- Q. 志望動機
- A.
科研製薬株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2019卒科研製薬株式会社のレポート
公開日:2018年9月11日
選考概要
- 年度
-
- 2019年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 研究職
投稿者
選考フロー
企業研究
就活が解禁する前に、科研製薬で働く先輩社員さんと会って、企業の方針や求める人物像を大方把握するように努めました。また、HPを参考に、近年外用剤に力を入れているが、今後は経口剤にも力を入れていくことを知り、そういった方針の変化の中で、自身の学生時代に培ったノウハウをどうように活かせるかを考えるようにしました。また、入社後の勤務地は、特に重要であると考えていたため、研究職として入社後に、どこの研究所で働くかをしっかり調べておくことで、内々定を頂いた後に、そこまで迷うことがありませんでした。もっと前もって調べておくべきだったことは、休み(有給休暇の取得率)や福利厚生の部分を前もって調べておくべきであったと思います。
志望動機
中堅企業だからこそできる社会貢献と、社風が魅力的であるという2点から、志望いたします。
1つ目に関しまして、市場規模の大きさにこだわるのではなく、病気に苦しんでいる患者様に笑顔をもたらすために独自の得意分野を持って社会貢献している姿勢に共感を覚えました。特に、御社が注力している整形外科や皮膚科といった領域は今後の高齢化社会において重要性が高まると考えています。私は認知症を患う祖母の介護を経験する中で、特に高齢者の方や介護を必要とする患者様のQOLを改善する、医薬品を開発したいという強い思いがあり、御社でその想いを実現できる医薬品を創出したいと思いました。
2つ目に関しては、御社は、人材育成に力を注いでおり、若いうちから個人に向き合ってくれる企業であるとお聞きました。また、説明会での雰囲気の良さなどから、良い人間関係を築くことのできる会社だと実感しました。そのような環境で、様々な価値観を持った人と良い人間関係を築き、考え方の視野を広げながら様々なことに挑戦していきたいと思い志望しました。
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2018年03月
座談会・懇親会
- 形式
- 学生不明 面接官不明
- 実施時期
- 2018年03月
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2018年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
あなとの創造力について、それを示す具体的な実施例を教えてください。
ES対策で行ったこと
なぜ大手の企業ではなく、中堅企業である科研製薬を志望しているのかを明確に書くようにしました。また、科研製薬はESの内容が多いため、項目ごとに矛盾がないように気を付けました。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2018年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
WEBテスト対策で行ったこと
Webテストは、TG-WEB形式で科研製薬を受けるまでに何度か他の企業で経験していたので、そこまで対策をしませんでした。やはりWEBテストは慣れることが一番大事であると思います。
WEBテストの内容・科目
言語、非言語、性格
1次面接 通過
- 実施時期
- 2018年04月
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 人事1人/研究職の先輩社員2人
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
研究内容に関する内容が主な面接であったため、研究に対する理解度や熱意が評価されたと思います。また、質問に対しても、相手が分かりやすいように端的に答えたのが良かったのだと思います。
面接の雰囲気
面接官の方は、入社10年目くらいの現役の研究職の方であったため、とても和やかでありました。しかし、研究内容の話になるとかなりシビアな感じになり、質問自体も厳しいものがありました。
1次面接で聞かれた質問と回答
中堅かつ準大手の企業を志望しているが、その理由はなんですか。
大手の製薬企業ではなく、中堅企業であるからこそできることがあると考えるため、中堅企業や準大手企業を志望させていただいています。就活活動が解禁されてから、様々な企業の説明会に参加し、先輩社員の方々とお話させていただく中で、中堅製薬企業では、割り振られた仕事だけではなく、研究から開発まで様々な業務に携わることができる点や自主的に新しいことに挑戦できる環境が整っていることを知りました。私は、常に新しいことに挑戦し、その過程のなかでこそ成長できると考えているため、そのような環境は非常に魅力的に感じました。以上の理由より、自身の理想的な環境が整っている中堅企業や準大手企業の製薬企業への入社を志望しています。
人の頼み事を断れないとESに書いてあるが、具体的に。また、どのような対策をしているか。
