- Q. 志望動機
- A.
ENEOS株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2020卒ENEOS株式会社のレポート
公開日:2019年6月26日
選考概要
- 年度
-
- 2020年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 総合職
投稿者
選考フロー
企業研究
石油元売最大手ということで有名だが、実際の事業内容は燃料油の輸入、精製、販売の他にも潤滑油の製造・販売、石油化学品の製造・販売、石炭の販売、電気の販売、ガスの販売、再生可能エネルギー、水素エネルギーなどなど多岐にわたる。特に一般的にメインと思いがちな石油は、少なくとも国内需要については今後かなりのペースで減少が見込まれており、現在は総合エネルギー企業という看板を掲げて従来のフィールドに止まらず様々な事業に手を広げているため、志望動機などを話す際は留意が必要。当然他の石油元売大手との違いを理解することも必要だが、それも前述の通り石油以外の事業をよく研究すればすぐに理解できると思う。面談や面接の中でやりたい事業以外のことについて話す必要も出てくるため、一見興味がわかない分野についても基礎的な知識は持っておいたほうがいい。JXTGHDが2019年5月に長期見通しを発表しているため、企業研究ではこれを読むのが役に立つ。
志望動機
私の就活の軸は2つあり、「安全保障に貢献できること」と「新しいことに挑戦できること」でした。そしてこの双方がJXTGエネルギーの志望動機になりました。エネルギーとは市民生活・産業・国防などあらゆるレベルで必要不可欠なインフラであり、まさに安全保障の要です。そしてJXTGエネルギーは日本の石油の約半分を輸入する国内最大のエネルギー企業であり、安全保障への貢献度は非常に高いと認識しています。また、経営理念や求める人物像では「挑戦」や「革新」といった言葉が強調されており、実際に転換期を迎えているエネルギー業界において電気・ガスの小売、再生可能エネルギーや水素エネルギーなどの新しい領域に挑戦しています。以上から、「安全保障」と「挑戦」の両方の点においてJXTGエネルギーが最も自分にとって魅力的な企業だと考え、志望しました。
座談会・懇親会
- 形式
- 学生不明 面接官不明
- 実施時期
- 2019年03月
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2019年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
志望動機/希望する職種とその理由/あなたが学生時代に力を入れたことについて2つ/一番のPRポイントは何ですか
ES対策で行ったこと
特に公開されているESなどは見なかったが、ESの内容が今後の面接で繰り返し聞かれることを意識して、自分が話そうと考えていることと矛盾がないように気をつけて書いた。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2019年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
WEBテスト対策で行ったこと
問題集を一冊買い、二周ほど解いた。また、ネット上で公開されている類題も解いた。
WEBテストの内容・科目
玉手箱(言語・非言語・性格)
リクルーター面談・人事面談
- 形式
- 学生不明 面接官不明
- 面談時間
- - -
- 実施時期
- 2019年04月
1次面接 通過
- 実施時期
- 2019年04月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 中堅の人事社員
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
人物性重視と公表されている通り、どんな経験があり、どんな人間なのかを問われる。質問事項自体はいかにも採用面接という感じで、志望動機や経験などが聞かれるので、そうした定番の質問への準備をしっかりしていくことが大事。
面接の雰囲気
リクルーター面談(2回目)という設定だが、一連の選考ステップの中で最も面接らしい面接だった。穏やかな雰囲気で進むが、そういうものだと認識しておかないと緊張してしまう。
1次面接で聞かれた質問と回答
あなたの志望動機を教えてください
私の志望動機は二点あります。まず1点目は、安全保障に貢献したいという思いです。私は大学で国際関係を学んでいることなどから、安全保障に強く貢献できる仕事がしたいと思っています。そして御社は日本の石油の半分を卸している国内最大のエネルギー会社であり、エネルギー安全保障のかなめと言える存在です。そんな御社でなら、日本やアジアの安全保障に貢献できると考えました。もう1つの志望動機は、御社の経営理念や求める人物像で「挑戦」や「革新」が強調されていることです。私は、最大で数十年勤めるからには新しいことに挑戦できる環境で働きたいと思っています。御社はまず業界自体が転換期を迎えていることに加え、電気・ガスの小売や再生可能エネルギー・水素エネルギーなどの新しい事業に次々と挑戦されており、私が求める姿勢を持った企業だと感じました。
