【脱炭素ビジネスを創造】【23卒】三井物産の冬インターン体験記（文系/MitsuiBusinessInternship(MBI)April）No.31122（慶應義塾大学/男性）（2022/12/5公開）

本選考の中に組み込まれているため参加必須のインターンだった。総合商社の働き方、考え方に至るまで実際に身をもって体験することで総合商社への理解をさらに深めたかった。また、就活を進めていく上でのレベルの高い仲間作りも目的のうちの一つにしていた。

とにかく自分史を磨くことを意識した。三井物産で求められる人物像を詳細に言語化し、その人物像に自分がいかに合致しているかを述べられるように準備した。OB訪問やない代謝訪問を7人行い、生の声（1次情報）を取るように心がけた。

本選考の中に組み込まれているので志望動機やガクチカも十分に作り込んでいく必要がある。

新規事業立案型グループワーク

3日間ひたすらグループワーク、最終日は発表（発表準備含む）と本社見学ツアー

競合との比較、自社アセットの強み、新規事業立案に関する考え方、商社の働き方

エネルギーの安定供給と脱炭素化を両立するビジネスを考えよ

1日目にやったこと

エネルギー本部の社員の方からざっとビジネスモデルやビジネス環境に関するレクチャーを受ける。その後グループワークを開始。質問は随時できる。1日の終わりには社員の方との1オン1面談。

2日目にやったこと

ひたすらグループワーク。アイデアを事業化していく作業に取り組む。わからないことは引き続き積極的に社員の方に質問ができる。1日の終わりには社員の方と1オン1の面談。

3日目にやったこと

朝から最終発表に向けての調整、発表練習。昼休憩を挟んで発表。発表前の時間には本社の見学ツアーも行われた。発表後は全員で懇親会。社員の方や、就活生との交流、意見交換ができる。

現場社員(本部はさまざま)

なし

自分の強みは何か、について表現することを強く求められた。意見を発するだけでなく周りをよく見ること、コツコツ取り組むことなどなんでも良いとは思うが自分の強みを最大限発揮するように言われた。良いところをたくさん見たい、と言っていた。

最終日の発表に向けて案が何度も白紙になり毎晩夜遅くまで班で残って作業しているときはかなり大変だった。睡眠時間もないので日を追うごとに寝不足と疲労が蓄積したのでインターン終了後の疲労蓄積はかなりのものだった。どれだけ質を追い求めるかによっても変わってくるだろう。

全員が主体的で、議論が活発だった。活発すぎて議論の方向性がまとまらないぐらいだった。

商社の新規事業を作る難しさを肌で感じたからこそ、求められるスキルや人物像が具体化した。またバリューチェーンや事業投資など一人歩きしていた単語について理解が深まった。何よりきつい課題に班員全員で立ち向かったことで強い絆が生まれ心強い就活仲間も手に入れることができた。

配属先が決定してから徹底的に事業環境について頭に入れておくと良いと思う。どの部署に配属になるかによって求められる背景知識が全く異なるため（それが商社の特徴でもあるが）配属先が出てから本番までの1週間ほどで徹底的に頭に入れられるとスタートダッシュに成功できると思う。

考え抜く、やり抜く、難しい答えのない問題に向き合い続けるといった姿勢が自分の性格にすごく合っていると感じたから。また、実際のオフィスの見学や毎日の社員の方との面談を通じて会社のことについてより知る時間も取られていて企業理解もかなり深まった。

自分より優秀な学生はたくさんいた。確実に内定が出るとは思えなかった。何が自分の武器なのか（強み）を明確化してそこを突き抜けるぐらい伸ばして発揮する必要があると感じた。その一人ひとりの良さを企業側も見ていると感じたので評価軸は一つではないと思う。

志望度が上がった理由は、企業の人に魅力を感じたからである。社員お方はそれぞれ強烈な個性を持っていてどの方の話を聞いても楽しく面白い。また、同期の就活生のレベルも高く、このような環境で切磋琢磨できると思うとワクワクした。実際に体感しないとわからない部分をたくさん知ることができた。

本選考の選考フローの中に組み込まれているため、選考直結である。インターンを通過しないとそもそも最終面接に進めないので心してしっかりと準備し、参加するべきだと思う。

もともと総合商社を志望していた。特に3大商社と呼ばれる三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、の3社を強く志望していた。働きやすさ、給与、業務内容、人、全てにおいて自分の理想とする職場環境だと感じていた。OB訪問をする中でOBの方々からも「君は商社向きの人間だね」とフィードバックをいただいていたこともあり、より自信にもなっていた。

商社への志望度がより高まった。中でも三井物産に関しては3大商社の中で一番行きたいと思った。業務や人を一番肌で感じることができ、純粋にワクワクしたからである。イメージは変化したというよりも仮説が検証された形である。正解のない困難な状況下でも、ビジネスを創造し続ける姿勢を持ち続ける商社マン像はより明確になった。