私は、相手のことを考えるあまりに人の頼み事断ることができません。具体的には、サークル活動のOBとしての後輩の指導、研究室における教授からの依頼や雑務、バイトのシフトなどが挙げられます。このように様々な頼み事を複数持つことにより時間に追われ、自身のやりたいことに時間を割くことができないことが多々あります。しかし、これらを全て対応することにより自己の成長につながり、周囲からの信頼を得ることができると考えています。そのため、自身のスケジュールを客観的に把握し、優先順位を明確にしたあとで、ひとつひとつ的確に対応するように心がけています。また、状況が厳しい場合は、相手としっかり話し合いを行い、お互いが納得できるようにしています。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2018年05月
- 形式
- 学生1 面接官4
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 志望部署の部長、人事部長、研究本部長、違う部署の部長
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
いろいろと厳しい質問はありましたが、一つ一つに堂々と答えたことがよかったと思います。実際、面接終了後に人事の方から、堂々としていてはきはきしていたのがよかったとフィードバックがありました。
面接の雰囲気
面接の部屋に入った時は、面接官の方のオーラにかなり緊張しましたが、面接が進むにつれて、笑顔も見せてくれたりして、最終的にはかなりなごやかな感じでした。ただ少し、圧迫のようにも感じました。
最終面接で聞かれた質問と回答
将来プロジェクトリーダーをしたいと書いているが、どのような資質がいると思いますか。
周囲の人材にしっかりと注意を払え、的確に指示できる能力が必要であると考えます。医薬品の研究は、ひとりの力では決して進めることができず、創薬初期の段階から開発の段階まで多くの人が関わります。そのため、いかにチームとして能力を最大限に発揮できるかが医薬品創出の鍵であると思います。よって、プロジェクトのリーダーは、メンバーひとりひとりの状況を的確に把握し、各々が最大限に力を発揮できるようにしなければなりません。また、メンバーは人間である以上、特異・不得意が存在します。そういった要因も考慮して、的確な人選も必須になると思います。以上より、プロジェクトがうまく機能するように、そのリーダーには、メンバーの状況に注意を払え、的確に指示できる能力が必須であると考えます。
研究のゴールはどこにあると思いますか。
やはり研究のゴールは、実際に医薬品として市場にでて、患者様に使って頂き、満足していただくことであると考えます。いかに革新的な技術を用いて、新しいものを生み出しても、それが実際に使われなくては意味がありません。そのため、利用してもらい、効果がることが、研究がもつ最大のゴールであると考えます。さらに、大学での研究活動とは違い、企業における研究は、常に自身の研究の先に、患者様がいることを意識しなければなりません。また、会社であるからこそは、利益も出さなくてはいけません。そのため、企業で研究を行う以上、常に最大限の力を注ぎ、患者様が待ち望む医薬品を生み出し、会社における利益を生み出すことが、研究のゴールであると考えます。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
内々定の電話がきてから、1週間待ってくれるという旨が伝えられました。しかし、1週間後にもう1週間待ってくださいと伝えると了承してくださったので、特に強い拘束はありませんでした。他の企業に行くことを伝えた際もあっさりと了承してくださいました。
内定に必要なことは何だと思うか
中堅企業であるからこそ、なぜ大手ではなく中堅を志望しているかは必ず聞かれると思うので、ここはしっかり対策しておくべきだと思います。また、一次面接は研究内容に関して、先輩社員からの鋭い質問が飛んできますので、そこは準備しておいてください。さらに、最終面接は、お偉い方が4人もいて、なお質問もかなり深いところをついてきますが、堂々としていることが一番大事ですし、答えに矛盾がないようにも気を付けてください。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
中堅企業は、即戦力のようなものを求めている部分があるので、自身の研究内容が、企業の欲する人物像とマッチングしたのがよかったと思います。また、第一志望であり、かならず入るという熱意は、中堅企業を受ける際は必須であると思います。
内定したからこそ分かる選考の注意点
研究職の面接としてはかなり珍しいと思いますが、最終面接はすこし圧迫の雰囲気がありました。また、最終面接にいけば、かならず内々定をもらえるわけではなく、半分くらいは落ちるような気がしました。さらに、説明会の参加は必須ではないみたいでした。
内定後、社員や人事からのフォロー
1週間後くらいに先輩社員の方から電話があり、会社のことや研究のことについてお話する時間を設けてくださいました。
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科研製薬の 会社情報
会社名 | 科研製薬株式会社 |
---|---|
フリガナ | カケンセイヤク |
設立日 | 1948年3月 |
資本金 | 238億5300万円 |
従業員数 | 1,135人 |
売上高 | 720億4400万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 堀内裕之 |
本社所在地 | 〒113-0021 東京都文京区本駒込2丁目28番8号 |
平均年齢 | 41.8歳 |
平均給与 | 819万円 |
電話番号 | 03-5977-5001 |
URL | https://www.kaken.co.jp/ |
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