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ライオン株式会社 報酬UP

【未来を創る研究者】【19卒】ライオンの研究職の本選考体験記 No.5353(東京理科大学大学院/男性)(2018/9/20公開)

ライオン株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2019卒ライオン株式会社のレポート

公開日:2018年9月20日

選考概要

年度
  • 2019年度
結果
  • 最終面接
職種
  • 研究職

投稿者

大学
  • 東京理科大学大学院
インターン
内定先
入社予定
  • 花王

選考フロー

企業研究

企業が開催しているイベント(会社説明会、インターンシップ、学会での企業ブース)にできる限り参加し、働く上での疑問であったりこの会社で働くイメージを膨らませるようにしていた。パンフレットが配布されなかったので、企業のHPから企業が今後力を入れていく事業であったり強みとしている部分を調べるようにしていた。学生との接触機会を多く用意してくれる会社であるのでそういった機会を有効的に活用した方が良いと思います。また、本選考の面接において自身の研究がどのように入社していかせそうかを聞かれたので企業の技術についてHP等を用いて調べて自身の研究とどのように結び付けられそうか考えておくと必ず役に立つと思います。

志望動機

私は人々の暮らしに寄り添う製品を開発したい思いから消費財メーカーを志望しております。その中でも御社は、医薬品まで幅広く事業を展開し、それぞれの分野で主力製品をもっていること、ただ製品を販売するだけではなく、イノベーションラボを設立し、人を起点とするアプローチから製品開発ができており、「お客様への愛」を感じました。そのような製品を生み出してる御社でなら、生活者が本当に必要としている製品開発ができ、人々の暮らしに新しい価値を提供できると思い志望しました。また、独自のエコ基準を設け、環境に配慮した製品開発を積極的に行っていることや、明るくハキハキした社員の方が多いことに魅力を感じ、是非同じ職場で働きたいと思い志望しました。

インターン

実施時期
2017年12月

説明会・セミナー

時間
- -
実施時期
2018年03月

1次面接 通過

実施時期
2018年04月
形式
学生6 面接官2
面接時間
30分
面接官の肩書
人事
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

他の学生に比べて緊張せずに自然体で話せたことが評価されたと思いました。また集団面接であったため質問に対して簡潔に答えたことが良かったのではないかと感じました。

面接の雰囲気

非常に和やかな雰囲気。冒頭にライオンの好きな製品を教えてなどアイスブレイクの意味合いを込めた雑談から入り面接が始まった。

1次面接で聞かれた質問と回答

企業と大学での研究の違いは何だと思いますか。また、その違いに対してどのように取り組むべきだと思うか。

私は企業と大学での研究の違いは大きく2つあると考えています。
1つは時間管理です。現在、私は好きなように実験を行なっており、時間を意識して研究に取り組むことができていません。企業では限られた時間内でいかに効率的に実験・仕事を行うことが求められると思います。そのため、会議や実験以外の仕事もあるなかで、いかに緻密な計画立てることが大切なので常に時間に対する意識をもつことで取り組んでいきたいです。
2つ目は利益を追求していくことです。現在、私は自分のつきつめたいことを突き詰めて研究を行なっているが企業でそのようにはいかないと思います。企業に入ったら、本当にその研究が会社にとっての利益になるのか、お客様の求めることなのかということを考え、優先順位をつけて研究に取り組み、時には切り捨てる判断もしていかないといけないと思います。

40歳の段階ではどんな自分だと考えていますか。

私は40歳の段階では知識や経験はある程度、身に付いてきているが、まだまだ貪欲に成長しようとしていると思います。大きく変わったことは、求められる結果の質であると考えます。これまでは10要求されたら10やれればよかったが、今は+αの付加価値をつけて11にも12にもしていかなければならないと思います。これを実現するために40歳の私は、人を上手く動かすことが重要であり、部下、時には上司をも動かしながら、人を巻き込み、貪欲に結果を出そうとしている。また、自らが関わった製品を3つ以上世の中に送り出している。家族に自慢していると思います。そのような理想像のために入社して若い頃から努力を怠らないようにしていきたいです。

2次面接 通過

実施時期
2018年05月
形式
学生4 面接官3
面接時間
30分
面接官の肩書
人事/部長クラスの研究員
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

自分自身の研究の質疑に対してしっかり受け答えができたため評価されたのではないかと感じます。また、この面接でも集団面接であったため自分の出番でない時もしっかり話を聞いて相槌などを適度にしていたのも評価されたと思いました。