挑戦した経験を教えてください
私は一昨年の夏に、サークルの同期2人と台湾に蝶採集に行きました。自分たち全員にとって初めての海外採集であり、大きな挑戦でした。本来蝶採集は、現地の地理的特性や目的の蝶の生態などを熟知していなくてはなりません。しかし台湾という土地は自分たちにとって未知であるばかりでなく、そこで狙う蝶も日本のものとは異なり十分な知見がありません。そこで、現場での採集にあたっては、日本で積んだ経験を応用して臨みました。現地の環境をよく観察するとともに、事前および現地においても台湾の蝶を文献でよく研究しました。そして、日本での経験と文献で得た知識、現地で観察した情報を組み合わせて、こうした仲間の蝶はこうした環境でこのように採集できるはずだ、ということを考え、採集を行いました。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2019年05月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 中堅人事
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
いかにも面接らしい一問一答ではなく、こちらの話から話題を拾ってこちらの話を広げていく、というスタイルだった。面接官によってもスタイルは異なるのだろうが、あまりに就活生らしい硬い受け答えは控え、素の自分でいくと良いと感じた。相手も興味を持って聞いてくれるし笑いも起きるので、コミュニケーション能力をアピールできると良いと思う。
面接の雰囲気
これも面談という設定の面接。しかし1つ前の面談と異なり、あまり選考という雰囲気ではなく、こちらの素を引き出すような談笑に近い雰囲気だった。
2次面接で聞かれた質問と回答
将来どのように働きたいかのイメージ
自分としては新しいことに挑戦したいという思いから御社を志望しているため、ある程度経験を積んだ上で、新しい事業を生み出していくようなチームで働きたいと考えている。そうしたチームは当然ある程度少人数ということにもなると思う。自分は、自分で多くを決定してチームを引っ張っていくというよりは、チーム全体でよく話し合って合意を形成し、協調しながら進めていくというタイプのリーダーシップを持っていると自覚している。そのため仕事においてもそうした進め方でチームをまとめていきたいと思う。特に今後海外事業というものも重みを増していくと思うが、積極的に挑戦していきたいと思う。「そうした仕事は大変ですよ。」と言われたので、「覚悟の上です。」と答えた。
学生時代はどのようなことに力を入れたか
私は生物同好会という100人ほどのアウトドアサークルに所属しており、昨年末まで幹事長を務めていました。そのため学生生活においてはサークルの活動に力を入れました。私のサークルには様々な生き物好きがおり、鳥班、水班、植物班など様々な班に分かれているのですが、私は虫班の一員であり、昆虫採集を主にしていました。目的の虫を求めて文字通り日本中を巡り、春夏秋冬様々な活動をしました。台湾に行ったこともあります。昆虫採集は一見子供の遊びのようですが、採集地の情報や目標の情報を様々な媒体から入手し、知識や経験をフル活用しながら様々なことを考える必要があり、かなり奥が深いものだと思っています。話しながら面接官が適宜相槌や質問を挟んでくれるが、最後に「そうしたやり方は仕事でも求められるものだ」、と言われた。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2019年06月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 人事部長
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
個々の質問は短かったため、端的に答えることを意識した。深掘りが無かったため、おそらく答えることの内容というよりは人物性が確認されていたのだと思う。自分は事前にネットでどんな質問が来るのか調べておいたが、ほとんど調べた通りの質問が来たので、緊張しないためにもこうした事前準備は必要だと思う。
面接の雰囲気
一見緊張感のある雰囲気で、短めの質問が次々来た。しかし全く圧迫ではなく、こちらの回答に笑顔を見せたり、緊張をほぐすような質問も来た。時間は短く深掘りも無く、人柄の最終確認という雰囲気。
最終面接で聞かれた質問と回答
出身の中学校を選んだ理由と中高での成績(中高一貫校だったためか高校選択の理由は聞かれず)
