20卒 本選考ES
開発技術職
20卒 | 早稲田大学大学院 | 男性
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Q.
自己PR、セールスポイント800字
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A.
私は新しい環境や専門外の分野にも臆せず挑戦し、そして最後までやり抜くことができます。私が参加した夏季インターンの業務内容は発電用風車における増速機の振動計測と異常検知システムの作成でした。これは私の専門分野ではない業務に加え、使用するソフトやデバイスはすべて初見のもので、職場の方も使用したことがないものでした。最初の数日は思うような成果を出すことができず、焦りを感じることもありました。しかし入念な調査と、解決できない時は職場の方と積極的に相談、議論し、ひとつずつ問題を潰していきました。その結果、なんとか業務を遂行し実装直前の段階まで仕上げることができました。 また私が所属していたスキーサークルの活動とは別で、自身の技術向上とスピード強化のため、メーカーチームに入団ことも決意しました。メーカーチームの合宿ではではプロ選手から技術指導を受けることができました。またレベルの高い周りの学生から多くの刺激を受け、同年代の仲間に負けたくないという強い思いからスピード強化という最大の弱点克服に成功しました。その他にも自ら練習後にチームメイトやコーチにアドバイスを受けに行くことで、明確な理論とイメージを持って滑ることができるようになりました。この新たな環境のおかげで、私は自分のレベルを何段階も上げることができ、当時の目的達成を可能とした大きな要因であったと思います。 この力は大企業でありながら細胞シート等の新規事業に挑戦し続ける貴社においても必ず役立てることができると確信しています。 続きを読む
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Q.
志望理由800字
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A.
現在私は、定常流型補助人工心臓におけるメカニカルシールの潤滑特性について研究をしています。しかし私がこの研究を選んだ理由は、医療機器の研究がしたかったからではありません。私の専攻は機械なので、専門分野を広げるためバイオロジーも対象とする人工心臓の研究を選択しました。しかし当初の目的は達せられましたが、本研究を通し自分の成果が人の命を救うかもしれないと考えるようになり、そのやりがいに対する魅力から医療機器の業界を志望するようになりました。 国内外で使用され、人々の命を救う貴社の医療機器は魅力的であると同時に、特に開発技術職ではプロジェクトの最初から最後まで関与することができるとてもやりがいのある仕事だと感じました。また貴社の説明会での社員一人一人から医療に携わる者としての情熱と使命感が伝わってきました。私もその一員として幅広い知識を身に着け専門を極めることで、より良い製品を作り医療に貢献したいと強く思いました。私が実際に研究で使用する実験装置の製作経験からモノづくりに対してのやりがいも実感しています。したがって私はモノづくりを通じて医療に貢献したいと思い貴社を志望しました。 続きを読む
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Q.
テルモで挑戦したいこと、実現したいこと800字
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A.
私は医療機器分野の立場から社会の課題解決に挑戦し、誰もが医療を受けられる世界を実現したいです。現在日本をはじめとする先進国の高齢化と医師不足、後進国の発展にともない求められる高い医療水準などが問題になっています。特に日本では健康寿命の増加と、治療の負担軽減と効率化が求められています。健康寿命の伸ばすためには病気の早期発見に加え手術後の後遺症を減らすことが必要と考えます。また医療の効率を上げるためには優れた医療機器の開発はもちろんですが、製品の「モノ売り」ではなく、様々なサービスやシステムを盛り込んだ新たなソリューションを展開する「コト売り」が必要なのではと思います。患者の負担軽減のため高い技術力で低侵襲にこだわり続け、最新技術を取り込みつつ事業拡大を図ってきた貴社ならばこれらの問題に取り組むことができると私は考えます。また地域によって医療のニーズは変わってきます。技術者としてただ言われたものを作るのではなく、世界に目を向け、医療現場に耳を傾け必要とされるものを常に考え続けることで、日本のみならず世界中の医療、そして社会問題の解決に貢献したいです。そのためにも貴社の「医療を通じて社会に貢献する」という企業理念のもと、その一員として私も目標の実現のため精一杯頑張りたいです。 続きを読む
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Q.
研究概要800字(新たに備わった考え方)
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A.
私は体内埋め込み式の定常流型補助人工心臓を対象とした研究を行っています。この人工心臓は遠心ポンプによって血液を送り出し、重症心不全患者の心臓機能を代行するためのものです。この人工心臓には血液循環用のプロペラが取り付けられており、そのプロペラの回転軸と軸受で生じる摩擦熱の冷却や、洗浄のためのクーリングウォーター(以下C.W.)を内部で循環させています。また軸と軸受の隙間からC.W.側への血液漏れを防ぐため、メカニカルシールという密封機構が搭載されています。本研究室では実際の補助人工心臓の血液密封機構であるメカニカルシール部分のみを再現した装置を使用し、人工心臓の設計指針を得るための実験を行っています。従来の研究では血液漏れ量と回転摩擦の低減を目標にしてきました。 しかし血液側へのC.W.漏れについての研究はされておらず、その特性は不明であったためここに着目をしました。そこで私は、血液成分には含まれていないリチウムイオンをC.W.に混ぜ、血液側で検出されるリチウムイオンの量を計測することでC.W.の漏れ量を測定できるのではないかと仮説を立て検証しました。その結果C.W.漏れの存在が確認され、実験を通してその特性について明らかにすることができました。この研究を通して「今までの手法にとらわれず新たな視点から物事を考える」ことを学びました。 続きを読む
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Q.
学生時代の取り組み800字(高い目標にチャレンジ)
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A.
2つあります。1つ目は私が所属するサークルで参加する1000人規模の全国学生スキー大会で80位以内に入るという目標を立て、挑戦したことです。理由は昨年の大会では100位以内に入るという目標に惜しくも届かず苦い思いをしたからです。しかし同時に来年も挑戦し、より高い目標を達成したいとも強く思いました。まず私は昨年の自分と上位選手の滑りを比較、研究をしました。これによりオフシーズンは課題克服のためのトレーニングに取り組み入念に準備をしました.シーズン中はサークルの合宿練習だけでなく、メーカーチームに所属し合宿に参加したり、スキースクールで住み込みで働く合間に練習したりし、自発的に練習量も増やしました。雪上練習だけでなく自分の滑りを何度もビデオで見ながらフォームを改善しつつ、仲間や外部コーチの客観的な視点も積極的に取り入れました。その結果大会では55位と目標を達成することができました。ここでは目的達成のためには「多角的なアプローチ」が有効であることを学びました。 2つ目は同じくスキーの全国大会団体戦で、8位以内に入賞するという目標に向かってチームで取り組んだことです。私はキャプテンという立場からチームメイトを引っ張りました。スキーの団体戦は6人1チームでフォーメーションを維持しながら、または変形しながら滑走するという種目です。しかしレベル差や個人差があるため中々息の合った演技ができずにいました。技術的な指導も一人一人行い滑りの質の向上は見られましたが、チーム全体の劇的な改善にはつながりませんでした。そこで私はスマートフォンのメトロノームを導入し、拍ごとに全員の動作を統一させました。その結果、演技は大幅に改善がみられ、6位入賞と目標を達成することができました。何かを成し遂げるためには「使えるものは何でも使う」ことが重要であると感じました。 続きを読む