面接の雰囲気

最初はアイスブレイクから始まり面接官の第一印象も穏やかそうであった。しかし、面接が始まると研究に対しての質問が次々と飛んできて圧迫ではないが緊張感がありました。研究に対しての取り組み方やキャリアビジョンについて深くきかれました。

2次面接で聞かれた質問と回答

どんな社会人(研究者)になりたいですか。

どちらかというとスペシャリストというよりはゼネラリストになりたいと考えています。持ち前の好奇心旺盛さを活かし、様々なことに興味を持ち、多くの知識を吸収して成長を実感していきたい。また、多様な価値観をもつ人々と仕事を協働し多くの人との交流を通じて、幅広い視野を持った一人前の研究者になりたい。そして、会社のわからないことや悩みは自分に聞けば解決できると言われるような大黒柱のような社会人になりたいと考えています。研究面だけでなく広い視野を持ち経営的なことや新規事業の立ち上げなどに関する仕事についても行う機会があれば積極的に自らチャレンジして会社に大きく貢献し必要とされるような社会人になることが目標です。

研究をやっていて大切だと思うことは何ですか。

私が研究をやっていて大切だと思うことは大きく2つあります。それは、「チャレンジ精神をもち常に自分の考えを持つこと」と「積極的に他者と議論すること」です。実験は実際に手を動かさないと結果がついてこないので失敗を恐れずに果敢に挑戦する気持ちは大切だと思います。ただ闇雲に挑戦するのではなく、自分の考えをしっかり持った上で挑戦することが最も大切だと感じます。また、自分と近い研究の人じゃない他者と議論することが大切だと思います。そうすることで、自分の研究内容や課題、自分の考えをわかりやすく伝える力が養われます。また、違う視点を持った人と議論することで、自分では気づかなかった気づきなどが発見できるからです。

最終面接 落選

実施時期
2018年06月
形式
学生4 面接官3
面接時間
50分
面接官の肩書
役員/人事
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

最終面接ということもあり、会社に入ってどう貢献できるかであったりどのくらい会社について考えているかを評価している感じであった。自分も具体的なキャリアビジョンなどを考えていたが、周りの学生は自分よりも熱量があったので、最後はこの会社にどうしても入りたいという気持ちを評価していると感じた。

面接の雰囲気

最終面接ということもあり、やや厳格な雰囲気であった。自分の頑張ってきたことよりかはこれから入社してどのようなことができると考えているかなど将来のキャリアビジョンが描けているかどうかを見ているようだった。

最終面接で聞かれた質問と回答

入社後のキャリアについてどう考えているか

商品開発研究の仕事に従事し、消費者のニーズを捉えながら、暮らしがより快適なものになるような商品を開発していきたいです。また、強みであるリーダーシップを発揮し、商品開発のプロジェクトリーダーとして、世界に誇れる商品を生み出したいです。更に、商品開発研究で培った経験・知識を活かして自ら市場に出るなど、マーケティングも経験したいと考えています。消費者の頭の中の口では表現しにくいイメージを研究職で培ったキャリアでカバーすることで世の中の潜在的なニーズを汲み取り、それを研究の現場にフィードバックできるようになりたいと考えています。そのように、商品の企画・立案から販売戦略までモノづくり全般に携わっていきたいと考えています。

ライオンの商品やサービスの弱みとその改善策

他社に比べて製品の新シリーズの開発がやや遅いと思います。マジカなど、食器洗剤の新シリーズが8年ぶりと、時間がかかりすぎている印象を持ちました。そのため、もっとスピード感のある開発をする必要性を感じた。解決策として、社内コンテストで表彰されたものの商品化の比率を上げることで改善できると考えました。また、通信販売事業が弱い。花王さんに比べると、卸会社との関係を重視しているため、事業拡大が遅い。楽天やアマゾンなどへの出品数を増やすべきである。環境に配慮している製品の認知度が低い。ドイツのフロッシュのように、洗剤の成分だけでなく、生産から廃棄までトータルで環境に配慮していることをアピールする必要がある。

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ライオンの 会社情報

基本データ
会社名 ライオン株式会社
フリガナ ライオン
設立日 1918年9月
資本金 344億3300万円
従業員数 7,550人
売上高 4027億6700万円
決算月 12月
代表者 竹森征之
本社所在地 〒111-0051 東京都台東区蔵前1丁目3番28号
平均年齢 44.3歳
平均給与 665万円
電話番号 03-6739-3711
URL https://www.lion.co.jp/ja/
採用URL https://www.lion.co.jp/ja/recruit/graduate/
NOKIZAL ID: 1131060

ライオンの 選考対策

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