【人材ビジネスの魅力を体感】【19卒】アデコの夏インターン体験記（文系/総合職）No.5471（帝京大学/男性）（2019/4/17公開）

大学2年の春ごろから就職活動を開始して、就活開始当初から人材業界への就職を希望していました。ただ、当初から人材業界のビジネスモデルを深く理解していたわけではなく、ネット上やビジネス本などで勉強しただけでは理解できない部分もありました。アデコ株式会社のインターンシップは、人材業界のビジネスモデルを理解することができるような体感型のインターンシップだったので、参加を決めました。

事前にネットや人材業界に関するビジネス本（参考書）などに目を通し、人材業界がどのような業界なのかをできる限り理解してから臨みました。派遣型、紹介型、求人広告型、コンサルティング型の4つのビジネスモデルがある中で、アデコ株式会社はどのようなビジネスをおこなっているのか、競合他社はどの企業か、他の人材業界の有名企業はどのようなビジネスをおこなっているのか、などはできる限り理解した状態で臨みました。理解できない部分は当日のワークの中で担当者の方に質問を行い、理解を深めました。

人材会社のコンサルタントを体験しよう

1日目にやったこと

まず、アデコ株式会社についての説明と、人材業界に関する説明がありました。その後、人材会社のコンサルタント業務を体感できるワークがあり、企業、学生、営業コンサルタント、人材コンサルタントの4つの役割のそれぞれを当日参加した学生が担い、ロールプレイングをおこないました。最終的には学生役の方が企業の面接に臨むわけですが、その面接が上手く行くように営業コンサルタント役と人材コンサルタント役はそれぞれ、まず、企業、学生へのヒアリングをおこないます。その後、知りえた情報を共有し、学生の面接練習を実施、最終的に学生は企業の面接に臨みます。企業役は学生の合否を判定するところまでおこない、アデコ株式会社の社員の方からのフィードバックを貰ったところでインターンシップ終了となりました。

人財紹介事業本部のエージェントの方2名（入社15年～20年目ぐらいの女性の方）

なし

「人材ビジネスとしてのやりがいや成功体験は人それぞれ違い、また、悔しい思いや理不尽な思いも時として異なるけれど、そんな所が人材ビジネスの面白い部分だ」ということをフィードバックとして頂きました。また「学生時代に業界のビジネスモデルや社会人として働くことをイメージするのは難しいかもしれないけれど、何か役に立てることがあればいつでも連絡してください」といっていただけて、非常に心強かったです。

人材会社のコンサルタント業務を体験できるということで興味があり、インターンシップに参加しましたが、内容は想像以上に難しいものでした。自分は営業コンサルタント役でしたが、企業役の方がどのようなことを考えているか、企業としてどのような人材を求めていて、また、潜在的なニーズは何なのかということを、企業情報や企業役の方との話の中から見つけることには苦労しました。また、その後、人財コンサルタントや学生役の方に知り得た情報を共有する際には、正直、自分の判断が正しいか、今共有している情報は間違っていないか、ということを不安に思いながらワークを進めていました。短い時間の中で瞬時に判断しなければいけない場面も多々あり、その点にも難しさを感じました。

まず、インターンシップに参加した目的の1つでもあった「人材業界のビジネスモデルを理解する」ということは、1日のロールプレイングを通して達成することが出来ました。それに加えて、ビジネスモデルの難しさも学び、1日のワークの成功体験を経て、仕事のやりがいを感じることもできました。また、周りの学生さんが優秀だったため、これから始まる就職活動に関してどのように考えているか等、情報交換することができたのも良かった点でした。

インターンシップ前半にはアデコ株式会社についての詳しい説明がありました。アデコ株式会社への就職を検討している学生さんはもちろん、そうではない学生さんも、インターンシップ参加前にしっかりと企業研究をおこなってから参加するべきだと思います。ワークの内容に関しては特にこれといった事前予習が無くても問題はないと思います。

今回のワークは、アデコ株式会社特有のビジネスや仕事内容を体感するものではなく、人材業界全体としての仕事を体感するというものでした。なので、「この企業で働いている自分を想像できた」というよりかは、「人材業界のなかで働いている自分」をイメージ、想像することはできました。

インターンシップ当日に関わった社員さんを見ても、社風的にも、外資系企業という事で体育会系的な印象を受けました。自分はあまり体育会系のタイプではありませんし、英語力に自信がなかったこともあるので、社員の皆様には親切に、温かく接していただきましたが、当時はあまり内定が出るような気持にはなりませんでした。

人材業界のビジネスモデルを理解することができ、実際にその仕事内容を体感することができたことが今回のインターンシップでの収穫であり、インターンシップ参加当初の目的でもありました。なので、インターンシップ参加当初から、特にアデコ株式会社への就職を検討していたわけではありませんでした。実際に参加してみて、外資系企業独特のオープンな雰囲気や少々体育会系的な印象を感じ、そのこと自体にマイナスイメージを持ったわけではありませんが、自分には合わないと感じました。

インターンシップに参加した際に学んだことや社員の方からいただいた印象的な言葉・アドバイスなどが何かあれば、本選考ではそのことを交えながら話すことができると思います。また、インターンシップ終了時にはアデコ株式会社が運営するエージェントサービスを利用するかどうかのアンケートが配付されますが、アデコ株式会社への就職を検討している学生はエージェントサービスを利用することで色々なアドバイスを受けることができます。インターンシップがきっかけでエージェントサービスを利用し始める学生も多いと思うので、そういう意味では、インターンシップへの参加が本選考に有利になると思います。

インターンシップに参加する前は、人材業界以外は志望していませんでした。理由として、人と関わることが好きであったこともありますが、就職活動を始める、意識するにあたって、就活イベントなどで初めて関わったが人材業界の方でした。なので必然的に自分の近くに人材業界が存在していて、誰かの人生のために一生懸命になることの素晴らしさを身に染みて感じたことが人材業界を志望するきっかけでした。

このインターンシップをきっかけに、すぐに志望業界が変化することはありませんでした。人材業界の魅力をビジネスモデルの面白さ、やりがい、その一方で大変さや苦労も、ほんの一部分ではありますが感じることが出来ました。ただ、このインターンシップがきっかけとなり人材業界の企業が集まるイベントへの参加が増えていきました。そこで関わった社員の方と仲良くなり、面談をしていただいたり、お話を伺うことで、就職活動を進めていく中での視野は大きく広がり、介護業界等、他業界のビジネスにも興味を持ちました。