22卒 本選考ES
生産技術職
22卒 | 新潟大学大学院 | 男性
-
Q.
志望理由(300文字)
-
A.
就職活動を通して自分の生活の中にある物を改めて見直した際に、身の周りに溢れている日用品の多くが御社の製品であると気付いたことがきっかけで興味を持ち、インターンシップに参加させていただきました。そこで、手洗いや歯磨き、部屋干し等自分が当たり前だと思っていた日常の習慣が、御社の製品の上に成り立っているという事実に驚き、私も人々の新しい日常を作り出すような製品を生産したいと考えました。また、私は好奇心旺盛な性格なのですが、御社では本人と会社が互いに適性を見ながらキャリア形成を行う事ができると伺い、自身の幅広い物事への好奇心を満たしながら成長する事ができると考えたため志望させていただきました。 続きを読む
-
Q.
自分のセールスポイントとそれをうまく発揮できたエピソード(350文字)
-
A.
自分が経験したことのない新しい物事に、失敗を恐れずに飛び込んでいくことが出来ます。私は1年生から3年生でのサークル卒業まで、友人に誘われたことがきっかけでバドミントンサークルに所属していました。その活動の中で、充実はしているが受け身な今までの人生に疑問を持ち、自分の好きな物事への好奇心をより満たしたいと強く感じました。そこで、高校生の頃から好きであったイラストを描く事を活かした創作的な活動をしたいと考え、漫画研究部に所属しました。また、4年次には楽器未経験者という身でありながら軽音楽部に所属しました。高学年で上手く団体に馴染めるのか、漫画も楽器も初めてで上手くできるのかという不安はありましたが、新しい物事への好奇心の前ではその不安も感じる暇もないほど些細なものでした。この経験と能力を活かし、御社に入社した際は失敗を恐れず積極的に仕事に取組み知識を吸収し、成長できると考えています。 続きを読む
-
Q.
研究内容A41枚
-
A.
近年,世界的な人口増加に伴うエネルギー消費量の増加により,化石燃料等の資源の枯渇が懸念されている。対策として再生可能エネルギーへの関心が高まっており,中でも膨大なエネルギーを持つ太陽光エネルギーを利用することに注目が集まっている。太陽光エネルギーを一旦熱エネルギーに変換し,その熱エネルギーを利用して発電を行う方法では夜間に発電が行える等の点により通常の太陽光発電よりも高い発電効率が期待できる。 本研究では,集光した太陽光エネルギーを効率的に熱エネルギーに変換するデバイスである太陽光吸収材料に着目した。理想的な吸収材料は,太陽光エネルギーを吸収し,同時に熱放射を抑制する。つまり可視光域・近赤外光域で高い吸収率,赤外光域で低い放射率を示すという「波長選択性」を有しているとされる。従来の研究では,複雑な構造による波長選択性を有した吸収材料が開発されてきたが,これらはその複雑さゆえに生産コストがかかる。そこで本研究ではシンプルな構造である多層膜構造に着目した。基板上に薄膜を何層も堆積させたこの構造は,その単純さゆえに生産コストの削減が期待できる。 結果として,機械学習による性能評価実験で堆積させる層の厚さを決定し,シリコンウエハ上に W, TiO2,SiO2 を堆積させた太陽光吸収材料が,太陽光波長域で高い吸収率を,赤外光域で低い放射率という良好な波長選択性を有していることを計算によって示した。また,実際に吸収材料を作製しその吸収率・放射率を測定し,計算結果との相関性を確認した。 また,太陽光を熱に変換するという用途状実用性の面で高い耐熱性が求められるため,電気炉により加熱実験を行い,実際に作製した吸収材料が 500℃下で 8 時間の耐久性を有していることを確認した。現在、600℃以上の高温化で表面組織の崩壊が起こってしまう為、崩壊後の材料の成分分析等を行い原因を究明し、学会発表に向けた準備を進めている。 続きを読む