【未知の分野で輝く】【21卒】ジョンソン・エンド・ジョンソンの冬インターン体験記（理系/1Day Workshop）No.9286（九州大学大学院/男性）（2020/7/13公開）

機械系の人間だが，大学での合同説明会で話を聴いたところ，流通や品質管理の部門で活躍できる場がありそうだと感じたため．また，重工や鉄鋼など，機械系かつ日系の似通った企業についてのみ良く調べていたため，視野を広げるという意味でも医療系，外資のJ＆Jのインターンに参加した．

インターネットに転がっている過去の先輩方のESを参考にした．また，大学での合同説明会で来られていた人事の方に質問をしたのだが，その際に名前を確認されたので積極的に質問をすると良いかもしれない．

これからのJ&Jがどうあるべきかについて，社内資料などを調べてプレゼンで発表する

1日目にやったこと

午前中はひたすら資料を調べていた．膨大な量なのでうまく方針を立て，担当を分けないと終わらない．何回かグループで話し合いをする機会が設けられていたので，そこでも上手く調整しないと発表がまとまらない．午後には社員さんにインタビューする機会があるので，他グループとの情報での差はそこで上手く作るしかない．最後に全体に向けて発表を行った．

人事系の社員．

J&J社の商品

得意分野を活かすべきだということは納得した．最後の発表は全員でスライドを一枚ずつするグループが多かったが，「上司に向けた発表」という題目からすると，発表が上手い人が全部発表するべきだということは的を射た指摘だった．

一日のインターンシップだが，かなりのハードワークだった．全員が積極的ではないため，（見た感じ他のグループも同じようだった）積極的なメンバーでうまく役割を回したりしないと議論が進まない場面があった．また，正解があることではないため，これでいいのだろうかとは何度となく迷った．

発表後に自己分析，他己分析の時間があったため，そこで得たものは大きかった．特に自分では当たり前かと思っていたことが長所だと気づけたり，他の人の分析をする中で学ぶもののは多かった．また，会社の姿勢が非常によくわかるようなテーマになっていたので，企業分析にも役立った．

ある程度会社について勉強をしておくべき．そうしないと時間が足りなくなる．少なくともOur Credoについては知っておくべき．

会社の方針，姿勢を知ることはできたが，自分が働くような姿はあまり想像できなかった．どのような意識を持って働くかは分かったが．このインターンは会社をよく理解するためのものという位置づけになっていたため，働き方に関する情報はほとんどなかったように思える．

周りの学生のレベルが自分より高いようにはあまり思わなかった．しかし内定数が少ないこの企業に受かるには，志望動機がはっきりしていないと受からないだろうなと感じた．理系では生命系の人がほとんどであり，実際にその方が知識もあるため，機械系の自分はよほど熱意をアピールしなければ採られないだろうなと思った．

自分は重工などと幅広く見ていたのだが，できることが違いすぎて比較には困った．しかし自分がやりたいことはもっと機械系よりの仕事だと感じたため，この医療系の企業への志望度は下がった．しかし文系や生命系の分野の人からすると非常に魅力的な内容であり，志望度が上がる人も多いのではないのかと感じた．

理系分野に限ることだが，早期選考の案内が後日届いた．他の企業に比べて選考の時期が遅いことは気にしていたのだが，早期選考は1月末から始まるようだったので早くから受けれるという面では有利だと感じる．

重工，鉄鋼，プラントなど機械系の分野を見ていた．特に化学系の企業のプラントエンジニアに興味を持っていた．これらの会社でできる規模の大きな仕事，特に自分の設計したプラントが地図に載るといったことや，金額的にも大きな仕事ができると思いこれらの企業を志望していた．この会社は別ベクトルだが，医療系ならではのことができるかと思い興味を持っていた．

医療系の分野よりも，やはり機械系の方が自分には合っているなと感じた．社員さんの雰囲気や分野の雰囲気（と周りの学生の雰囲気）から真面目さが他の分野に比べて際立っており，和気あいあいとした雰囲気の方が自分は好きだったため．しかしこのインターンシップは無駄ではなく，一回他の分野を見ることで，以前から志望していた機械系の企業への志望度が高まった．