私が自身の中学校(大学付属の中高一貫校)を選んだ理由は、家から近かったことや学力相応だったこと、大学まで一貫だったことなど複数ありますが、最も大きかった理由はSSHに指定されていたことです。SSHとはスーパーサイエンスハイスクールという制度で、理科教育に力を入れている高校に対し文科省が予算を出す、というものです。これを用いて私の学校では希望者に一般より高度な内容の理科教育を提供していました。例えば、私はこの補助金を使って自分で設定したテーマについて研究を行い、SSH指定校の集まりで発表をしたりしました。
また、私の中高での成績は、自分のクラスでは1位か2位で、同じクラスの優秀な友人といつも切磋琢磨しながら勉強していました。
大学でどのような勉強をしているのか
私は大学で国際関係を学んでいます。特に私は、国際政治に対する多様なアプローチを体得するよう心がけています。例えば私が所属する学部ではデータ分析に基づくアプローチが主流になっていますが、それ以外の視座を得るためにゼミは歴史学を扱っているところを選びました。また、自分の学部とは異なる視座も学ぶために、学部共通副専攻という制度を利用して平和学を自主的に履修しています。良くも悪くも欧米中心で科学的な自分の学部の国際関係学と異なり、平和学はその視座の学際性と目的意識の明確さ、そして視座を民衆や第三世界においている点などが特徴です。私が多角的な視座を重視する理由は、世の中の物事は何事も多面的であり、何か1つの視座のみではその姿を正確に捉えることができないと考えているためです。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
内々定通知の電話で、受諾するかを問われた。その場で受諾する旨伝えると、「すでにもらっている内々定や現在進行中の選考については自身で整理しておくように」と言われた。それ以外は特に無し。最終面接後の意思確認面談なども特に案内されていない。
内定に必要なことは何だと思うか
自分は他の石油元売大手の選考は受けていないため同業他者との比較はできないが、選考全体を通じて学生に対して非常に親身で丁寧な会社だと感じていた。それはやはり、学生の等身大の人物性を見たいという選考のスタンスの現れだったと思う。何か特別優れた能力や経験を持っていることよりも、どんな人間なのかが問われると思った方がいい。当然企業のことはよく調べて、逆質問では熱意をアピールした方が良いが、会社側がそうしたスタンスである以上こちらも素の自分で臨むべきだと思う。また、今までは石油元売として安定的なビジネスを続けてきたが、エネルギー業界は転換期にあり、石油元売の伝統的な商売には逆風が吹いている。今後は挑戦者の立場で新しい事業を確立することが重視されるだろうから、そのことはよく理解しておくべき。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
前述した通りこの会社は今までは安定的なビジネスをしてきたが、これからは挑戦者として新しい土俵に立つことになる。そのため、人物性重視を謳う選考においては、そのことを理解し、新しいことに積極的に挑む姿勢を持っている人が評価されたと思う。自分としても、その点を重視して志望動機やガクチカを考えた。
内定したからこそ分かる選考の注意点
インターンは特に関係ないと思う。最初の非人事社員とのリクルーター面談は本当に面談という感じなので聞きたいことをたくさん聞いた方がいいが、その次の人事との面談はリクルーター面談と称しつつ完全に選考なので気をつけて。最終面接は緊張するだろうが、深掘りもなく時間も短く、確認という感じなので、ビビらず理論的かつ端的に元気よく回答すれば大丈夫。
内定後、社員や人事からのフォロー
内々定者懇親会が参加任意で設けられたが、それ以外は特に無い。
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 会社のブランド・知名度
- 福利厚生・手当・働きやすさ
- 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる
- オフィス・オフィスの位置・働く場所
- 給料・待遇
入社を迷った企業
川崎重工業株式会社
迷った会社と比較してENEOS株式会社に入社を決めた理由
自分はもともと重工メーカーが第一志望で、三菱重工は落ちたが川崎重工は通ったので一応JXTGと比較した。しかし川崎重工は自分の中で、事務系社員としてメーカーでどこまで大きな仕事ができるのか、ずっと同じような仕事ばかりするのではないか、勤務地が今後一生関西になるのではないかとったところに不安を感じた。一方JXTGエネルギーはまず給料や福利厚生に優れ、ワークライフバランスもより取りやすそうだと感じた。さらに今後新しいエネルギーに手を広げていくということで、飽きずに大きな仕事ができると感じた。加えて、安全保障という自分の会社選びの軸を見たときに、エネルギーは国防を含むあらゆるインフラに必要不可欠で、究極の安全保障だと思い、意義を感じた。
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A.
