22卒 本選考ES
技術職
22卒 | 大阪大学大学院 | 女性
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Q.
オリンパスに入社して何をしたいか具体的に記載ください。
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A.
私が貴社で挑戦したいことは、医療の新たな価値提供の実現です。具体的な目標は二つあります。一つ目は、体の状態を把握し、どの薬、どの治療方法が適切か診断できる機器の開発です。私は、甲状腺が腫れたことがあり、原因不明でなかなか薬が合わず、数種類の薬を試した後に、合う薬が見つかり治療できた経験があります。結果的に、合う薬が見つかり、治療を終えることができたものの、薬が合わない間は、この間に悪化するのではないかと考え、不安でした。個人の体の状態から、最良な薬を提供できれば、安心して最適な治療を受けることができます。また、祖父が抗ガン剤の副作用に苦しむ姿を見た経験もあります。やっとのことで、効果があらわれ、手術を受けられるまでになりました。手術は成功したものの、体力が回復できず、術後1か月も経たないうちに亡くなりました。私は悔しい思いでいっぱいでした。祖父は手術を怖がり、嫌がっていたのに、受ける決断をし、結果、病気ではなく、手術により亡くなってしまったためです。高齢者や持病持ちなどの方は、術後リスクが高いというのは、よく知られていることではあると思います。しかし、これを前もって判断できれば、もっと余生を楽しむことができると考えます。二つ目は、痛みのない検査機器の開発です。私は上記に述べた甲状腺が腫れた際に、穿刺細胞診という検査を行う可能性がありました。この検査は、首に針を刺し、細胞を調べる検査であり、不安でした。結果、受けることなく、治療が進んだのですが、二度とこのような思いはしたくないと感じました。世の中にも、このような経験をした方は多くいらっしゃると思います。痛みのない検査機器を開発することで、不安を取り除くとともに、検査に行きたくないと考えていた人達が、気軽に受けられるようにすることで、早期発見に繋げたいです。以上のことに取り組み、患者様に笑顔と希望を届けることに挑戦したいです。 続きを読む