【暮らしを創る魅力】【21卒】一条工務店の夏インターン体験記（文系/営業職）No.8497（法政大学/男性）（2020/2/7公開）

ハウスメーカーに興味があったから。人の暮らしを創る仕事のやりがいに魅力を感じており、それを叶えるのは不動産業界の中でもハウスメーカーの持つ役割の重要性が大きいと感じたためインターンシップの参加を決めた。

選考等は特になかったのでその対策はしていないが、インターン参加前に大手ハウスメーカーの業界内順位くらいは確認した。

事業を拡大させていくボードゲーム

1日目にやったこと

座学が最初の2時間くらいを使って行われ、簡単な事業・業界理解を深めるワークを1時間ほど行った後お昼休憩。お弁当が支給された。その後応用編のワークを行い。そのフィードバック。ラスト1時間は自身のESの添削を内定者の方々がしてくれた。

なし

ハウスメーカーに顧客が求めることの1位が地震に強い家2位が省エネで温かい家というのは日本の現状から来るものなのだと再認識した。一条工務店がそのような高機能な家を安く提供できるのはCMを打たずに広告費を下げ、それを価格に反映させるというのをかなり推してきたのは印象的だった。

グループワークがメインだったので班としてどの軸を持ってワークを進めていくかを決めるのが大変だった。どの分野に投資していくかというので意見が割れたりしたのでその調整に苦労した。この時期と言うこともあってグループワーク慣れしていない人もちらほらいた。クラッシャーに当たると本当に大変。

一口にハウスメーカーといってもそれぞれ売りにしているところは違うと思うので、一条工務店ならではの強みを知ることができたのはよかった。一条工務店の強みは高品質な住宅を合理的な価格で販売するというものであった。逆に高級住宅を扱う三井ホームなどにも沸いたので今後は様々な特徴をもったハウスメーカーを見てみたいと思ういいきっかけになった。

特に業界についての事前予習はいらないと感じた。というのも１から詳しく説明してもらえる。それよりはグループワーク慣れをしておきたいところ。

ハウスメーカーはとにかく顧客ありきなので基本は待ちの営業で、商談も基本は顧客とのスケジュールとの兼ね合いなので働きにくく感じた。給与体系も最初は売った分だけインセンティブで反映されると思っていたが、現状売り上げはこの先そこまで見込めないのであまり期待できないように感じたから。

ハウスメーカーはとにかくその会社がどれだけ好きなのかということと、人柄がいいかの２点が大きいと思う。対人関係でストレスを感じずにずっとニコニコしているのは自分には向かないと感じたため選考は通らないと思った。逆にこの２点が問題ないと感じる人は学歴関係なく内定がもらえると思う。

ハウスメーカーの先行きの不安をひしひしと感じたから。今後高齢社会において増えていくのは明らかにマンション需要であると思う。実際にハウスメーカー自身がマンション分譲に手を出している海外事業にも積極的に取り組んでいるのも戸建て需要の限界を感じているからなのだろう。その泣けに飛び込んでいく勇気は私にはない。

インターンシップ参加者は早期選考ルートに乗ることができ、１２月に会社説明会、１月～２月にかけて選考に進む。インターンシップは選考なしの先着順なので志望する学生は参加しておいた方がいい。

人の住まいに密接に関われる仕事は何かと考えた際にハウスメーカーが思いついた。偶然合同会社説明会でハウスメーカーを見る機会があり、夢のある仕事だと感じインターンシップに参加しようと思った。ハウスメーカー以外にも社会的に大きな影響力のある仕事に興味があったのでカード業界にも興味があった。ミクロ的にもマクロ的にも、とにかく人に影響を与えることができる仕事に魅力を感じていた。

先述したが、ハウスメーカーの今後の先行きは怪しいと私は感じた。住まいという観点から仕事を選ぶのなら不動産業界にも目を広げていきたいと思った。ハウスメーカー数社見たが、見れば見るほどリスクのある職業だと私は感じた。離職率の高さからも見て取れるように簡単な職場ではない。ただ、本当に人当たりがよくてばんばん家を売れれば夢のある仕事ではあると思う。