私がモノづくりを通して社会の豊かさの向上に貢献したいからです。就職活動に軸としていることはモノづくりを通して、社会に貢献できることです。昔から工作や陶芸といった創作活動が好きだったので、将来的には、モノづくりを通して、生活の質の向上に貢献したいと考えています。また、自分が携わった製品が日常的に使われ、生活を支えている実感や責任感を得られる事も魅力的だと感じています。普段は馴染みのない油製品ですが、実際には多くの人を支える大きなモノであり、そんな製品づくりであらゆる産業をサポートしていきたいです。入社した際には、環境負荷を考慮した生分解性商品の開発に取り組みたいです。また、意見交換会や社員が業務の改善提案を行う制度もあり、自分の意見を発信しやすい職場と伺っているので、貴社に入社した際には、若くして活躍できるチャンスがあると考えています。志望動機以外の質問としては学生時代の成功体験や失敗体験、他に選考を受けている企業を聞かれました。聞かれた質問の中で印象に残った質問は「〇〇君が人生の中で一番大事にしているものはなんですか?」といった内容でした。私は友達を大事にしていると答え、大学に入学した際に、まだ友達ができず心細かった時に声をかけてくれ、いまでもその方と親友で大事にしていることや生きていく中で、決して一人だけで解決できることはなく、友人がいてこそ克服できることがあることを伝えました。この質問は人生において何が自分にとって大事なのか考えさせられるものでした。 続きを読む
- Q. 志望動機
-
A.
私の就活の軸は環境配慮型製品を作り、幅広い分野で貢献することです。その理由は2点あり、1点目は、素材メーカーは身の回りのあらゆるものに含まれる製品を作っているので、幅広い分野に携わることができると思いました。2点目としては、研究内容が環境負荷軽減であることから興味を持ち、これから環境規制が強まる中で環境配慮型製品は需要が高まると思い志望しました。 また御社は独自のオキソ化反応のコア技術から様々な分野で暮らしを支えています。環境配慮型製品を含む機能化学品は売り上げの半分を占めており環境への意識が高いと感じました。そういった御社というフィールドは私の就職活動の軸に適していると考え、志望いたしました。 続きを読む
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A.
私は,広く社会に貢献したいと考えており,「人々の生活と密接に関係している」という理由からエネルギー業界に興味を持っています。説明会で,貴社は石油だけでなくメガソーラーをはじめとした新エネルギー事業にも積極的に取り組んでいると聞き,魅力を感じました。また他社に比べて少数精鋭で,ジョブローテーションによりさまざまな職種を経験できることから,若いうちから大きな仕事を任せてもらえ,自分自身を成長させることができると考え応募に至りました。 続きを読む
ENEOSの 会社情報
会社名 | ENEOS株式会社 |
---|---|
フリガナ | エネオス |
設立日 | 1888年5月 |
資本金 | 300億円 |
従業員数 | 8,981人 |
売上高 | 9兆4993億100万円 |
代表者 | 齊藤猛 |
本社所在地 | 〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目1番2号 |
URL | https://www.eneos.co.jp/ |
採用URL | https://www.eneos.co.jp/recruit2024/ |