに加え、企業理解や業界理解をある程度深めることができたから。また、社員さんとの交流の機会もそれなりに設けられているので、面接準備に当たって豊富に情報を仕入れることができた。

インターンシップ参加前は、機械系メーカーやエネルギーインフラ、プラントエンジニアリング業界の企業を幅広く志望していた。「エネルギー社会に貢献すること」「グローバルに活躍すること」「一つの目標に向け、チームワークを駆使して働くこと」「機械系の専門知識を培う＋活用すること」という自分の就活軸を基準としてこれらの業界・企業を志望していた。中でも日本製鉄はインフラ企業のような側面もあるものの、新事業の模索に力を入れているという話を聞いていたため、志望度は高かった。

もともと日本製鉄に対しては、水素関連事業を含め新事業の模索に力を入れているイメージがあったが、インターンシップでの社員さんとの交流を通し、今あるインフラを確実に守っていくことに注力しているというイメージに変わった。自分としては積極的に新領域に進出していくような雰囲気の中で働きたかったので、当企業への志望度は上がらなかった。